ドバイ

深夜は居眠り客で大混雑!ドバイ国際空港『マルハバラウンジ』をはしごしてみた

こんにちは!たびなすびのちかです。

広い広いドバイ国際空港

(→エミレーツ航空の『ドバイコネクト』は庶民の味方!だけど大きな落とし穴が・・・

案内図には、店舗やゲートの位置と共に現在地からの所要時間が分単位で書き込まれています。

空港内の移動時間がつかめずにいる利用客がわんさかいるのでしょう。

10時間のトランジット、どう過ごす?

私たちがドバイの空港に降り立ったのは深夜。

モロッコ、カサブランカ行きの飛行機に乗り込むまではおよそ10時間もあります

昼間であったなら、街中まで出て観光するのも一つの手でしょうが、深夜となるとそういうわけにも行きません。

 

空港内の免税店を眺めること数十分。

高級品の数々に最初こそ盛り上がっていましたが、高級デーツ(アラブ人大好き乾燥ナツメヤシ)一粒が、私たちのモロッコ旅行一泊分の予算だったことに愕然とし、とたんにウィンドーショッピングに興味を失ってしまいました。

 

私「はあ~、やってられないよ。あの人たちとは同じ空間にいるってことしか共通点がないね」

 

と、高級デーツの詰め合わせを大量に買い占めているアラブ人ファミリーを横目に悪態をつく私。

 

夫「まあ、実際あれ甘くて俺たちの口には合わないけどね」

私「そういう問題じゃないんだけどー」

夫「でも、俺らにはこれがあるじゃん!」

 

と取り出したのは、空港ラウンジ利用し放題カード『プライオリティパス』

Priority_passPhotography by YOSHI

 

夫は楽天プレミアムカードの付帯。年会費分ポイントをもらい、実質無料。

 

私は韓国のサムソンプラチウムカードの付帯。年会費より高い五つ星ホテルペア食事券をもらい、超お得にゲット。

もはや庶民も楽ちんにラウンジに入れる時代になったのです。(嬉)

(→プライオリティパスGETで念願の空港ラウンジ使い放題だよ!

 

私「そうだった!こんなところで愚痴を言っている場合じゃないね。」

夫「ドバイのラウンジなら、デーツも食べ放題かもよ」

私「口に合わないんじゃなかったのー」

夫「タダなら口に合う気がするよ」

 

適当なことを言いながら、スマホでプライオリティパス対応ラウンジを検索。

利用したエミレーツ航空の乗り入れはターミナル3。

コンコースAに『マルハバラウンジ』、コンコースBには同じく『マルハバラウンジ』『ラウンジ at B』が利用できるようです。

 

「マルハバなんてまさにアラブの名前って感じがするねえ。」

などと話しながら、一路ラウンジへと向かうのでした。

充実のラウンジ、しかし激混み

コンコースAのマルハバラウンジを訪れた私たち。

 
激混み。
 

そもそもドバイ空港はハブ空港としての役割が大きく、客のほとんどはトランジット客

さらに深夜ということで、トランジット客はほとんど空港内にとどまったままなので、必然的に混んでいるのです。

受付でカードを提示しサインをすると、受付が一言。

 

「このラウンジは最大利用時間が4時間となります」

 

なんと!

繰り返しますが、私たちのトランジット時間は10時間です。

圧倒的に足りない…

 

「ちかー、ちかー」

 

振り向くと、ちゃっかり端っこの方のソファにゆったりと腰を下ろし足を組んでいる夫を発見。

 

私「よく席見つけたねえ」

夫「まあね、俺は都内の通勤ラッシュの電車で通学してたから、立ち上がりそうな人を見分けるのが超得意なの。」

私「へえー、そんな特技がこんなところで役に立つとはね。」

夫「じゃあ、俺は食べ物取ってくるから!」

 

深夜2時に嬉しそうにビュッフェに向かう夫。後ろ姿はまんまるです。

このマルハバラウンジ、何がいいって24時間年中無休!

