韓国生活

韓国女性は結婚したら問答無用でアジュンマ(おばさん)に!一体どう変化するのか…

こんにちは!たびなすびのちかです。

世界最強ともいう呼び声も高い、韓国のアジュンマ

直訳では、アジュンマ=オバサンですが、なぜかアジュンマをみて、「あ、オバサンだ!」とは言えません。

 
だって、アジュンマだから…。
 

何か違うんですよね、オーラというか、パワーがね。

アジュンマの定義

日本語では、

両親の女兄弟を「叔母さん(姉)、伯母さん(妹)」、よその年配女性を「小母さん」と同じ読み方で呼びます。

年配女性に対して呼ばれる「オバサン」と、甥姪に若くして呼ばれる「オバサン」が同じため抵抗がある人も多いでしょう。

 

しかし、韓国語では、

 

父方の姉妹を、コモ。

母方の姉妹を、イモ。

小母さんを、アジュンマ。

 

と呼びます。

 

また、アジュンマの基準というのも明確にあり、

 
結婚したら、女は全員アジュンマです。
 

未婚女性は、アガシ(お姉さん)。

だから私もアジュンマです。きゃー!

強制的にアジュンマにさせられる

韓国は近代化が日本より急速であったため、世代間のギャップは日本の比ではありません。

今の若者は、日本人の若者とほとんど変わらないような価値観を持っているのでとても話しやすいのですが、

一世代前となると、

 
戦前生まれと話しているかのよう!!
 

「何でいい年なのに結婚しないのか、問題があるのか?」

「女の癖にタバコを吸うのか!」

「なんだあの車は!女の運転か!」

「何で父親に子供の看病させてるんだ!母親がやるものだろう!」

 

とか。涙が出るわ…。

(一部の)お嫁さん、お疲れ様です…。

 

 

そして、とどめの一言。

 
「結婚したんだから、お前はもうアジュンマだ!」
 

そして周りから、アジュンマとしての振る舞いを求められてしまうのです。

だから、アジュンマが悪いんじゃない!

アジュンマを作り出した周りが悪いのだ!

不満エピソード、市場編

私は普段、勝手に『外国人枠』を作り、平和に生きています。

しかし、見た目は100%東アジア人なので、初対面の人にはわかりません。

 

ー市場でー

私「今日の野菜でも買っていこーっと。」テクテク

店「アジュンマ!!アジュンマ!!」

私「キャベツとー、ほうれん草とー、」

店「アジュンマ!!ほうれん草、2つ買うと安いよ。」

私「…私!?」

店「アジュンマ、大根もどうだい?」←私をガン見

私「ええー!!!私アジュンマじゃない!」←受け入れられない

店「あんた結婚してないのかい?結構年じゃないかい!」←失礼すぎる

私「結婚してますけど…」
店「じゃあ、アジュンマだろ、何言ってんだ。」
 

やだー

 

この問答無用感…。

既婚である以上、どんなに若作りしても、どんなに素敵に振る舞っても、どうせ、

 

アジュンマなんだから。

 

という一言で片付けられてしまい、肩肘を張っているのが馬鹿らしくなってしまいます。

 

日本でもよく言うじゃないですか、自分で「もうオバサンだから」なんて言うもんじゃない。そう言った瞬間から本当にオバサンになってしまうんだよ…。と。

ここじゃ、周りから「あんたはアジュンマだ!」と四六時中言われているので、どうやってもアジュンマになるしかないのです…。

不満エピソード、アジュンマ同士編

見た目イケイケの韓国女性ですが、心は意外と純粋で、日本の友人同士でよく交わされるような下ネタは、NGです。

実際には色々あるようですが、男性のほうも、紳士的に見せたいのか女性には下ネタはほとんど言いません。

高田純次が日本のテンションで、韓国の大学前でいつもの下ネタを繰り広げていましたが、

 
ドン引きしてたよ、女子大生。
苦笑いすらできないほどに。

 

そんな見えないカーテンのようなものを感じながら会話をしている韓国人ですが、そのカーテンが取っ払われる日が来るのです。

それは、

 
アジュンマになった瞬間!
 

あんなに恥ずかしがっていた女性たちが、アジュンマになった瞬間から、

こちらが聞くのも恥ずかしくなるほどの下ネタオンパレード!

いやいやいや…、全然聞きたくないんだけど…。

 

そして男性のほうも、女性がアジュンマとわかるやいなや、

下ネタ大解禁!!!

 

下町の居酒屋で中高年団体の酔っぱらいが話してる内容、

韓国語知らなきゃ良かった…

みたいなの結構あります。

 

韓国女性は、結婚すると別人になる。とよく言われますが、こう考えてみると仕方がないことなのかも…。

 

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