マレーシア生活

ペナンの海沿いでエビカニを食べまくれ!高級マンションに囲まれる超ローカル店

こんにちは!たびなすびのちかです。

海に囲まれたマレーシアのペナン島

となれば、シーフードは美味しいはず!ですが、私達のご飯といえば飲茶にカレーにナシゴレン…。

現在釜山に住んでいるため、シーフードよりそういうものにテンション上がっちゃうんですよね。

もはや映画のワンシーン、ストレイツキー

世界遺産であるペナン島の中心街ジョージタウンから西へ少し行くと、海岸沿いに開発されたセレブエリア、ガーニードライブがあります。

更に西に行くと、バトゥーフェリンギという5つ星ホテルがプライベートビーチを持つリゾートエリアが。

ここまではよく知っていたのですが、ガーニードライブとバトゥーフェリンギの間に何やらニョキニョキと真新しい建物が見えるのです。

 

私「アレってなんだろうね、今やガーニーよりも開発度が高そう。」

夫「ちょっと行ってみようか。」

 

私達はバス乗り放題パスポートを持っているので、どこでも好きなときに小銭なしで降りられるのだ!

(→ ペナンのバス乗り放題!『rapid Penang PASSPORT』で小銭の心配なし!

 

するとそこには…

映画でトム・クルーズがかっこ良く逃げるようなヨットハーバーと、それを見送る美女が座っているようなカフェエリアが!

 

「なにこれ…」

「映画じゃん!」

 

すっかり虜になった私達は、美女カフェがある建物の中に入って行きました。

ここは『ストレイツキー(Straits Quay)』というショッピングモール。(Straits Quay公式サイト

スタバが一番お手頃価格何じゃないかと思われるほど、なかなか値の張るお店が大集合です。

カニとロブスターのお店で、カワイイ店員さんに声をかけられたのですが、人気のセットが

 
398リンギット(約1万円)
※多分、うろ覚え、でも衝撃だったからこのくらい

 

ふらっと立ち寄った私たちには入れないよ…。

改めて意を決して来るよ。

ペナンの高級住宅地、キーサイド

高級モール『ストレイツキー』の後ろには、高層コンドミニアムが建っていました。

その名も

 

キーサイド(QuaySide)

『QuaySide』公式サイト

 

目測30階建て以上!

海岸を埋め立てて作ったこのコンドミニアムは、ほぼ全てがもちろんシービュー。

ベランダには居心地の良さそうなテーブルと椅子が並べられています。

天井にはファンまでも!

 

夫「ここでモーニングコーヒーとか…すごくいい…」

私「ここでイブニングビールとかも…すごくいい…」

 

モールの方からぐるりと海沿いにまわると、夕方まで開放されているコンドミニアム専用の道に入ることができました。

海沿いは芝生になっており、何とまあ居心地が良さそう!

ヨガをやったり、ジョギングをしたり、スケボーしたり、皆思い思いに過ごしています。

 
地上の楽園ここにあり…。
 

しばしの妄想に浸る我ら夫婦でした。

タイムスリップしたかのようなローカル店

妄想を終え現実に戻った我々は、キーサイドの裏手に見えたビーチ的なエリアを目指すことに。

そこには数十の簡素な漁船と、数羽で徒党を組むアヒルと、下半身丸出しの赤ちゃんと、絶対にマレー系(ムスリム)なのに缶ビール10缶以上開けてるオヤジ軍団に遭遇。

モール歩いてる人たちと全然違う…。

一瞬にして50年位タイムスリップしたみたいです。

 

しかし画になるのは断然こちらの風景。

カメラ大好き夫はもう走りだしていました。

夕日とのコントラストが一番キレイな場所に…。

どこか知らないけど…。

 

夫が戻るまではきっと相当時間がかかるので、アヒルの様子を観察することにしました。

アヒルは海に入っては流されて岸に降り、また海に入るという不毛なことを繰り返していました。

一旦海に入った後は、羽をバサバサっと広げ水を切っているようです。

なのにすぐにまた入る。そしてバサバサ。

何をしたいのだ君たちは。

 

15バサバサくらいで夫が帰還。

海から道路へ抜ける道の先には、オープンエアのシーフードレストランがありました。

結構な空腹と、モールで高額のシーフードを見てからシーフードへの執着を感じていたので、ちょっと入ってみることに。

 

夫「ここならいくら何でも1万円はしないよ。」

私「そうだね」

店「歓迎光臨」

 

中華系島ペナンではほぼ100%中国語で話しかけられます。

フランス人とかイタリア人が外国で問答無用で英語で話しかけられる感じ。のアジア人バージョン。(わかりにくい?)

 

店「うちはねー、エビとカニの店だよ。エビは500グラムから、カニは1キロからだよ。」(中国語通じないので英語)

夫「その量が果たしてどのくらいなのかわからない…。二人なら十分?」

店「十分だけど、足りなければ足せばいいよ。」

夫「確かに、じゃあそれとビールで」

 

このお店は通称『エビカニ屋』地図

 

すると、炒め物屋と揚げ物屋、サテー屋がそれぞれメニューを持ってきて、

「うちの料理は要らない?」

と注文を取りに来ます。

必要ならお願いして、要らなければ断ればOK。

私達はチャーハンをオーダーしました。

エビは塩が聞いてて美味しい!カニは食べにくい

エビ、でーん!

カニ、ででーん!

こん棒、でででーん!

 

…こ、こん棒?

これでカニを叩き割りつつ食べるみたいです。

今回は初回なので、とにかくカニの食べ方が下手の極み!

このカニは何の種類なんでしょうか。マッドグラブ?

手のひら大くらいのサイズなんですが、歯で絞り出す感じで食べたので歯に挟まりまくり…。

 

美味しい→挟まる→叩く→絞りだす→殻食べる→ガリっ…→挟まる→でも美味しい

 

てな感じで、美味しかったけど面倒でした。カニマスターになりたい。

エビはエビですよ、美味しかった!

カニを目の前にすると、エビの皮むきの面倒臭さなんて気にもならない大らかな心の持ち主になれます。

 

私「次はエビのみ1キロでもいいかもね。」

夫「そうだね。揚げ物系でもいいかも、イカリングとかあったし。」

私「カニ…深いね…」

 

お会計はカニ1キロで56リンギット(約1400円)、エビ500グラムで20リンギット(約500円)でした!

モールで食べなくてよかった…。

 

いや、モールはエアコンとキレイなトイレと内装と素敵な盛り付けなんでしょうけどね。

 

帰りは道路へ出るのですが、すごくローカルな町並みが見られます。

目の前にそびえ立つ高層コンドミニアムを眺めて何を思うのか…。

 

中華系「俺の土地も来年あたり売ったら…いひひひひ…」

※フィクションです。

 

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