旅のよもやま話

パスポートを洗濯しちゃった!果たして海外旅行はできるのか検証してみたよ

パスポート|洗濯|入国できる

こんにちは!たびなすびのちかです。

度々お伝えしている、私のおっちょこちょいエピソード。

お得意の突然の腹痛や、紛失物人のせい事件など数々ありますが、後で振り返れば笑い話になるかわいいものばかりでした。(自分では)

しかし、今回のおっちょこちょいはちょっと笑い事では済まされないレベルなのであります…。

メモ帳かと思ったら…

この日もいつものように、カゴいっぱいに溜まった洗濯物を洗濯機に入れ、スイッチを入れました。

一時間ほどで洗濯は終了。音楽が鳴ったら終わりの合図です。

早速洗濯物を干そうとベランダへと向かい、洗濯物を洗濯機から取り出しました。

 

まずは大き目のバスタオルを干し、

シャツやワンピース類をハンガーにかけ、

ズボン類は物干しに直接かけるため、長ズボンと短パンを振り分けていると…

 

…ん?

 

夫の短パンに違和感が。

 

カードでも挟まっているような下敷きのような硬さを感じました。

 

「あれ…?」

 

短パンのくせに、ポケットが6つもついているという曲者。

一つ一つポケットを外側から触り、違和感の正体を探していると…

 

「何かあった!」

 

側面のポケットから硬いノートらしきものを確認。

 

「なんだよー、メモ帳でも入れてたのかなー」

 

と、呆れ顔でボタンをはずし、ノートを取り出すと!

 

なんと!

パスポートじゃんか!!!

硬さはICチップだったのか!

ポケットから出てきたのは、しわっしわのべっちょべちょになった真っ赤な日本国のパスポートだったのです…。

どうしよ!

洗濯した人、かごに入れた人、どっちが悪い?

夫のしわくちゃパスポートを手に、すっかり固まってしまった私。

 

(え、パスポートって洗っていいの?)←いいわけない

(ドライヤーで乾かせばセーフ?)←なわけない

 

わけのわからないことを数秒考え、はっと正気を取り戻すと、

「大変大変!!!!」

と夫の部屋に駆け込みました。

 

「…またなんかやった?」

予知能力者かよ!
私「ごめん!!!」

夫「えーーやな予感」

私「パスポート洗っちゃった!!!」

夫「えええええええ」

私「気づかなかった」

夫「それは予想外だった!!!俺の!?」

私「そう!短パンのポケットに入ってたの!ごめんごめん!!!」

夫「やばいじゃん、マジでーーーー!」

 

ここで、私ははたと考えました。

なぜ私が謝らねばならないのかと。
ドジ度では夫を凌駕していますが、今回の件に関して言えば、私にはほとんど非がないと言えるでしょう。

だって、実家暮らし時代を思い返してみると、服のポケットにティッシュを入れっぱなしにしていた家族は母に文句を言われていたものです。

 

洗濯担当者=母

ティッシュばら撒き犯=服の所有者

 

ということになりますね。

バスポート事件に当てはめてみると、

 

洗濯担当者=私

パスポート水没犯=夫

 

となります。

実家では母が「ティッシュばら撒いてごめんね」と言うことなどありえませんからね。

ということで、若干私のせいにしそうな目をしている夫に、キッパリとこの公式を伝えました。

 

私「ということで、さっきは仁義上『ごめん』と言ったけど、本当に悪いのはよし(夫)だからね!」

夫「え、俺?」

私「ポケットを確認せずに洗濯カゴに入れた自分の責任だよ。」

夫「まあねー。別にちかを責めてないし。自分がいつもドジだからドキドキしちゃっただけでしょ。」

私「っく…(図星)」

 

結局私の性格の悪さが露呈しただけでした。ぐぬぬ。

使用可能か情報が錯綜

ネットで調べても、大丈夫と不可は半々といったところ。

写真の部分のシールが剥がれていると、偽造の可能性があるため一発アウトらしいのですが、あんなにガシガシ洗濯機に回されたにもかかわらず、写真ページは無事。

 

本来であればすぐに新しいパスポートを作ったほうがいいのでしょうが、韓国在住の身。

戸籍謄本の取り寄せやなんやかんやで、結構時間がかかりそうなのです。

タイミングよく(悪く?)、その数週間後は在住している釜山から九州へと旅行する手筈だったため、間に合わない。

 

これは、自分で体験してみるしかないでしょう!

韓国出国時

今回の旅行は高速船だったため、空港ではなくフェリーターミナルで出国手続きです。

その前のチェックイン時に、夫のパスポートを眺めていたカウンターの職員さんから一枚の書類にサインするよう促されました。

「パスポート破損・汚損に関して」(うろ覚え)というようなもので、要約するとこのパスポートで出入国できなくてもフェリー会社の責任ではありませんよ、ということを証明する書類。

やっぱり職員さんにもそう見えるのね!

「一応、サインをもらわなければならない規則で…」と言っていましたが。

 

さて、いよいよ(韓国)出国です!

韓国の連休なので、外国人が少なくすぐに夫の番はやってきました。

 

審査官が夫のパスポートを受け取り、

夫の顔と写真を見比べる。

見比べる。

見比べる。

指紋認証をし…

 

クリア!
ほっ。

 

私「ずいぶん見比べられてたね。」

夫「ICチップはやっぱりダメみたいで、番号を直接入力してたよ。」

私「あーそうなんだ。でも昔はそうだったもんね。」

夫「まあとにかく出国はできてよかったよ。」

日本入国時

出国はできても、日本入国ができなければ旅行もなにもあったもんじゃありません。

さて、福岡では無事に入国できるのか!?

 

結果、韓国出国時と同じく、ICチップは使用できないため手動入力で入国できました!

 

写真ページさえ大丈夫なら、洗濯したパスポートの使用は問題ないようですね。

ちなみに帰りの韓国入国では自動出入国ゲートを利用しましたが、これは写真ページを機械で読み取るだけなので問題なく通ることができました。

(自動出入国の記事 → 【韓国生活】外国人でも可能な自動出入国システム!ラクラクだけど、こんな落とし穴が…

洗濯したら各国スタンプはこうなった

ICチップや写真ページばかりが気になりますが、実は押されてあるスタンプも国ごとに違いが現れました。

まず、水に全くにじまなかったのは日本のスタンプ

出入国スタンプはもちろんのこと、自動化ゲートスタンプなど他のスタンプも一切にじまず!

 

韓国のも出入国スタンプはほぼにじみませんでしたが、その他のビザ関係などはにじみ、判別不能に。

東南アジアや、モロッコ、インドなどは跡形も無く、ただの水彩画のようになってしまいました。

 

ここでもインクの実力を見せ付ける日本、さすがや!

 

追記

とうとう羽田空港のエアアジアカウンターで搭乗拒否されました!

https://tabinasubi.com/hp/post-8781/

イミグレとか他の空港カウンターでは全く問題なかったんですが、カウンターの担当者の判断でこういうことも起こる可能性が…。

なので、やはり特別な事情がなければ、早めに新しいパスポートに変えたほうが無難です。

夫も飛行機に乗る時にドキドキハラハラするので、変えました!

 

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