マレーシア生活

【マレーシア東海岸】ティオマン島旅行まとめ!アクセス・観光・ダイビング・食事など【シンガポールが近い】

こんにちは!たびなすびのちかです。

1週間ほどペナンを離れ、マレーシアの国内旅行をしてきました!

目的地は、

ティオマン島!

↓ここ

マレー半島の東海岸にある島で、海の透明度も高く、ダイビングやシュノーケリング目的の観光客が多く訪れます。

実は5年くらい前に一度訪れたことがあるんですが、記憶が曖昧…。

 

今回は移動も入れたらほぼ1週間、ティオマン+α旅行してたんだけど、一応パソコン持ってったんだ…。

だけど、

 

一度たりとも開かなかった…。

 

潔く置いてけばよかったー。重いし荷物検査面倒くさいしー。

せっかく持っていったから、意地でブログ更新しようとも思ったんだけど、

全くネットが繋がらないの、ティオマンの宿で。

私達が滞在していた場所近辺で、辛うじて繋がるのがビーチ沿い。

だけど嫌じゃん…。

精密機器が砂まみれになるの…。

 

ということで、デジタル機器の安全を優先して久々のネット無し生活をしたのでしたー!

 

それではここからは、ティオマン島旅行で気づいたことを紹介!

※ティオマン島は雨季にはダイビングショップが閉まります。(11月〜3月頃、要確認)

 

長文になっちゃったので、サクッと読みたい場合はクリックでジャンプしてね。

 

【本土からのアクセス】ティオマン島へはシンガポールが近い

海が綺麗で、まだまだ自然が残るティオマン島。

その割には外国人観光客でごった返すこともなく、たまに人が多いな〜と思えばシンガポールやマレーシア国内からの団体ダイビング旅行だったり。

私達が住んでいるペナン島の北にあるランカウイ島なんて、この十分の一も海が綺麗じゃないのにいまや観光客だらけ!

なぜなのか。

それはひとえに、

たどり着くまでの道のりが長い…

日本からティオマン島まではシンガポールからが最も近い

私達はペナン島に住んでいるんですが、今回はKLに住むダイビング仲間と一緒の旅行でした。

彼らに

「KLから行くなら車で一緒に行こー」

と言われたんだけど、スケジュールを聞いてびっくり。

 

KLを仕事終わりの夜遅くに出て、ティオマン島行きのフェリーが出ているメルシンまで約5〜6時間(休憩含む)。

それから朝一のフェリーに揺られ2時間でティオマン到着…。

私達は当然ペナンからなので飛行機でもバスでも電車でも結局家からKLまでは5〜6時間かかる。

 

私「いや、きついでしょ。」

夫「しかも島着いてその日にダイビング一本するらしい」

私「無理無理…大学生じゃあるまいし…」

 

ということで、別のルートを必死に模索すると…

 

ペナン ⇒ ジョホールバル ⇒ メルシン

 

が最短ということが判明!

ジョホールバルはシンガポールとの国境沿いの街で、ペナンからも国内線が飛んでいます。

しかも、ジョホールバルからメルシンまではバスで2時間。

朝一のフェリーということだったので、私達はメルシンに一泊しました。

 

日本からならKLかシンガポールINでしょ。これで7時間以上。

KLからはバスしかなく、5〜6時間と遠い!渋滞や天候によってはもっと伸びる可能性あり。

シンガポールからならジョホールバルまでは1時間以内に移動でき、バスでも約2時間。

シンガポール旅行って結構飽きやすいので、2〜3日ティオマン島を入れて、旅のアクセントにするといいかも。

大都会と大自然!

 

【フェリー料金&税金】ティオマン入島税、外国人はマレーシア人の6倍!

フェリーチケットは片道35RM。

フェリーチケットを買う際に入島税チケット(別窓口)も買わなきゃなりません。

それがさ!

 

マレーシア人…5RM 

外国人…30RM(!!!)

正式にボりすぎ!!!

マレーシアはまだ観光地で外国人料金があるんですよねー。やだねー。(観光チケットとかね)

常々むむむとは思ってたんですが、6倍ってね、初めてみたよ…。

特にティオマン島はマレーの島なので、守りが堅いんでしょうかね?

