こんにちは!たびなすびのちかです。
我が家で超盛り上がっている、マドンナジャパン(女子野球日本代表)の試合観戦。
ほんの数日前までは、競技があることすら知らなかったはずなのに、自宅から目と鼻の先(現在釜山在住)でワールドカップが行われているとあれば、行かないわけには行きません。
初回はパキスタンの部活的な試合運びに肩入れしたり、日本の応援に韓国人応援団(といっても動員)が日の丸を振っていたりと、なかなか珍しいものを見学でき大満足でした。
(詳細記事→ 侍ジャパン女子を釜山で観戦!なんと日の丸を振る韓国人応援団が!!)
試合開始直前に着いたのに、バックネット裏で観戦
平日の午後5時過ぎ、大方の仕事が終わりコーヒーを飲みながら職場でくつろいでいると、夫から着信が。
夫「ねえ!今何やってんの!?」
私「何って、普通に仕事。」
夫「まだ終わんないの?」
私「ううん、ほぼ終わってコーヒータイムだよ。」
夫「じゃあさ、野球行こうよ!マドンナ!7時からだって!」
これはよい平日アフターファイブの過ごし方!
しかも女子野球ワールドカップ、信じられないことに全てが無料なのです。
場所がちょっと外れにありアクセスが悪いので、車がないとちょっと不便なのでそうなのかな?
断る理由も無いので、夫の誘いに乗ることにしました。
出発するためちょっと時間がかかり、プレイボールに到着できるかはギリギリに。
すると、
キューン!
キュンキューーーン!!
※スピード出して車線変更の音
釜山タクシーも真っ青のマリオカート運転!
夫もすっかり釜山アジョシ(おじさん)ですね。溶け込みすぎ。
夫のタクシー風運転により、国歌斉唱直前にスタジアムに滑りこむと、なんとバックネット裏最前列が空いているではありませんか。
特等席ゲット!
強すぎる日本チーム
この日は、
日本 VS 台湾
ここまで日本は、
対カナダ 8-2
対オランダ 12-0
対インド 18-0
対ベネズエラ 7-2
すげえ強えんだ…
この日も先発ピッチャー120キロ越えの投球!
他のチームが100キロ越えもなかなか難しい中、ビュンビュン投げます。
これでエースじゃないってんだから、恐ろしい。
鉄壁ですわ…。
リアクションがめちゃくちゃいい韓国人
日本から来た応援団や、ご家族は3塁側にまとまって座っていたので、バックネット裏は比較的韓国人が多め。
マイナースポーツなので、本当に野球好きのおじさんや、散歩がてら来ちゃった親子づれなどに囲まれて観戦していました。
日本のピッチャーが投げる球が速球なのと、エラーのない男子顔負けの守備に感心しきりの観客たちは、いちいちリアクションがオーバーです。
日本だと、心の中で(すごいなあ)とか(なかなかやるな)と唸りながら観戦するでしょうが、ここはコリア。
思ったこと全てが口から出ます。
スッ(ピッチャー構える)
パアアアアアン!!!!(キャッチャーミットにジャストミート)
「イヤーーーーーー!!」(感心の声)
「イヤーーーーーー!!」
「イヤーーーーーー!!」
「イヤーーーーーー!!」
「イヤーーーーーー!!」
↑同時に言う韓国おじさんたち
スッ(ピッチャー構える)
パアアアアアン!!!!(キャッチャーミットにジャストミート)
空振り三振!
「アイゴーーーーー!!」(参ったな、的な意)
「アイゴーーーーー!!」
「アイゴーーーーー!!」
「アイゴーーーーー!!」
「アイゴーーーーー!!」
↑同時に言う
ほぼこの繰り返しBGM。
おじさん達はもちろん、ほぼ野球をわからないであろうおばさんまで、
「日本の球は重みもあるし、台湾はタイミングが合ってなくて全然ダメね!イヤーーーー!!」
と即席解説者となり、おのおの感想を述べていました。
暇なボールボーイが解説しながら観戦
「スゴイ!!!」
「ガンバッテ!!!」
「大丈夫って日本語でなんて言えばいいんだよ!」←韓国語
「ダイジョウブ!だろ」
「ダイジョウブダイジョウブ!!ガンバッテ!!」
突如隣から日本語の単語が聞こえてきたかと思ったら、仕事を終えたボールボーイ達が本日最後の試合を観戦しに来たようです。
20代前半と思われる男の子たちは、日本選手に興味津々。
何とか日本語で応援してあげたい模様。
「俺はさー、○○が気になるんだー」
「△△も可愛いし、××はすごい優しい」
「やっぱり日本いいよなー。」
「可愛いって言ったら日本以外ない!」※個人の感想です
と相当日本に入れ込んでいる様子。
彼らもナイスプレーを間近で見ては、
「イヤーーーーーー!!」
「アイゴーーーーー!!」
をおじさん達と同時に連発。
その時、ファウルボールが日本のキャッチャーに強く当たってしまい、顔をしかめ痛がる場面がありました。
「あ、かわいそう…」
「痛そう…」
「こういうときはな、こう言うんだ。『ノム… アップショッチョ…(すごく、痛かったでしょう…) 』」
「そしてこうだな、『タリ…ケンチャナッ…ソヨ…(足…大丈夫です…か…)』」
「ささやくのか。」
「そうだ、優しくな」
「こうか?『マニ…ノッラッ…チョ…(ほんとに…びっくりしたでしょう…)』」
「いいささやきだ…」
「直接言いてえ!!!」
だめだ…
面白すぎる…
こんな会話してるけど、皆、
見た目のび太くんだよ…
隣の夫も肩を震わせ笑いをこらえています。
「何だよあいつら…」
面白妄想トークはその後も延々と続行。
結局日本が10-0でコールド勝ちするのですが、この日の帰り道は、
おじさんの感嘆詞と、ボールボーイの会話しか記憶に残りませんでした。
最後に
「ガンバッテ!!!スゴイ!!!」
と大声で叫んだボールボーイたちに日本選手が振り返って笑顔で手を振り、彼らは大盛り上がりで本日の業務を終えたのでした。
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