こんにちは!たびなすびのちかです。
ペナン島移住計画ツアーと称し、マレーシアを満喫した私達。
とうとう最終日となり愛用するエアアジアで、ペナン→KL→釜山へと向かいます。(現在釜山在住)
マレーシア国内線はバス価格とほぼ変わらない
ペナンからKL(クアラルンプール)までは飛行機で約1時間。
主要都市と首都をつなぐ便なので、毎日20便以上飛んでいます(エアアジア、マレーシア航空、マリンドエアなど)。
私達は愛用のエアアジアを利用したのですが、
一人79リンギット!(約2000円)
エアアジア、安すぎや…
ちなみに、ペナンーKLは鉄道とバスでも行くことができ、
鉄道は所要時間8時間で40〜80リンギット(寝台クラスによる)。
バスは所要時間6〜7時間で35リンギットくらいだそう。
時間節約のため夜間寝て移動したい場合は鉄道でもよさそうですが、それにしても、
エアアジア、安すぎや…。
『Everyone Can Fly』だな!
プライオリティパスのラウンジ使い放題すごいや!
ちょっと早めにKLに到着した私たちには魂胆があったのです。
それは、
ラウンジくつろぎっ!
1ヶ月以上に及ぶ放浪生活で若干疲れ気味なので、後は家に付くまでじっと静かにしていたい…。
夜1時の便で釜山へと向かうため、出国手続きは3時間前の午後10時から。
実はKLIA2(LCC専用ターミナル)には出国手続き前の一般エリアにもラウンジがあり、プライオリティパスも使えるのです。
そのため、今回考えた魂胆プランは、
夕方にKLに到着。
午後10時まで一般エリアのラウンジでくつろぎ、出国後1時まではエアサイド(出国後のエリア)のあるラウンジでくつろぐ!
題して、
一日2ラウンジ!
夢のよう…。
マレーシア出国前のラウンジはここ!
KLIA2で出国前に利用したラウンジはおなじみチェーン展開の、
『Plaza Premium Lounge』
KLIA2の2M階にあります。
入り口が目立つのですぐにわかると思いますが、大きなフードコートの向かいです。
内部は明るく、2席の食卓テーブルが8卓、窓際に簡易ソファ席が3つ、背が高い大きなテーブルに椅子が6つありました。
実はこのラウンジ、宿泊もでき(別料金)、宿泊者用の食事スペースも兼ねています。
そのため、食事しやすい席が多かったのが特徴といえるでしょう。
一方、コンセントが激少ない!
大きなテーブルの壁際に2つ並んであるだけなのです…。
必然的にパソコン作業する人はそこへ行くので、ほぼ埋まってます。
その日は日本人のオジサンがコンセントを使っており、約2時間チラチラとオジサンの動向を見続けるという、オジサンにとっては非常に気持ちの悪いことをしてしまいました…。
私「あ!オジサン立った!帰るのかな?…トイレかよ!」
夫「ねえ、見過ぎー。」
私「だよね。悪いとは思ってるんだけど、つい…。」
夫「これ、オジサンとちかだからいいけど、若い女の子と俺だったら問題だよ。」
私「本当だ!オジサンなら見られてても気にしないけど、女の子が見られてたら気持ち悪いよね。」
夫「オジサンだって気持ち悪いと思うけどね。オジサンだから我慢してるんだよ。」
その後もチラチラとオジサンを見続け、荷物を片付けスーツケースを引き部屋を出たと同時に、私も席を移動。
無事充電出来たのでした。
このオジサンはビール3本、私はビール1本消費!(カールスバーグあったよ。)
ラウンジを出てエアアジア衝撃の事実を知る
午後10時をまわり、さてさて出国しますかね〜とのんきに掲示板に目をやると、
「BUSAN 1:00 ⇒ Delay 5:30」
遅延で5:30!!
私「嘘って言って…」
夫「エアアジアだからね…」(LCCはよくある)
私「だからって!夜中に!」
夫「その後7時間乗るのにね。」
私「見てるだけで疲れてきた。」
夫「ラウンジで時間潰そう」
そうだ!ラウンジ使えるんだった!
そうとわかればちょっと気が楽になります。
早速向かったのは、
『Plaza Premium Lounge(Wellness Spa)』
またまた同じ名前!
Plaza Premium Loungeは、ラウンジのチェーン店みたいなもので東南アジアではポピュラーブランドなのです。
出国したらまーーっすぐ歩くと、突然お店がたくさんあるエリア(サテライト)にたどり着きます。
そこの一番奥の「Wellness Spa」がラウンジ兼用。
隣には「Sama−Sama HOTEL」があります。
カウンターでプライオリティパスとチケットを出すと、
「このラウンジは12時までで閉店となりますが、よろしいでしょうか?」
マジか…
よろしいでしょうかって、よろしくないっていっても閉まっちゃうじゃん…。
とはいえしょうが無いので、12時まではここで時間を潰すことに。
ここでマッサージをしようと思っていた夫に促すと、
「いや、ここでマッサージしたところでその後のことを考えると一瞬でコリが戻りそう。」
と。
どんな夜になるのでしょう!?
飛行機遅延は吹っ切れたほうが過ごしやすい
12時までビールを飲みつつ、しっかりと充電できたのは幸いでしたが、非情にもラウンジは閉まってしまいました。
私「ここから5時間半…」
夫「隣のホテルに聞いてみようか」
と受付を見ると、韓国人(多分釜山行きの人)でごった返しています。
中には声を荒げフロントに詰め寄る人も。
カオス…
私「部屋絶対ないね、こりゃ。」
夫「予約サイトも見たけど、満室。」
大学以来の空港野宿か…
仕方がありません、あとはどこで過ごすかですね。
席は結構空いているようで、ソファ席もありました。
「あ、ここ良さそう。」
と二人分のソファを確保し、30分ほどどのような体勢で寝ればいいか試すも、しっくりこない。
窮屈で寝られません。
私「やっぱりさ、5時間もあるんだし横になったほうが良いと思うよ。」
夫「そうだね、段の上とか、ベンチも結構空いてるよ。」
私「それよりもう床のほうがいいって。」
夫「じゃあ、ここは?エスカレーターの下!ここなら周りからも見えないし。」
私「別に見えてもいいし、こんな狭い所より、こっちのほうがいいよ!」
私が指を指したのは、シャッターの閉まった店舗前のただのカーペットじきの床。
夫「こ…こ?」
私「寝返りも打てるよ。」
夫「広がりありすぎない?丸見えだし。」
私「いいじゃん別に。私はここで寝るよ。」
とかばんを枕に横になりました。
夫「ひええ…!直に寝るの…?」
私「しょうが無いでしょ!何もないんだから!」
夫「俺そういうの気になるタイプ…」
私「マジで?その風貌で?」
すると、夫はティッシュを取り出し、触れる面にきれいに並べて敷いていました。
まあ、私も嫌ですけどね、仕方がありませんしね。
ぐう…
いろいろ言っていた夫ですが、一瞬で寝てました。
私もその後2時間ほど眠りに落ち、起きた時にはこの場所、
超人気睡眠スペースに!
やっぱりな!先見の明!
20人は寝てた!
とはいえ、やはり疲れは蓄積され、やっとの思いで迎えた5時半からも、エアアジア機内の超狭極寒スペースに耐えること7時間。
釜山の家についたのは、ペナン出発から、
24時間後…。
その日の夜、夫は何と、
発熱しました。
何かわからないけど、ごめんね…と謝っておきました。
エアアジアはこんなこともあるから、ご注意を!もしくは野宿の準備を!
▼この後からエアアジアはプレミアムフラット席に
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