 

ただ、MM2H(ロングステイビザ)を持っているとマレーシア人料金が適応になったりするので、

「私達MM2H持ってるんだけどー、30RM払うのー?」

と窓口で聞いたら、

「んー、

じゃ、15RM」

外国人の子供料金になったよ。

計算方法謎…

多分適当だと思う。

 

【ダイビング】費用が超安い!でも雨が降って透明度が…

今回はダイビングショップでパッケージをアレンジしてもらって申し込みました。

利用ショップはB&J Diving Centre(英語・独語・仏語・マレー語)

で、一人770RM(約2万円)!

宿代込み、機材全てレンタルの値段だよ。

私達が持参したのは、水着のみ…。

安いね…。

本当はファンダイビング5本だったんだけど、2日目が終わった時点でちょっと耳の調子が悪くて3日目の2本をキャンセルしました。

デポジット以外の料金は後払いにしてたので、キャンセル料を取られることなく3本分の計算してくれた!うれしい。

 

宿も一番新しいシャレーに泊まったので、ピカピカで文句なし。(一泊約200RMくらい、室内ネット接続不可)

ちなみにここの宿直営のレストラン、島にしては意外と美味しい。

みんなシェイク飲んでた。

 

他に日本人ご夫婦経営のBLUE HEAVEN DIVERSがあって、そこは受付から日本語OKです。

料金は同じくらい。

 

夜中に雨が降ると透明度がイマイチになる

ただ、残念なことに夜中に豪雨が降っちゃったんですよねー。

そうすると、海の中がかき回されて透明度がイマイチ…。

シュノーケルでも「うーん」って感じだったらしい。

 

前回来たときは「キレイだ!」と思ったので、多分天候のせいでしょう。

ただ、前回のを踏まえても、もっと北に位置する「プルフンティアン島」の透明度のほうが高かった記憶があるかな。

もちろんペナンとかランカウイとは全然比較にならないほどの透明度だけどね!(西海岸はホントにキレイじゃない、でも発展してる)

 

滞在してたABC村のビーチ沿いは船の事故かなんかで油も浮いてたし、期待よりは???の海でした。

ABCは厳密にはビーチじゃなくて岩場なので、高級ホテルがあるエリアのビーチならそれなりにきれいかも。

 

【ダイビング】久しぶりならリフレッシュダイビングがおすすめ!

私「中性浮力、自信なし…」

夫「突然浮上するタイプだもんね」

私「講習中にはぐれた経験も…」

夫「あれは焦ったね!さすがの俺も。」

 

というテンパリマンのわたくし。

 

自己分析の結果、ダイビングLOVE!魚と一緒に泳ぎたい!というタイプではないみたいです。

旅好きなので、「アクティビティの一つとしてダイビングがあればしたいなー」くらいの軽めダイバー。

「最近潜ってないからウズウズ!」とかあんまない。

なので、どうしてもダイビング期間が空いてしまうんですよね。

毎回毎回、「あれ?どうするんだっけ?」と首をかしげるペーパーダイバー…。

 

そんな私にいい制度があるんですよ!

その名も、

リフレッシュダイビング

ペーパードライバー講習のダイビング版みたいなもんですね。

今回あまりにも間が空いたので受けてみたら、これが大正解。

まず機材のセッティングから、マスククリア、中性浮力などなど基本的なことを全てプール&浅瀬でおさらい。

すっかり忘れてたよ、あたしゃ。

 

トータルで3時間位習ったかな。

次も一年以上空いたら絶対申し込もうー。

 

【島の移動】ABCエリアからテケッ(市街地)までの橋ができてた!

ティオマン島でフェリーが泊まるジェティ(桟橋、船着き場)は

  • ゲンティン村
  • パヤ村
  • テケッ村(中心街)
  • ABC村(滞在したエリア)
  • サラン村

などがあり、それぞれの行き来はちょっと大変。

滞在エリアを決めたら、その周辺で過ごすことが多くなります。

ダイビングが目的の場合は、ダイブショップから近いほうがいいですね。

 

ABCはダイビング&バックパッカーエリアという感じで、食堂もミニ売店も程よくあるところ。

テケッに隣接してて、足を伸ばせば行き来も可能。

テケッには免税店やシーフードレストラン、ATMなどがあるので、島内で見れば中心街です。

ABCだけではすることがないので、一度はテケッに行くんだけど、前回は道路がなくて山超えが必須。

 

テケッに行くのが大変だよ!なんて友達に豪語してたんだけど、今回行ってびっくり!

連絡橋ができてたーーーー!

大革命よ、きっとここじゃ。

前はレンタサイクルを担いで山越えしてたのが、今回は、

 

スススーーーッ(自転車ただ漕ぐだけ)

 

ラク!!!

