こんにちは!たびなすびのちかです。
ちょっと前まで韓国・釜山に10年以上住んでたので、今でも
主に、韓国料理食べてます。
キムチとか全然市販品じゃ足りない消費量なので、
自分で漬けてますっ。
面倒くさくないかって…?
面倒くさいよ!!そりゃ!!
だけどさ、それ以上に、
禁断症状が辛くてさ…。
完全に中毒…(言葉が怖い)
あ、長年の韓国滞在は夫婦揃ってだったので、中毒も一緒。
よかった…。
じゃなかったら、プチ「国際結婚の辛み」みたいになってたかもしれない。
私「うちのイルボン(日本)旦那、冷蔵庫にキムチ詰め込むなっていうのよっ!」
韓「うちもよー、キムチ漬けた日は部屋中くさいぞ!!とかうるさいわー」
って、韓国妻と語り合うことになってたはず…
(ちなみに私はイルボン妻ですよ…)
で!!!
こんな韓国料理中毒になってしまった私達は、日々韓国料理を思い浮かべては「食べたいねー」なんて語ってるわけですが、
そうやって気づいたのが、
豚料理多いな…。
ってこと!
肉といえば豚肉だったことが多いので、今調べてみたら、韓国と日本って豚肉の消費量一緒!
人口が日本の半分以下なので、
韓国人は日本人の2倍以上豚肉を食べている。
ということになり、納得っ!
(脱サラでチキン屋をオープンする人が多すぎて、街中チキン屋だらけだってのはまた別の話…)
ということで、今回は、
いつも私達が思いを馳せている韓国豚肉料理とその魅力を超主観で紹介しようと思う!!!
韓国人は豚肉が大好き!忘れられない韓国料理はこの5つ
【目次】
- デジクッパ(豚スープ)
- ポッサム(蒸し豚肉)
- ジェユクポックム(豚コチュジャン炒め)
- チョッパル(豚足)
- 韓国焼肉(サムギョプサル・デジカルビ)
- その他
デジクッパ(돼지국밥:豚スープ)
I miss デジクッパーーーーー!!!
会いたくてたまらない…。
しかし残念、ソウル行きの便にご搭乗の皆様。
デジクッパ様は、
釜山名物です。
全国区じゃないのにトップで紹介してごめんなさい。
だから!逆に!
釜山に行くなら食べなきゃダメだ!!!
↓場所はここに書いておいたから行って!!
あ、興奮して説明してなかったですね、
デジ=豚、クッパ=ご飯入りスープ(クッ=スープ、パッ=ご飯)
という意味。
(※専門店内で『タロ(別)クッパ』といえば、ご飯とスープが別で出てきます)
脂がほぼ取り除かれた白濁豚骨スープ…。
まずいわけがないでしょう!!旨味の塊!!
デジクッパはガテン系に人気の食べ物なので、釜山アジョシ(親父)のワイルドな食べ方も見られるかも…。
アジョシのワイルド話はこちら!
こればっかりはねー、一晩中煮込むとか豚骨を割るとか手に負えない工程が多すぎて、家では作れません!(もちろんやろうと思えばできるけど、家中が豚骨スメルになるわよ…)
ソウルですらなかなか食べられないので、ましてや海外では無理…。
ということで、超食べたい豚肉メニュー第一位!
ポッサム(보쌈:蒸し豚肉)
豚のバラ肉の塊を蒸してスライスし、野菜で巻いて食べる料理。
ポッサムのサムは、韓国語で包むという意味。
料理にサムが付いてたら野菜でご飯やお肉を包んで食べよう〜ってことになります。
ポッサムを頼むと、大体有り余る野菜やおかずがついてきて、
その中に
蒸した豚肉…
キムチ…
辛味噌…
ご飯…
クルクルクル…
パクッ!!
マシッター!!!
(=うっま!)
となります。
韓国では出前でもポッサムセットが注文できる!
ポッサムはね、デジクッパよりは頑張れば家で作れなくはないけど。
店みたいにあらゆるおかずを出すのは大変なので…。
ジェユクポックム(제육볶음:豚肉コチュジャン炒め)
これはね!
読んで字のごとく…。
豚肉(バラ肉が多いかな)をコチュジャンで炒めたもの。
大体定食屋のメニューに多いですな、日本でいう豚の生姜焼きの地位。
定食屋の超定番メニューなので、
ジェユクポックムを食べに来てるのか、
おかずを食べに来てるのか、
本人にすらわからない
という特徴がありますね!
韓国のご飯はおかずが多すぎて、
「あれ?私何を頼んだんだっけ?」
というほどメイン料理の存在感が薄いこと、多々あり。
もちろん韓国に豚肉嫌いは稀なので、同じく国民の味であるコチュジャン絡めときゃ間違いないだろう!
