こんにちは!たびなすびのちかです。
韓国人は豚肉が大好き!
とにかく食卓への登場回数が多いのです。
日本でメジャーな豚肉料理といえば、
トンカツ、生姜焼き、角煮。
豚丼、豚串、野菜炒めの肉、肉じゃが…
この辺になると二軍感がでてきますね。
それに引き換え、韓国料理の豚レシピの豊富さよ!
サムギョプサル、ポッサム(煮豚スライス)、カムジャタン(豚リブ入り鍋)、デジクッパ(豚肉スープ)、チェユクポックン(豚辛味噌炒め)…などなど
以下省略しなければカタカナで十数行が埋め尽くされ、逆に混乱してしまうでしょう。
韓国の街は、豚キャラが豚肉をもって微笑む看板がずらりと並んでいるのです。
困ったときのサムギョプサル
「腹減ったー!」
ついさっき食べたような気がするのに、すぐにお腹が空く夫。
アラフォーにして高校生男子のような食欲の持ち主です。
ただ、高校生男子ほど消費活動をしていないため、お腹周りはおじさんまっしぐら。
夫「何食べたいー」
私「刺身かな。」
夫「刺身い?他には?」
私「んー。カルグクス(韓国風うどん)とか。」
夫「他には」
私「じゃあ、スンドゥブチゲ(豆腐鍋)」
夫「他」
提案意味なし!
夫「あ!あそこの看板うまそう!どう?」
私「サムギョプサル?まあいいけど。」
夫「決まりね!」
勝手に決まった…
因みに、私達の昨夜の夕食は、
トンカツ。
今日のランチは、
デジクッパ(豚肉スープ)。
そして今まさに入ろうとしているのは、
サムギョプサル屋!
どんだけ豚好き…。
星の数ほど肉屋はあれど
韓国の飲食店の半分は豚焼肉屋ではないかと思われるほど、その数は多く、雨後の筍のようにニョキニョキ出店しては、消えてゆくなかなか厳しい業種です。
ただ肉を焼くだけですから、ハズレはほぼ無く、どこに入っても無難に韓国焼肉を楽しめるでしょう。
しかし、星の数ほど焼肉屋があるため、逆に眼を見張るほど美味しい!店を探すのも難しい。
ところがです、この気まぐれでは入ったお店が大当たりだったのです。
- 부산 해운대구 좌동로91번길 38-7(Naver地図)
釜山屈指の観光地、海雲台(ヘウンデ)ビーチのすぐ目と鼻の先に位置するこのお店。
車を購入してからというもの、足がタイヤだと思ってるふしのある夫はどこに行くにも愛車でGO!なので、駐車場探しに一苦労します。
しかも海雲台は超観光地、夏に車をとめるのは至難の業。
そんな折、空腹を抱え通りかかったのが『肉風』。
ここは店の前にゆうに10台は停められる駐車場が完備されており、看板良し!車よし!で入ってしまったのでしょうね。
豚肉メニューは
・サムギョプサル
・モクサル(首)
・ハンジョンサル(豚トロ)
・カブリサル(背中)
一人前130gでどれも1万ウォン程度。
ちょっとお高めですが、食いしん坊夫は誰にも止められません。
夫「サムギョプサル2人前と、ハンジョンサル2人前!」
店「はいよ!」
4人前、520グラム!
多分昨日の夜から豚肉1キロは食べてるね、確実に。
ピンクじゃないのよ、赤いのよ
「お肉お待ち!」
運ばれてきたサムギョプサル、
真っ赤っか!
一般的にはサムギョプサルってピンクっぽいでしょ。
ここのは真っ赤っか。
塊で出てきたお肉は、脂身と赤身のコントラストははっきりとしており、キレイなサシが入っています。
ハンジョンサル(豚トロ)は一切れずつに切られており、パステルピンク、こちらもキレイな色!
鉄板の温度を最新の温度計らしきものでピピッと計り、焼き上がりまで店員さんがつきっきりで焼いてくれます。
店「もう食べてもいいですよ〜」
ちょっと大きめに切られたお肉を一口。
なにこれうまい!
ボキャ貧だけど、うまいようまい!
なんかジュワっとするし、脂が飲み物みたいだ!
「やば、うま」
夫も私に負けず劣らずボキャ貧ですが、美味しいという感想は同じ模様。
いつもの味を簡単に乗り越えたお肉にビビりながら、店内にそのヒントとなるものはないかと見渡してみると、
『Wets Dry Mixed Aging』
『大韓民国三大熟成肉の美味しい店』
熟成肉か!
なんかジュワっとしたのは熟成か!
恐ろしいことに4人前をぺろりと平らげ、さらに冷麺とテンジャンチゲを追加しお腹はパンパンに。
個人的には
サムギョプサル >>> ハンジョンサル
次回はサムギョプサルだけ4人前注文するんだ!
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