 

【交通手段】歩く以外の選択肢はシータクシーか、交渉タクシー、バイクに自転車

ABCからテケッの端まで歩いたら1時間以上歩くし、昼間なんてめっちゃ暑いのに日陰も少ないので1回行けば十分な気持ちになります。

でも…

美味しいレストランはテケッにあるし、免税店でしこたまビールも買いたい。

私が体験したのはABC⇔テケッのみですが、選択肢としては

  • 歩く
  • レンタサイクル
  • レンタルバイク(テケッ内)
  • 交渉タクシー
  • 交渉バイクタクシー
  • シータクシー(テケッ⇒ABC)

があります。

車とバイクは橋の出口に柵があって通れないため、通しでは行けません。

私達はテケッのレストランに行くために、ABCから橋まで歩き、橋の出口からレストランまでタクシー(見た目は一般車)で移動。

マレーシア人の友達が交渉して7人で一人往復10RM。

交渉後は電話一本でどこにでも迎えに来てくれました。

 

ローカルの友人のうち一人が、

「ABCの宿から橋までも歩きたくない!」

といい、近くにいた荷台付きのバイクのお姉さんに

「乗せてって〜〜」

と交渉してのっけてもらってたー。

歩いたら10分くらいだけどね…。

※マレーシア人、歩くのあまり好きじゃない

 

電話番号聞いといて、帰りも迎えに来てもらってたよ。

こういう感じで交渉したら乗れるみたいです。

シータクシーは船で、テケッのジェティから一人25RM。

結構高いけど、昼間徒歩で散策しすぎてもう歩きたくなくなったから…。

1時間以上かけてきたのに、こんな一瞬で着くんだってくらい速かったな…。

 

運転手のおじさんの去り際が無駄にかっこいい。

 

【島での食事】テケッまで行けば、メニューの種類は豊富

3泊4日で食べたレストランの中で、結構よかったのが、

 

▼宿のレストラン(Fiqthya Chalet And Café

ランチにはちょうどよい、期待してなかっただけにお気に入りに。ハラル(豚アルコールNG)。

 

▼テケッの中華料理店(Sea View Chinese Restaurant

散策中ランチで訪問。セットメニューが20RM程度と島価格にしては安め。

コックのおじさんはKLに家族をおいて、一人娘のために帰省も減らして貯金していると身の上話。

「KLにいるとカラオケ行っちゃうからさー」と繰り返しており、カラオケでかなり浪費しちゃう模様。

メニュー選びにアドバイスをたくさんくれて、こだわりがありそうだった。美味しい。

 

▼テケッのシーフードレストラン(Sarang Chinese Seafood Restaurant

美味しかったけど、ちょっと高かった。

ボルネオ出身の友達が「高すぎるー」と怒ってた。

私達からすると、こんなもんかな価格。美味しい。

 

まあまあだったのは、

▼ABCのピザ屋さん(Sunset Bar

有名だけど、味はまあまあ。夕日タイムに場所良し。ハラル。

ココナッツの木の下に座ろうとすると「ココナッツ落ちてきて怪我するよ!」と注意される。

 

【自然】ティオマン島で見た動物たちと、走るおじさん

まだまだ手付かずの自然が残るティオマン島。

ダイブショップが増えてたり、ゲストハウスがキレイになってたり、橋がかかってたりと5年前よりは確実に便利になっていますが、まだまだ成長期のマレーシアにおいて、この変化のスピードがかなり遅い。

島自体が海洋公園として保護されてるので、ジャングルらしい動物もちらほら。

例えば今回私が目撃した動物でいうと…

 

■オオトカゲ

そこかしこに生息。

トカゲだー!なんて見て喜んでたら「そればベイビーだぜ」なんて言われちゃって、横を見たら、

恐竜…?

て感じのママ(かパパ)トカゲがいたー!

どのくらいかな、胴体が枕くらい…?(わかりにくい)

 

■ヘビ(大蛇)

超デカかったーーー!気持ち悪い。

木の枝分かれしてる部分に、絵みたいにとぐろ巻いてた。

3日間微動だにせずにそこにいるもんだから、通るたんびに

「スネイクチェック!!」

と友達とはしゃぎながら、ライト当てたり呼びかけたりしたけど、もちろん動かず。

とぐろ巻きっぱで長さはわからないけど、私の二の腕よりは確実に太かった!

