こんにちは!たびなすびのちかです。
サムギョプサルに、キムチチゲ、トッポギにカムジャタン。
韓国料理はおいしいですが、旅行中となればついつい食べ過ぎてしまったり、いつもより辛く刺激な味に胃が疲れてしまうこともあるかもしれません。
しかし!イメージに反し、韓国料理は全てが真っ赤なわけではない!
まったく辛くない、優しい料理もたくさんあるのです。
健康関係には意識が高い韓国人
健康に関しては、韓国の特に中高年は非常に敏感です。
若い人はカップラーメンでランチを済ませたり、おかししか食べずに学校に来たりと、結構驚愕な食生活を送っている場合も有りますが、彼らは総じて一人暮らし。
実家に住んでいる場合には、お母さんがきっちりと健康管理をしています。
朝から数種類のおかずが並び、毎日日替わりスープもどんぶり一杯。
娘が少し太ればダイエットを強制(←え)し、息子なら筋トレを促します。
市販のものはあまりよくないもの、と考える人も多く、キムチはもちろん、味噌、醤油まで手作りはデフォルト。
電子レンジを極力使わないようにする主婦もいるほどです。
そのような層が一定数いるため、外食産業も二極化しています。
一つはおいしく安いチェーン店。
しかし、上記の層はこの手の店を信用していません。まず作っているところが見えないからです。
若者に大人気!と大学生などで埋め尽くされている店はだいたいこっち。
そしてもう一つは、手作り感が満載で安心安全の健康食店。
昔から長く続いているお店はだいたいこのパターン。
中高年でにぎわっているお店に行けば、だいたいアタリです。
わがままを言う姉と受け入れる妹
仕事のため、遊びに来ていた妹を振り回すこと二日。
かなり疲れていた妹が慶州二日目の朝に起床したのは、10時前でした。
(慶州に行った理由の詳細→ 慶州のビジネスホテル『ミニホテル141』は広くて新しい!難点は半透明のトイレかな)
釜山マスターである我ら夫婦は、妹に食べさせたい釜山グルメが少なくとも20種類はあります。
しかし!
私はめちゃくちゃお腹がペコペコだった!
夫「釜山で○○か△△食べようか。」
妹「あ、どっちも美味しそう!」
私「…」
夫「1時間以上かかっちゃうから、11時過ぎるけど大丈夫?」
妹「全然大丈夫だよー。」
私「…」
妹「あれ?お姉ちゃんどうしたの?」
夫「まさか…」
私「私は無理。ペコペコだから今すぐ食べたい。釜山まで持たない。」
妹「…そっかー、じゃあここで食べる?」
私「そうして!絶対!」
夫「どっちがゲストだよ…」
という私の鶴の一声により、優しい二人とともに慶州ランチをすることになりました。
韓国のgoogleことNAVERで検索すると、帰り道に有名なカルグクス屋さん(韓国風手打ちうどん)があるとのこと。
ありがとう! NAVERソンセンニム(先生)!
昭和の内装と登山客
やってきたのはこちら、
慶州の街に溶け込む伝統韓国家屋の外観。
玄関に入ると、真ん前ではところ狭しと小麦粉の袋がうずたかく詰まれ、粉まみれになったおばちゃんが一生懸命棍棒で麺をこねています。
ここアタリ!
「奥へどうぞー」
通された部屋は古めかしい長テーブルが置かれた広い座敷。
韓国伝統家屋は、寒さ対策のためか窓が小さく昼間でも中が薄暗いのですが、この座敷もしかり。
グリーンの何とも言えない柄のビニールテーブルクロスが昭和感満載です。
店「ご注文は。」
私「カルグクス3つと、パジョン(チヂミ)ください。」
店「はいよ。」
これでお腹に入れるめどが立ち、ほっと一安心です。
すると突然妹が、
妹「ねえねえ、あの人たちめっちゃうるさいんだけど、何?」
妹の視線の先には、先客の登山帰りの中高年グループ。
私「あー、ドンドン酒飲んでっからね。」
妹「ドンドン酒?」
私「マッコリみたいなやつで、登山のお供だよ。」
妹「マッコリより強そうな名前だけど、何で運動とお酒がセットなわけ?」
私「あの人達はね、登山が好きでついでに飲んでるわけじゃなくて、飲みたいから登山に行くんだよ。むしろ。」
妹「すごいね。めっちゃ声でかいし。」
私「頂上で焼酎飲んでダッシュで下山するオジサンもいるよ。」
妹「パワフルすぎるね韓国人。」
私「たまに転んでる」
妹「そりゃね。」
そう、韓国人とお酒は切っても切れません。
なにせ大学の体育祭の主な経費は酒代なのですから。
朝9時から教授も学生もグラウンドの周りのテントで行事を見ながら酒盛りです。
ついてけねえよ、コリア!
グレーの麺、コレ一体…
「おまちー」
薄い具沢山のパジョンとカルグクスが運ばれてきました。
カリカリに焼かれ、つなぎが必要最低限しかないパジョンは見た目からおいしそう!
一方の有名だというカルグクスは、というと、
超グレー…
見た目良くない感じだよね…。
さらに暗めインテリアもそのグレーを強調させています。
夫「有名なんだよね、ここ。」
私「NAVERではね。」
夫「グレーって…」
と不信感を抱きつつ一口スープを飲んでみると、
優しい…
韓国なのに…
口々に優しい系の形容詞を発し、ぺろりと平らげました。
夫「ところで、これなに味だろうね?」
私「大豆じゃない?」
妹「でも麺もグレーじゃん。」
私「あ、確か韓国の小麦粉はちょっと色がついてるって聞いた。」
妹「へー、そうなんだ。」
妹に得意げに知識を披露しましたが、後で調べたら、アレ、
ゴマを練り込んだ麺だって!
だからグレー!
ということで、私のとっさの回答はほぼ勘であるということが分かった慶州旅行でした。
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