ということで、迷ったら選ぶ、そんなメニューがジェユクポックム。
チョッパル(족발:豚足)
豚肉大好きな韓国人は、もちろん足まで食べますよ!
ポッサムのお友達的位置のチョッパル。
…実は私は苦手
食べれるけどね。
率先しては食べない…。
なんだけども、あまりにも人気があるので挙げておきます!
多分ね、チョッパルのまわりってちょっとゼラチンっぽいんだけど、それがあんまり好きじゃないんじゃないかなー。
アグチムっていう蒸しアンコウ料理も韓国人が大好きなんだけど、私は苦手。
それもゼラチン質が多いからな…。
韓国で食べたチョッパルには特に臭みとかはないので、ゼラチン料理が苦手じゃないなら大丈夫だと思う!
実際、よし(夫)は大好きだし。
「ちかがいると〜、ポッサムにしてるけど〜、本当はチョッパル食べたいからね〜」
とか言ってた気がする。
このくらいポッサムと兼用してるお店多し。
食べ方はポッサムと似てて、サム(包む)して食べたり、
あとは、
ネンチェチョッパル(냉채족발:冷菜豚足)
っていう、千切りキュウリやクラゲを乗せて、冷やし中華のソースみたいなのをかけて混ぜる食べ方もあります。
あ、今あらためて調べたら、釜山独特らしい!!
釜山でしか食べたことなかったから知らなかったな。
サムしなくても野菜と一緒に食べられるし、さっぱりしてて食べやすい〜〜。
やっぱ脳内情報は釜山に偏ってんな…。
韓国焼肉
日本で焼肉といえば、牛肉ーー!!ビーフビーフ!!と胸が高鳴りますが、
韓国で焼肉といえば、
돼지です。
(読めねえ…)
あ、すいません、カタカナで書きますね。
デジです。
(日本語で書けや…)
あ、すいません。
ポーク、豚です。
デジでわかるでしょ!!
一番に力説したじゃん、デジクッパ!!
思い出して!!
デジ王国コリアでは、肉を焼くときもデジであらねばならぬのだ…。
(あ、実はもちろん牛肉もあるんだけど、高いから気軽には行けないっているわかりやすい理由だよ)
韓国豚焼肉の種類
サムギョプサル(삼겹살)
皆さんご存知、豚バラ肉を厚く切ったやつ。
定番中の定番。
デジカルビ(돼지갈비)
味付け豚肉。
カルビって部位のことなんだけど、デジカルビの意味は味付けっていう謎。
店によって味が違うので、腕の見せ所。
すぐ焦げるし、火がちゃんと通ってるか判別しにくいので、焼き担当の技量が問われる。
モクサル(목살)
豚の首の部分。
脂身が少ないので、さっぱりしたほうが好きならこっち。
サムギョプサルほどカリカリにはならない。
韓国人の太っちょおじさんが、たまに「俺、モクサルあるしー」とか首の後ろの肉を見せてくる韓国ジョークの発信源。
テッペサムギョプサル(대패삼겹살)
テッペ=鉋(かんな)
かんなで削ったように薄いので、こう呼ばれる。
大抵カチカチに冷凍された状態で出されるので、そのままドバっと鉄板に移し、豆もやしとキムチを追加して混ぜ合わせて食べると最高。
…てか、今気づいたけど豚キムチじゃんこれ!!
テッペサムギョプサルはとにかく激安なので(一人前2000ウォンとか)、食欲旺盛な若い子たちが集まるのも特徴。
その他の韓国豚肉料理
まだまだ豚肉が使われてる料理はたくさんありますよ!!
列挙してみよう…
・キムチチム(김치찜:キムチと豚肉蒸し)
・カムジャタン(감자탕:豚の背骨スープ)
・キムチチゲ(김치찌개:キムチ鍋)
・モドゥムジョン(모둠전:小さいチヂミ盛り合わせ)
・タンスユク(탕수육:酢豚)
・トンカス(돈가스:とんかつ)
多すぎるので以下省略…
豚肉がメインじゃなくても、ちょこっと出汁代わりに入れたりと、かなり頻繁に登場します。
日本で生活してる韓国人いわく、
「日本でも豚肉は買えるけど、切り方が違うから韓国料理を作るときは専門店に行く。」
そうです。
なんか、日本のスーパーのは小さく切りすぎて、使えないらしい。
そうだよね、ダイナミックだもん韓国のは!!!
ということで、今年の4月に韓国に行くのが楽しみすぎるーーー!!!