 

■コウモリ

ダイビングをキャンセルした日、暇なのでABCからテケッまで散策。

テケッのジェティ近くのビーチで一休みしようと思ったら、

 

「キー!!キキー!!」

 

と不穏な鳴き声が…。

なにやら先に歩いてた夫がちょっと顔をしかめながら、

 

「フクロウいっぱい」

 

…?

フクロウって鳴くのか…。

にしてもなぜ顔をしかめて…

と思って木を見上げると、何百羽の、

コウモリ。

「コウモリじゃんかーーーーーー!!キモ!」

「あ、そうそう、コウモリ」

 

夫がなぜかフクロウと言い間違えたので、キモさも倍増…。

こちらも絵みたいにぶら下がってた…。

 

ボルネオ島のジャングルで100万羽のコウモリが住む洞窟に行ったけど、マレーシアにコウモリいっぱいいるな!

 

■番外:全速力で走るおじさん

動物じゃないんですけどね。

テケッ散策中、真っ昼間だったので暑くて暑くて!

しかも炎天下に日陰もなく延々と続く道…。

「あー、もう無理。暑い、死ぬ」

 

とお得意の愚痴の実況をブツブツ言いながらもダラダラと歩いていると、

 

タッタッタッタッタッタッタッタッ

 

前から全速力でマラソンランナーのように走ってくる欧米人のおじさんが。

しかもスキンヘッドに帽子なし!

 

「自殺行為っ!」

「なんでわざわざここでトレーニングを…」

 

いくらなんでも熱中症まっしぐらです。

汗はまさに滝のように流れてるし。

 

タッタッタッタッ…

 

おじさんはスピードを緩めることなく私達とすれ違う…

 

私「あっ!」

夫「?」

私「おじさんの持ってる袋の中、

全部アイス!!!」

夫「なるほどー」

私「なるほどー」

 

自分より皆のアイス、おじさん優しい…

 

【過ごし方】意外と自然と一体型の生活は疲れる

ABC村は大きなホテルはなく、泊まるとすればシャレー(小屋風の宿泊施設)。

海辺近くのジャングルを切り開いた場所に建てられており、テラスを出るとグリーン!

木々がワサワサ生えており、ヤモリや虫との遭遇も頻繁。

シャレー併設のレストランでは一通りの食事と飲み物は摂ることは可能。

 

何ていうのかね、どこに行っても外なんですよね、こういうところって。

シャレーはキレイで文句ないんですが、なんか家に中って感じがしない。

私が砂とか持ち込んでるし、いつも髪も身体もぬれてるからかな。

エアコンは付いてるし、ホットシャワーも出るし、ティオマン島では中の上位の快適度だったはずですが、たった4日で自然に疲れた…。

リゾートホテルに泊まれば、アクティビティ中は自然でも、ホテルの中は現代文明快適度抜群!だから、価格=現代における快適度、でしょうな。

超シンプルな木の板だけで作られたようなシャレーに数ヶ月滞在するリタイア欧米人とかいますけど、

ああいう生活も向き不向きがあるでしょうねー。

 

最近の私の場合は、アクティビティ後はなるべく現代文明に囲まれたい派です。

ネイチャー系旅行は数日でいいみたい。

 

ティオマン島旅行まとめ

・透明度は高いが、雨の次の日は期待薄

・日本からならシンガポール旅行に組み込むのがおすすめ

・自然満載の島でネットも不安定なので、数日で満足かも

・ダイビング費用が安いので、一気にたくさん潜りたいなら是非

・免税店があるので、マレーシアにしてはアルコールが安く手に入る

こんな感じかな?

私達は二回目だったので、ある程度島の規模も雰囲気もわかってて、驚きとかは薄かったみたい。

島は好きでよく行きますが、個人的にマレーシアの島はかなり好感度高いです。

呑気なマレー人多数の島が多いので、ビジネスに疎く寂れた雰囲気が強い場所も多いんですが、ここぞとばかりにアルコールやいろいろで羽目を外す旅行者がいなくて静かなのがお気に入り。

アジアの他の国だともう我が物顔で騒いでる外国人観光客とかいてさ…。ちょっと残念。

イスラム国家なので、観光客もそういうのに配慮できてるんじゃないかと。

 

そのかわり、流行りのあれこれも入ってこないので、不便っちゃ不便ですけどね。

良し悪し。

 

久々に友達と再開できたし、ダイビングのあれこれも思い出したのでいい旅行だったと思います!

 

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