こんにちは!たびなすびのちかです。
ペナンで一番歴史と格式があるホテルが、Eastern&Oriental Hotel(イースタン&オリエンタルホテル)。
略してE&Oホテル。
このホテルなんと…
シンガポールで超有名な…
ラッフルズ・ホテルと同系列!!
しかもこっちのほうが設立は早いっ。
アルメニア人のサーキーズ兄弟が、当時貿易が盛んに行われていたペナン島に立ち上げたらしい…。130年位前に…。
だからやたらペナン島にはアルメニアンホテル、とかアルメニアンストリート的なのがあるんだ!
今となっては聞き慣れないアルメニアですが、当時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったらしいです。
日本マクドナルド創業者の故・藤田田氏は、こう言い残してるそう。
「商売が巧いとされる華僑3人が束になっても、1人のインド人には勝てるかどうか。そのインド人が3人束になっても、1人のアラブ人と同じぐらい。そのアラブ人が3人束になっても、1人のユダヤ人には敵わない。しかし、そのユダヤ人が3人束になってかかっても、1人のアルメニア人には敵わない」
つえええええ!!!
華僑1人でも全然勝てる気しないんですけど。
超辟易する商売人のインド人より、おしゃべりバズーカのアラブ人より全然上…。(個人的主観)
アルメニア人…
疲れそう…。
※想像です
そんな人達が建てたホテルです!!
E&Oホテルのアフタヌーンティーに行く!
コロニアル建築が美しいこのホテル、ジョージタウンにほど近いにも関わらず館内及び庭は違う時間が流れてるかのようにゆったり…。
シンガポールのラッフルズ・ホテルはアフタヌーンティーが超有名。
当然、
系列のE&Oホテルにも、アフタヌーンティー、あります!!
ですが、先日友人のあっこさんが来た際に訪れたら、
「予約してないと入れません」
と言われ泣く泣く退散…。
今回は両親が来たのでリベンジ!
キッカリ2時に予約し(アフタヌーンティーは2〜5時)、無事に堪能できました!!
1時間後の3時にはほぼ満席になったんですが、1〜2組ほど予約なしでも入れてた!
予約云々は日によって違うのかもしれませんね。
一回目に断られたときは平日、今回は土曜だったので、もしかして料理のストックに関係あるのかも?
行くことが決まってるなら、予約したほうが無難。
適量でペロッと食べられるサイズ
スナックの乗ったトレイは2段で、全部しょっぱい系(サンドイッチ的なやつ)。
他に甘い系が乗ったお皿が一皿と、スコーンが一皿。
ネットで見た写真は撮り方がうまいのか、めちゃくちゃ量が多そう!と心配してましたが、4人共ぺろりと食べられるくらいでした。
うち二人は60代ですが、余裕だったよ!
目玉が飛び出るほどおいしい!!
ってわけではないですが、アフタヌーンティーはいろんなものがちょこちょこあって目で見て楽しい!
夫はしょっぱい⇒スコーン⇒甘いものと食べ飽きない食べ方を指南してました。
さすがは胆石経験者…。
※原因はドーナツの食べ過ぎと私は踏んでいる。
甘い系は、「あっま!!」となんでも食べる父が言ってたくらいの甘さ。
外国なので仕方ないですね、ほぼ全部美味しくいただきました!
Tシャツ短パンで。
とにかく雰囲気が非日常的でいい!
自分で言っててなんですが、系列とはいえ、シンガポールのラッフルズ・ホテルとは比べないで下さい…。
さっき、この記事を書くにあたり、ラッフルズ・ホテルのアフタヌーンティー(ハイティー)をネットで検索したんですが、
ドレスコードとか?
優雅なカルテットのライブとか?
点心ビュッフェとか?
長蛇の列とか?
全部ないですからね、ペナンには。
4人全員Tシャツサンダルだったけど、全く問題なかったよ。
ただ8割型お洒落してきてたから、そういう非日常感を自ら演出するのもいいと思います。
※オシャレとは:男性襟付きシャツ、女性スカートであれば私はそう呼ぶ…。
ウェイターさんもスーツに蝶ネクタイだし、インテリアも素敵で椅子もふかふか(ソファではない)だったので、大満足でした!
で、ここで注目してほしい。
このアフタヌーンティー、
一人65リンギット(約1700円)。
一流ホテルで驚きの安さ!!
ただのお茶で使っても後悔のない値段。
ちなみにラッフルズ・ホテルは6000円超え!!
この気軽さ、それがペナンの魅力…。
カルテットのライブがなくてもいいってこと…。
※どっちも税別
有名人いっぱい泊まってるし
そんなこんなで大満喫し、グダグダおしゃべりしてたら4時半!
居心地がいいってことですね。
腹ごなしにお庭に出てちょっと散歩でもしようか、ということに。
その間私達が知る限りのホテル情報を両親に教える…。
夫「ここ結構有名人泊まってるんですよ〜」
母「へえ、そうなんだ、誰?」
夫「えっと、
孫文とか。」
私「超有名!!ていうか、孫文って有名人じゃなくて偉人でしょ!私はてっきり芸能人とかだと思ったよ。」
夫「じゃあ、ちか誰か知ってるの?」
私「あのね、イギリスの有名作家とかも泊まったらしいよ」
夫「誰」
私「えっとー、トーマス的な人」
夫「作家っぽい名前挙げただけでしょ」
私「あっちでは有名なんだよきっと…でもアジアでは孫文がピカイチ」
夫「でしょ」
おバカ夫婦…。
ということで、孫文も泊まったE&Oホテルに来れば、君も革命を起こしたくなるかもしれないよ!
というのはうそで、
お気軽に素敵なひとときが過ごせます!
追記(2018年8月)
ホテル目の前にあるレストランのアフタヌーンティーにも行ってみました!
結構おすすめです!
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