こんにちは!たびなすびのちかです。
ペナンの公共交通機関はバスのみで、なかなか目的地近くにアクセスするのは難しいものです。
また、待ち時間も旅の楽しみではありますが、何度も続くと少々もったいないと感じてしまいます。
ということで、前回世界中で爆発的に広がっている配車アプリ『UBER』を使ってその便利さに感動していたのですが、ペナンでは『Grab』というアプリのほうが使い勝手がいいとの情報が。
夫がアプリをダウンロードをしていたので、私も使ってみたくなりすぐにダウンロードをしていると、
夫「あ、まだダウンロードしないで!!!」
私「え、何で?」
夫「しちゃった?」
私「うん、すでに。私は何でもすぐに行動を起こすタイプだからね。」
夫「あーあ。俺が招待すれば10リンギット無料になったのにー。」
私「えええええ!早く言ってよ!」
夫「だからよく読んでからしてほしかったよ。行動が早いのも良し悪しだね…。」
私「えええええ!10リンギットめちゃくちゃ後悔!」
みなさまも誰かに招待してもらったほうがお得です!
バスの路線を覚えるのは大変
その日、キーサイドというジョージタウンから少し離れた場所へ行くため、バスに揺られていました。
目的はテスコという巨大スーパーです。
海辺のガーニーエリアの先にあるのですが、ジョージタウンからガーニーへ行く時には101,102,103番バスに乗ります。
今回も103番バスに乗車し、ガーニーエリアの先にあるテスコへ向かうという算段でした。
しかし!
ガーニーエリアを超えると、テスコと反対方向にバスが曲がった!!!!
これは大変、バス間違えた!
居眠りをしていた夫をバンバン叩き起こし、
「大変だ!バスが反対に向かってる、降りるよ!」
と次の停留所の下車ドアがしまるギリギリでバスを降りました。
わけも分からず寝起きで降りた夫は、
「?????」
という顔をしていたので、事の顛末を話しました。
『Grab』を使ってみよう!
実はこの日、夫の友人とテスコで待ち合わせをしており、その時刻が刻一刻と迫っていたのです。
しかし次のバスはいつ来るかもしれません。
ここは、アレを使うしか無い!
そう、『Grab』!
夫「じゃあ、呼ぶね。」
私「いや、私が呼ぶ!使ってみたいから!」
夫「そう… わかった、じゃあお願いね。」
アプリを起動し現在地を把握させると、UBERの2倍以上は車がいる!
一般車とタクシー、大型タクシーの三種類から選択することができ、一般車が一番安いのでコレを選択。
「Book」ボタンを押すと、範囲内にいるドライバーさんで早い者勝ちのようです。
しかし、一番近くにいる人が来るわけではないので5分以上待つことも。
私の依頼を受け取った人は8分先にところにいるようで、近づいてくる様子がアプリ上でわかります。
8分とありますが、実際には5分位しかかからなかったようです。
私達がショッピングモールの向かい側の道路脇にいたので、見つけにくかった運転手さんが電話をかけてきました。
運「ハロー、ちか?今どこにいますかー」
私「ハロー、モールの反対側の道路にいますよー」
運「オーケー、すぐ行きますねー。」
しかし、その後全く来ない…。
私「来ないね…」
夫「電話してみれば?」
私「うん…、あれ?つながらない…」
夫「どうした?」
私「…」
夫「まさか… また何か…」
私「私キャンセルボタン押しちゃってる!!!」
夫「えーーーーーー!」
そう、私は運転手さんと電話したり車の位置をみたり、ナンバーを確認したりしているうちに、画面の配車キャンセルボタンを知らずに押してしまったようなのです…。
キャンセル後はお互いに連絡を取れなくするのか、運転手さんからかかってきた電話番号にかけてもGrabの音声メッセージが流れるのみ。
私「どどどどうしよう…。」
夫「また呼ぶしかないでしょ。」
私「運転手さん、そこまで来てたのに…。」
夫「しょうがないでしょ。」
私「もう待ち合わせ時間に間に合わないかも…」
夫「…だから、早く呼びな、新しい車。」
私「いつ押したのかな、ボタン」
夫「早くーーー!」
Mr.温厚がちょっとイライラしてる…。
キャンセルされることはよくあるらしい
これはやばいやつ… と新たに配車を依頼、すると、
一番遠い車が依頼を受けたーーー!(7分程度)
マジか!と思っていたら5分程度で来ました。誤差ありですね。
やっとの思いで乗車した車中、
私「運転手さん、ちょっと聞きたいんだけど、私かくかくしかじかで前の車をキャンセルしちゃったんだよね。大丈夫かな?」
運「あ、大丈夫大丈夫。人の心はよく変わるから、毎日何回もキャンセルされるしねー。」
私「でもその運転手さんに申し訳なくてさ…」
運「ドントウォーリー。日常茶飯事よ。」
私「わかったよ…。サンキュー。」
運「俺には5つ星つけてくれよな!」(星で評価される)
ちょっとホッとし夫の方を見ると、「またやったね」といった顔でニヤニヤしていました。
待ち合わせ時間ギリギリにテスコに到着すると、スマホで料金を計算し現金かカードで払います。
私達はガーニーエリアからで5リンギット(約140円)、UBERとほぼ同額ですね。
運転手さんに手を振り、5つ星をつけるとそこに夫の友人が待っていたのでした。
間に合ってよかったー!
使い方を間違えなければ超ベンリなGrabなのでした!へへへ。
追記
ジョージタウンから空港へと向かう際にアプリを立ち上げると、『Grab』45リンギット(割増料金)、『UBER』17リンギットの予定価格でした。
土曜の昼だったからなのか?
平日の朝には『UBER』のみが割増で料金二倍になってたこともあるので、どちらかが割増の時には併用使いがおすすめです!
追記2(2017/7/31)
2017年3月にペナン島に引っ越して以来、毎日2〜3回は配車サービスにお世話になってます!
あまりにも乗ってるので、おもしろドライバーさんと出会うこともしばしば。
その内容を『Grab&Uber乗車記』コーナーにまとめましたので、是非ご覧あれ!
最近は両社ともにセキュリティ強化にも力を入れているので、もっと安心して利用できるようになりそうです。
>>【Uber&Grab】セキュリティが強化!第三者に乗車中の状況がSNSで送れるようになってる!
Grabはシンガポール発の配車アプリ。東南アジアでは強い。
Uberは全世界的に展開してるので、旅行好きはUberを入れちゃえばあとはクレカ決済も自動でできるので便利かな。(もちろん登録すればGrabもクレカ決済可)
Uberのみ日本語ユーザーは日本語で表示されます。Grabは英語。
【配車サービスで楽ちん!】
【マレーシア生活】配車サービス『Grab』&『Uber』のドライバーが面白いので乗車記にしてみる!
【KL空港⇒市内】速さならエクスプレス、安さならバス、直行ならGrabかUber!
日本の田舎にこそUberとかGrabみたいな配車サービスができればいいのに!