韓国生活

【慶州格安ホテル】広くて新しい『ミニホテル141』!難点は半透明のトイレかな

こんにちは!たびなすびのちかです。

なんと釜山に、わが妹が遊びに来てくれました!

 

その名もさっちゃん

サ行で始まる名前はなぜかとっても優しげ…。

本当に色白で穏やかな雰囲気の妹です!

 

私の名前はちか

タ行カ行って、ちょっと強めの発音…。

色黒で明朗活発なガツガツ系。

 

名前ってすごいや!

慶州Photography by YOSHI

予定があるのに、突然慶州への出張が決まる

妹の来韓は、私の仕事が本格的に開始される前の時期をお願いしました。

そのほうが一緒にたくさん遊べますからね!

妹も日程を調節し、あと3日で釜山に来る!という日。

 

上司「あ、今週末(4日後)慶州に1泊でワークショップあるから。」

 

え。

 

ええええええ!!!

 

私「あ、あの妹来るんですよう!!初釜山!」

上「あら…。でもこれ社員は絶対参加なのよ。」

 

がーん!

 

私「じゃあ!妹は!うちの妹はどうすればいいんですかっ!!!一人で放っておけと!?」

 

出ました、必殺「一人じゃかわいそうでしょ」攻撃

 

説明しよう。韓国人は一人で何かをさせる(特に食事)のを異常にかわいそうに感じる人たちなのだ!

これを言うと、韓国ではどんな人でも罪悪感を感じてしまうことを知っている私が、あえて発言するという卑怯な手法!

 

「それは!いけないわ!…でも、これは全員参加しなければならないの。どうしましょう…」

 

罪悪感いっぱいの上司はとても困っています。私も上司に罪悪感…。

 

「じゃあこうすれば!妹さんも私たちと一緒に泊まればいいのよ!」

 

あああ!忘れていた…。

説明しよう!韓国人は結構初対面でも雑魚寝とか平気なのだ!

多少不便でも、皆一緒のほうが一人ぼっちよりもよいと考えるんだった…

 

でも、妹は日本人なので、私の上司二人に囲まれて寝るのは気が休まらないでしょう…。

 

そ・う・だ!

 

慶州の他のホテルを取って、ワークショップ後に合流すればいいじゃん!(夜11時までだけど)

夫にも相談すると、

 

「じゃあ俺慶州まで車出す!」

 

話がわかるねえ!

ということで、急遽妹の釜山ツアーはプラス慶州、となったのです。

 

慶州ファミリー向けホテル(ヒルトン・ヒュンダイ)の恐怖

慶州Photography by YOSHI

 

慶州は韓国の古都で、有数の観光地です。

そのため宿泊施設は町の規模よりは多いのですが、市街地エリア観光地エリアにホテルが分かれて存在します。

私たちがワークショップをするのは、湖のほとりの観光地エリアの高級ホテル。

市街地までは遠いので、こちらに妹のホテルをとったほうが便利でしょう。

 

が、

あいにく金曜日のため、よさそうなホテルは高すぎ…。

しかも夫も結局同行することになったため、2部屋必要です。

 

ヒルトンホテル
56万ウォン(5万6千円)
 

ヒュンダイホテル
40万ウォン(4万円)
 

ひえええ…。

家賃より高!

 

でもでも、私の都合で二人を振り回しているし…、

せっかく観光地に来てるから、テラスで湖でも眺めながらモーニングコーヒーとか…、

ラグジュアリーなプールでゆったりひと泳ぎとか…、

してほしい!

 

そんな気持ちで、高級ホテルの予約ボタンを震えながら押そうとすると、夫がボソッと、

 

「小学校最後の週末だから、プールとかイモ洗い状態かもね。廊下もロビーも元気な子供たちでいっぱいだよ…。」

 

価格 ≠ 静寂

 
観光地エリア、即却下。
 

ビジネスホテルのような慶州『141ミニホテル』

試行錯誤し、結局慶州駅前のできたてホテルを予約しました。

その名も、

5階建てのそのホテルは、慶州駅(KTX到着駅ではない)から歩いて1分のわかりやすい立地。

4時以降チェックインとのことでしたが、私の都合で2時半に行くと快くチェックインさせてくれました。

 

このホテルにはサウナ(銭湯、5:00~21:00)がついており、入浴料5000ウォンのところ宿泊客は2500ウォンで入れるとのこと。

部屋にはバスタブがないので、お湯に浸かりたい場合にはサウナへ行くといいでしょう。

地下には自由に使えるラウンジスペース(2000ウォンの朝食はここで。前日夜10時までに申し込むこと)あり、デスクトップパソコンも設置。

 

部屋はまず無駄に玄関が広く、室内にはダブルベッドとそれより床スペース、トイレとシャワー。

アメニティ(歯ブラシ、シャンプー系)、ドライヤー、ガウン、電気ケトル、水2本、WIFI有り。

清潔で水周りもきれい、大満足でした!

 

が、もし微妙な距離感のふたり旅だったら、バスルームの透明度5%くらいのすりガラスはちょっとスリリング。

 

「あ、座った。洗面台に移動した。またトイレだ。」

 

といる位置はなんとなくわかる程度の黒い影が見えます。(フォルムはわからない)

宿泊する同伴者との距離感、繊細さなどを考慮したほうがいいでしょう。

 

私は全く問題なし!

夫はちょっと気になる!と繊細自慢をしていました。

 

天使のような上司の一言で救われる

後ろ髪を引かれる思いで、私は仕事場へと向かいます。

すると、なんと夕食は高級ホテルのビュッフェ!

 

夫と妹には申し訳ありませんが、結構テンションあがりまくり。

結局4回もおかわりをし、満腹すぎてその後のワークショップの記憶がありません。

 

(お腹がはちきれそう…。そして眠すぎる…)

 

上司「ちかさん、そーっと帰りなさい。」

 私「ふえ?」

上司「妹さんもかわいそうだし、外国人には大変過ぎるわ今日は。」

 私「本当ですか…(涙目)」

上司「明日も来なくてもいいから。」

 私「菩薩…」

 
結局高級ビュッフェ食べただけ。
 

幸せなだけじゃんか!

 

こうして私のワークショップは数時間で終わりを迎え、妹と合流するとお酒が弱い二人を差し置いて私がビールをがぶ飲みしたのでした。

夜はぐっすりだったよ!

 

・『141 ミニ ホテル (141 Mini Hotel)』を見てみる

 

 

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