こんにちは!たびなすびのちかです。
超がつくほどシーフード好きの私。
特に軟体動物が大好きで、何かにつけてそれをアピールするのを忘れません。
夕食のメニューを決める際に、何が食べたいかと聞かれれば、
「タコかイカ」
とブレずにいつも答えています。
あまりの登場回数の多さと一辺倒な回答に辟易した夫についに、
「いっそタコかイカになってしまえ!!」
と言い放たれてしまったほどですが、今日も負けずに主張を続けているのであります。
一途!
軟体好きの夢の鍋
韓国にはそんな軟体ラブ人間のためのメニューがあるのをご存知でしょうか!
その名も、
ヘムルタン(海鮮鍋)
その名の通りシーフード鍋ですね。
しかし、海鮮と謳っているにも関わらず、鍋の中に魚は存在しません。
中に入っているのは、
タコ!
イカ!
エビ!
カニ!
アワビ!
貝類!
ある者に言わせれば、
「全部同じ食感じゃね?」
何という暴言!!
その食感こそが、軟体ラブ人間の理想だというのに…。
逆にこのラインナップを見て、キラーン!と目が輝いたそこのあなた!食すべきはこの鍋です!
店によって割合があるから注意!
釜山は福岡の近所で、高速船でも3時間あまりの距離にある港町。
そのためソウルより料理に魚介類が登場する事が多く、韓国人が大好きな会食でもお刺身や魚介料理がよく選ばれます。
上記のヘムルタンもしかり、専門店も多く、また、ビーチ沿いの店でもメニューの中に見ることができます。
しかし!
ヘムルタンと言っても、お店によって内容に非常に差があります。
特に専門店ではなく、刺身や他の鍋に混ざってヘムルタンを置いちゃってる系の店。
これ『野菜フューチャリング、イカ・タコ』でしょが!!!というなんとも無残な結果に終わることもしばしば。
大根やもやしに埋もれ、ちょこんと下足の端っこを見つけ大喜びをするということになりかねません。
更に、ヘムルタンには凶器が入っていることもお忘れなく。
その凶器とは、
ミドドク
(写真はこちら、ちょいキモ注意)
薄茶のブニブニしたどんぐり形の風船と考えてください。
これがヘムルタンの中に潜伏しているのですが、そんなこととはつゆ知らず一口パクッ…。
口内爆発!!
ブチュー!!(弾ける)
うげーーー!!
口中に広がるミドドクテイスト…。
どんな味かと言われても表現できません、生臭くて磯臭くて超独特な好き嫌いが分かれる感じ。
ホヤが好きな人と嫌いな人がいるような、そんな感じ。(味は違うけど)
海鮮鍋屋の店主がミドドク好きの場合、ヘムルタンはもはやミドドクタンになっている場合もあるので、食事が修行のようになったこともあったっけ…。
理想のヘムルタン屋はここ!
野菜に海鮮が打ち勝ち、なおかつミドドク地獄に合わない理想的なヘムルタンの店をご紹介!
こちら!
母と息子でやっているヘムルタン屋さんで、居酒屋さん風ですがメニューは、ヘムルタンとヘムルチムのみのれっきとした専門店。
ヘムルチムは、海鮮蒸しという意味で辛いコチュジャンベースのソースを絡めて食べる、スープなしのもの。
韓国人は結構好きな人が多いのですが、私は辛すぎて逃げ場もないのでちょっと…。
ヘウンデは超観光地なので、メイン通りには観光客向けのきれいなレストランが並んでいますが、味はイマイチ。
ここは路地裏のモーテル街にあるちょっと怪しい通りにありますが(治安は問題なし)、客のほとんどは韓国人で地元民が多いのは、味に保証があるからでしょう。
最近(2016年11月末)に行ったら店がリノベして超綺麗になってた!儲かってるー!
実はここのヘムルタン、結構辛いので「辛くなくして!(アンメプケ ヘジュセヨ)」と言ったほうがいいかもね。辛いもの好きはそのまま挑戦してみてください。
鍋には、てっぺんに、
タコドーーン!
タコとアワビはまだ動いています。
野菜は少なめ、誤魔化しなしっ!
食べ終わる頃には、歯が痛くなっていることでしょう…。噛みすぎて…。
8割方食べ終わったら、ポックンパッ(チャーハン)を注文するとグッド。
残り汁をダシに韓国式鍋敷きおこげチャーハンを作ってくれます(別料金だけど安いよ)。
ここのヘムルタンを食べた後は、若干アゴ周りがほっそりするような気がするのでした…。
ヘウンデ遠いよ!という場合
南浦洞(ナンポドン)のケミチプもダイナミックで目にも楽しい、食べても美味しいしオススメ!
ですが、お客さんの9割は日本人(それだけ日本人の口に合うってこと)で、旅情気分は沸かないかも。
ちょっとお店も暗いのも難点ですが、ショッピング街から近いので便利。
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目的別二泊三日の旅プラン
・【釜山旅行プラン①】海鮮を食べ尽くす編!港町を思う存分堪能しながら観光するモデルコースはこれだ!
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