空港ラウンジには深夜から早朝にかけてはクローズしてしまうところもよくあります。

眠らない空港、ドバイでは免税店もラウンジも眠らないのです。

盛りだくさんビュッフェ

DubaiPhotography by yOsHi

 

さて、夫がたんまりと食べ物を持ってきたので、私もビュッフェに行ってみましょう。

 

ラウンジ内に専用のミールカウンターが有り、そこには料理が盛り沢山!

サンドイッチ、チャーハン、パスタ、サラダ類、ソーセージにチキン、ケーキにクッキー、として噂のデーツも!

イスラムの国ですが、お酒の種類も豊富で私達が思いつくようなお酒は全てありました。

 

ただ、残念なことに、この時私はお腹がパンパン。

ドバイまでの機内で、機内食やビールをたらふく飲み食いしたため、もう睡眠欲しかありません。

それを考えると、夫の大食漢ぶりは目を見張るものがあります。

男子高校生かよ!中年なのに…。

 

とりあえず、デーツとジンジャーエールをとり、高校生夫の待っている席へ。

 

夫「あれ!ちか、これだけ?」

私「もうパンパンで入らないよ。よく食べられるね、こんな夜中に。一体どうなってるの、よしの胃は。」

夫「余裕だよ、食べ物見るとつい食べたくなっちゃうんだよね。」

私「お相撲さんだね。私は話のタネにこのデーツを食べてみるよ」

 

私はデーツを一口かじりました。

 
甘…
 

なんか、煮詰めた干し柿みたいな…

これがモロッコ一泊分…(このデーツが最高級ならね)

 

私「なんかすごく甘いよ…」

夫「思った通りの感想だね」

私「うん、思った通りの味だったよ」

 

残りのデーツを残し、パーカーを布団代わりにして残りの滞在時間を居眠りしながら過ごしました。

マルハバラウンジはしご旅

4時間後、タイムオーバーとなると、コンコースBのマルハバラウンジへ移動!

マルハバはしごです!

間取り以外はコンコースAとほぼ同様。

ここもなかなかの混雑ぶりでしたが、立ち上がり客の見極めを得意とする夫により、無事に座席をゲットし、その後4時間をまた同じように過ごしました。

夫は追加でデザートを食べていましたが…

 

マルハバをはしごすると、あっという間にモロッコ行き飛行機の搭乗1時間前。

ラウンジを満喫し搭乗ゲートに到着すると、

 

何百という白装束の人々が!

 

モロッコのおじいちゃん、おばあちゃんたちがメッカ巡礼から帰ってきたようです。

モロッコって一体…

 

と思いながら、これから十時間彼らとフライトをともにするのだと思いながら、不思議な感覚になるのでした。

 


 

広い広いドバイ空港の『マルハバラウンジ』は、一回の利用料金が48ドル!と他の空港カードラウンジより高めです。

特筆すべきは24時間営業だということ。ドバイを訪れるときには乗り継ぎが多く、待ち時間がちょっと長いのがネック。
深夜到着で早朝出発の場合などに、このラウンジが重宝します。

ただ!一回の利用が4時間に制限されているので、乗り継ぎ時間が長いと予めわかっていればプライオリティパスがオススメ!
一回の旅行でも乗り継ぎがあれば、ラウンジのハシゴでもとが取れます。

食べ物、飲み物の充実ぶりはもちろんのこと、さらに嬉しいのは”アルコール”があること!

イスラム圏では置いていない、もしくは超高い!ので、ビールのためだけにカードを持っていても呑兵衛さんには損はありません。

楽天プレミアムは年会費(10,800円)がかかるのですが、初年度は楽天ポイントで全額返還されるので、楽天ユーザーは一年試して必要なければ止めてもいいと思います。
※家族カード(5,000円)も作れますが、それにはプライオリティパスが付かないので気をつけてくださいね!

 

↓詳細の確認は公式サイトからどうぞ

楽天プレミアムカード

 

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