マレーシア暮らし

「深夜特急」好きにはたまらないペナンでの極上浸りタイム。

jetty_ferry

2017年9月

こんにちは!たびなすびのちかです。

私達が住んでいるペナン島は言わずもがな、島。一周80キロ程度しかない小さな島ですが、その割に発展していて約70万人の人たちが生活しています。

そんなペナン島が属しているのは、ペナン州。マレーシアは連邦制なので、州ごとにスルタン(君主)や知事が連邦政府を統括しています。

ペナン州はマレー半島とペナン島にまたがっていて、雰囲気的にはペナン島が観光地、マレー半島側が工業地帯、といった趣。

東南アジア最長の大橋

ペナン島に住みながらマレー半島に通勤している人、またその反対もたくさんいるので、両岸をつなぐ交通手段は複数あります。

橋が二つに、フェリー。

北側から、フェリー、第一大橋、第二大橋。この橋がね、めちゃくちゃ長い!!第一大橋が約13.5キロ!第二大橋なんて、約24キロだよ!!蛇の道!

東南アジア最長だって。

ちなみに瀬戸大橋は13.1キロらしいよ。その約2倍…。24キロってさ…、東京駅から三鷹とかよ!?え…首都圏の人しかわかんないって…。関西⇒難波から芦屋までくらいだよ!!九州⇒博多駅から筑紫駅くらい。東北⇒仙台駅から仙台空港くらい。

この辺にしておこう…。調べるのすごい時間かかった…。てか、仙台空港遠いな!!

ということで、めっちゃ長いということがおわかりであろう。

まあ第一大橋で行けばその半分くらいの距離なんですが、交通量がすごいので第二大橋を作ったそうです。

マレー半島側には観光スポットが特にない

ですが!観光の中心地ジョージタウンからはどちらの橋も近くはない。橋を渡るには車のほうが便利だし、それに、観光目当てだとマレー半島側に行っても、特に何もない。駅だけ。

いや、リピーターとかだったらいいんだけど、ペナン初とかだったら島内のほうが断然いいかと…。

でも、島から本土に渡る、とかちょっと旅情がかき立てられていいじゃん…。だからね、フェリーに乗ってみたら良いよ!超お手軽に乗れるけど、結構時間もかかるし異国感もあるからアクティビティとしてもオススメ!

フェリーといっても船っぽくない

フェリーは観光の中心地ジョージタウンのジェティー(船着き場)から20分に一本の割合で出ています。このフェリー、乗船料が激安。

島⇒本土は、タダ。そして、本土⇒島が1.2リンギット(約32円:2017年7月に乗ったとき)。どうせ皆往復するから、片道をタダにしてるのかな。

フェリー本体は四角い2階建て駐車場みたいな感じで、車ごと運びます。(2017年時点

人は車が乗船してから乗り、駐車スペースの間ならどこにいてもOK。約20分ほどの船旅を楽しもう!

てかね、本当に駐車場が突然切り離されて水の上を移動していく感じだから、ものすごい期待はしないでおいてね…。窓とかもないから、吹きさらし…。でもそれが気持ちいい!!

『深夜特急』マニアはぜひ乗るべき

よし
よし
あそこには、なにか面白いことが待ち受けているはずだ!!

と、突然つぶやいて、何かと思ったら、小説の一説らしい。二人でペナンに初めてきたときに目を輝かせながらズンズンと船着き場に突き進んでいったのは、沢木教の夫。何度も来てるのに。

※ 沢木教:沢木耕太郎の『深夜特急』をバイブルとしている旅人が信じているもの。好きなものは一人旅、夕日、浸り。

ちか
ちか
なにかって対岸のマレー半島があるのみだよ。
よし
よし
そこに何があるか知ってる…
ちか
ちか
えっ…
よし
よし
マレー鉄道の駅があるんだ。19の夏、俺もタイからマレー鉄道に乗って南下してきたよ…
ちか
ちか
100万回聞いた。
よし
よし
『深夜特急』でいうと2ね…。
ちか
ちか
いや、見ないし。

沢木教信者の特徴として、浸り状態に入ると会話の最後が全て「…」になります。

ということで、沢木信者の方々は乗船中、「マラッカ海峡…」「マレー鉄道…」「沈む夕日…」とつぶやきながら井上陽水を聞くことをオススメします…。

暑い日中の避暑とか時間つぶしにもいいかもね

年中常夏のペナン島。街歩きも楽しいんですが、長時間炎天下にいるのもちょっと疲れちゃう…。そんなときには水が近くて涼しく感じる船の上も結構良いかも!

海側から旅先を俯瞰で眺めるのも結構楽しいしね。一時間ちょっとのアクティビティと考えて、涼みがてらフェリー往復ツアーをしてみて!

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?

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