韓国生活

韓国のアパートは駐車が激安!敷地内で路地走行と縦列駐車も練習できるよ

こんにちは!たびなすびのちかです。

我が家の車は中古の白いコンパクトカー

数年前に夫が免許を取ったと同時に買ったものです。

シティーボーイの夫は全く車に興味がありませんでしたが、ひょんなことから韓国で免許を取ると、車を手に入れたその日からほぼ毎日乗り回しています。

うちの車は丸っこい形をしているのですが、夫も運動不足が進行し日に日に同じ形に。

今では茶色か白か、その色でしか判別できないほど激似です。

激安駐車料金とギュウギュウ駐車

そんな夫の愛車は、いつもアパートの駐車場にとめています。

韓国第二の都市、釜山の中心部の(ボロ)アパートであるにも関わらず、駐車代はなんと、

 
月2000ウォン(約200円)
 

逆に無料でよくない?と思うほどの低価格!

警備のおじさんに聞いたら、2000ウォンはアパート住民と証明するステッカー代だそうです。なるほどね!

 

最近韓国で建てられているアパート※は超高層タワーが大人気で、40階、50階は当たり前、80階建ても登場するなど高さはとどまることを知りません。

(※アパート…日本で言うマンションで、非常に世帯数が多いのが特徴。)

そのようなアパートでは地上に駐車場を作るスペースが確保できないため、地下スペースを駐車場にします。超高層アパートなどは地下も5~6階までと深くなります。

 

しかし、私たちの住まいであるアパートは何と築40年もの。

そのころには地下駐車場などという発想もなかったのでしょう、釜山中心部にも関わらず、地上にアパートの建坪と同等程度の敷地がありそこが駐車場となっています。

40年前はさぞ余裕があったでしょうが、それから韓国の高度経済成長が進み、車社会となった釜山では一世帯に一台車を持つことは珍しくなくなりました。

 

だからそう、ギュウギュウ。

 

もともとはアパートの側面に沿って駐車スペースを作っていたようです。

しかし年々増える車に対応すべく、側面と側面の間にも一列、いやいや、一列じゃ足りないから斜めにして二列にしよう、とどんどん駐車スペースを増やします。

そして最近では、ギリギリ車一台が通り過ぎる幅さえあればもうどこにでもとめちゃえ状態。

 

さらに韓国人の性として、『武士は食わねど高楊枝』ならぬ、『韓国人は余裕があらねど大型車』ということわざがあり(嘘)、小さい車が路上で受ける迫害がすさまじいため、身の安全と精神の安定のため、皆無理してでも大型の高級車を持ちます。

築40年のボロアパートのうちの駐車場でさえ、外車とはいかないまでも韓国産プレミアム車が並んでいます。(家と車値段ほぼ一緒かも!)

 
ギュウギュウ増長!
 

アパート敷地内だけで、路地走行テクニックと駐車テクニックは日々磨かれていくのです。

駐車スペースは早い者勝ち

夫の実家はマンションで、年に一回駐車場の抽選があり、当たれば敷地内に駐車することができるそうです。

その際にすでに区画が決められており、部屋の位置に関係なく当たった場所に一年間とめなければならないとのこと。抽選にもれた世帯は近くの月極駐車場を探すのだとか。

 

一方、釜山の自宅駐車場は、基本的に早い者勝ち。

上記でも述べたように、非常にテクニックが必要とされる場所は避けられる傾向にあります。

広さに余裕のある人気スペースというのも存在するため、帰宅時に当たった、はずれた、などとおみくじ感覚を楽しむこともできます。

 

とめられなかった場合?

 
その辺にとめます。
 

しばらくすると、「車どけてー」と電話がかかってくるので、そうしたらどけます。

韓国ではこのような事態が多すぎるため、フロントガラスに電話番号提示は必須!

 

個人情報漏洩? 何それおいしいの?

そんな感じの韓国ライフなのでありますー