こんにちは!たびなすびのちかです。
楽しい楽しい海外旅行ですが、ちょっと気になるのが、
「もしはしゃぎすぎて具合が悪くなったら?」
「もし羽目外して骨折したら?」
「もし飲みすぎて頭打ったら?」
という心配…。(私の場合)
日本に住んでいれば、皆健康保険に入っているので、病院に行って目玉が飛び出るほどの請求はされることはないでしょう。
が!!
海外に行って病院に赴けば、当たり前ですが観光客は100%医療費が請求されるのは当然のこと…。
病院の待合室で、
「一体いくら掛かるのか到底わからん…」
とただでさえ弱ってるのに、お金の不安まで抱えるのは嫌すぎる!
ということで今回は、
海外旅行でこんなクレジットカードを持ってると、不安がなくなるよ、
という紹介をしていきたいと思います。
クレジットカード、海外旅行保険重視ならこの3つがおすすめ!
おすすめの3つのカードと『海外療養費制度』の確認はこちら。
【目次】(クリックでジャンプ)
選んだポイントは、
海外旅行保険の自動付帯とキャッシュレス診察があること。
年会費があるカードは、+αの特典があること。
です!
実は日本の健康保険には『海外療養費制度』がある
その前に…
実はわざわざ海外旅行保険に入らなくても、現地で支払った医療費が払い戻される制度があるんです!
それが、海外療養費制度。
自身が日本で公的医療保険に加入していれば、帰国後に現地の医療費を申請し、一部を還付してもらえる制度です。
基本的には日本で自費負担する額を引いた額を払い戻してくれるとのこと。(※対象は日本国内で保険が適用される医療行為に限る)
現地で申請する書類は多いですが、すごく便利な制度ですね!
ブログ記事にも何度も書いてますが、日本の医療保険制度は他国と比べると抜群に恵まれてるので、それが海外旅行でも保証されているなら言うことなしです。
この制度のみでの海外旅行で心配な点を挙げるとすれば、
- 携帯品損害の補償がない(盗難・事故など)
- キャッシュレス診察じゃない
- 手続きに必要な書類がたくさんある
の3点。
↓次のような方には、安心して旅行するために海外旅行保険付きのクレジットカードを携帯することをおすすめ。
・多少値の張るものを旅行に持っていくつもり。
・立て替え診療だと、金額によっては払い戻しの期間(場合によっては数ヶ月かかる)まで待つのは辛い。
・海外療養費制度に必要な書類を全て現地語で行い、翻訳書類を作成するのはしんどい。(それでも必要ならしなければなりませんが)
カード会社によっては日本語で病院とやり取りしてくれたりするので、安心。
旅行中は何かとクレジットカードがあると便利なので、一石二鳥だと思います!
『海外療養費制度+日常使いのカードに保険あり』で、ほぼ不安は取り除けるのでは。
海外療養費制度についての詳細は全国健康保険協会サイトを確認してくださいね。
①年会費が無料でコスパがよい『エポスカード』
エポスカードのメリット
- 年会費無料
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
- キャッシュレス診察
- 24時間日本語サポート
クレジットカードの海外旅行障害保険で最も重要だと思うのが、自動付帯とキャッシュレス診察。
自動付帯じゃないのは「利用付帯」といって、旅行に関する交通費などをそのカードで支払いして初めて保険が適用されます。
そのカードがメイン使いじゃなかったり、現金派の場合は意外と保険付きのカードを使わずに出国しちゃう場合もあるんですよね。
自動付帯は出国と同時に保険適用が始まるので、安心。
もう一つのキャッシュレス診察。
立て替え診察だと、額によっては支払いまでに経済がひっ迫することもあるし、そもそも建て替えられなかったら大変なことになります。
その点、キャッシュレスは便利ですよね〜。
私も家族がお世話になったことがありますが、カード会社に事情を説明したら担当者が病院の受付に変わり、あとは領収書をもらうだけでした。(領収書も提出義務はなかった)
簡単!
エスポカードは自動付帯とキャッシュレス診察の2つがついていること、それでいて年会費無料なところがおすすめポイントです!
保険治療費も年会費無料のカードではよい(傷害治療費200万円、疾病治療費270万円、携帯品損害は20万円)。
エポスカードのデメリット
- 本人のみ保険適用(家族は適用されない)
エポスカードは基本的に一人一枚で保険が適用されます。
そのため、家族分の医療費を賄うことはできません。
家族カードも作れないので、例えば配偶者分も必要な場合は、配偶者も別で加入する必要があります。
とはいえ、年会費無料だし自動付帯とキャッシュレス診察を考えれば、それぞれで作ってもいいと思います。
専業主婦でも加入可。
②空港ラウンジを使いたいなら『楽天プレミアムカード』
楽天プレミアムカードのメリット
- 年会費1万円だけど、初年度実質無料
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
- キャッシュレス診察
- 空港ラウンジが使えるプライオリティパス付帯
- 手荷物宅配サービス(トラベルコース)
- 24時間日本語サポート
楽天プレミアムカードの一番の魅力は何と行っても、プライオリティパス!
海外に一年に1度以上必ず行く方にはメリットだらけです。
楽天プレミアムカードは初年度実質無料(楽天ポイントとして1万円分還元)なので、一年だけ試しに入ってもいいくらい。
私達は年4回は必ず海外旅行をするので、往復8回は空港ラウンジを使える計算。
もうねー、空港に早く来すぎて時間余っても、
「ラッキー!」
って言えるってすごくない…?
空港ラウンジが使えると、ご飯にドリンク、シャワーが付いてるところもあるので、お得感は年会費以上だとはっきり言える。
もう一つは、「手荷物宅配サービス」!
成田、羽田、関西、中部国際空港しか使えませんが、
あなたが地方から向かうとしよう。
スーツケース担いでくるのと、送っちゃうのとどっちがいいか!
答えは一つ…、しかも無料よ!?
プラス、自動付帯とキャッシュレス診察。
私達には完璧です!
保険治療費は傷害治療費300万、疾病治療費300万、携帯品損害30万でエポスカードよりちょっと高額。
楽天プレミアムカードのデメリット
- 本人のみ保険適用(家族は適用されない)
- 年会費が1万円かかる
- サイトが見にくい
年会費が1万円かかるのに家族の保険は適用不可。
私達は夫婦二人で旅行好きなので、どっちも無料でラウンジが使えるようにそれぞれ入ってます。
保険料とラウンジ代、荷物の送料を考えたら、一万円安いかな、と思う。
それより一番の不満は、サイトの見にくさ!
わざと探せないようにしてるんじゃないかと思うくらいだわー。
私は何度か調べ物の最中に迷子になって「キーッ!」ってなったんで、それからはお問い合わせに直行してメールで質問するようにしてます。
意外にも返事は速いんで、まどろっこしい方は直接メール送っちゃったほうがいいですよ。
電話はダメ。
それでもほぼ不満ないってことは、私にはめっちゃ価値あるカードってことですね。
③家族が多いなら『ミライノカードGOLD』
ミライノカードGOLDのメリット
- 海外旅行傷害保険の自動付帯
- キャッシュレス診察
- 配偶者、未婚の子(別居可)、親族(同居に限る)も保険適応対象
- 年会費3000円
- 24時間日本語サポート
「子供もいるのよー!」
「子供って怪我しやすいし病気しやすいのよー!」
というパパママにおすすめなのが、『ミライノカードGOLD』。
未婚であれば、同居・別居にかかわらず子供に保険適用。
更には、同居してれば親族(本人、配偶者どちらも)まで保険適用!
それでいて、年会費3000円。
大家族の神カードでございます…。
保険額は、傷害治療費、疾病治療費が各本人500万・家族250万、携帯品損害が本人50万・家族25万。
ミライノカードGOLDのデメリット
- 年会費がかかる(※例外あり)
- JCBのみ
これ以外のデメリットあるかな?というくらい、家族で一緒に使える保険付きのカードを探してるなら優秀です。
年会費が3000円というのも、補償内容を考えれば高くないと思う。
※もし年間カード利用額が100万円を超えれば、次年度の年会費が無料になる例外もあります。
もう一つはJCBしか使えないこと。
VISA、マスターに比べて、利用店舗が少なくなるので、注意が必要。
もし、家族の中で一枚VISAかマスターカードを持っているのであれば、JCBが使えない場合にそれで補填するといいでしょう。
今回の焦点は「海外旅行傷害保険」について優れたカードの紹介です
クレジットカードにはそれぞれメリット、デメリットがあり、選ぶ観点によって評価は異なります。
今回はカードキャッシングや、その利率、ポイントなどはさておき、
『海外旅行でどのくらい役立つか、特に病院にかかったときにどのカードが便利か』
ここに焦点を当ててカードを選びました。
私達の場合は、夫婦二人、海外には少なくとも年に4回は行くのでラウンジが使いたい、この二点から楽天プレミアムカードをメインに使っています。
もう一度整理すると、
クレジットカードの保険は自動付帯&キャッシュレス診察が便利。
エポスカードは自動付帯、キャッシュレスで年会費無料。
楽天プレミアムカードは、空港ラウンジが使えるプライオリティパスが付帯。
ミライノカードGOLDは家族分の保険も付いてきて、年会費が3000円と安い。
不安なく楽しい旅行ができますように!
各クレジットカード公式サイトはこちらからどうぞ