こんにちは!たびなすびのちかです。
先日2泊3日で訪れた香港。
目的はASKAのコンサートでしたが、空き時間に九龍半島のネイザンロードを中心に街歩きをしました。
香港自体は何度も訪れてるんだけど、最後は8年位前なので「あれ?こんなんだったっけ?」と新鮮に感じた!
ということで、今回は8年ぶりの香港で感じたことを書いていきます!
内容を短くまとめると、
香港は人が多い。ホテルも狭い、店も狭い。
英語はまあ通じるけど、マレーシア、シンガポールほどじゃない。でも訛りがあまり気にならない。
中国人観光客多い。
重慶大厦きれいになった。
以下詳細…
香港街歩き①どこへ行っても混んでいる
一ヶ月前の日本一時帰国で、東京都心の人混みに文句タラタラだったんですけどね、
上には上がいるんですね。
(上=香港)
東京都心、いつもすごく混んでます。
それでも駅から数十分歩けば閑散としてる場所とかあるじゃない?
路地一本入ったら、人がいない…とかさ。
香港はどこ行っても、人人人…
路地に入ろうが、駅から離れようが、隠れ家的なところに行こうが…
離島とかね、自然保護区の近くに行けばまた違うと思いますけど、
観光客の行動範囲で人通りがない道は皆無。
香港街歩き②相席が基本
少人数で食堂、カフェに入れば、
もれなく相席。
空いてる席があれば、誰かが座る可能性大!
上野駅のスタバが混みすぎて、文句言いまくりだった私を許して!!!
あんなの、香港じゃ普通だった!
お一人様だとしても、テーブルの向かいに椅子があれば誰かが座ります。
見知らぬ人と顔を突き合わせ(本当に頭がぶつかりそう)、麺をすする日常…。
超混んでる食フェスみたいな感じか。
(※高級店は行ってない)
香港街歩き③ホテルも狭い(街じゃないけど)
節約のために安宿に泊まったつもりだったんですが、それでも6千円。
窓なし四畳半っ!
でももっとびっくりしたのは、安宿だというのは思い込みで、
3つ星ホテルだった。
まあ、そう言われてみれば、アメニティも一通りあるし、清掃も毎日入る。
東京じゃ、アパホテルで狭い狭いって言ってたのにさ、軽々乗り越えてきたよ、香港は。
香港街歩き④100%英語が通じるわけじゃないけど、話せる人は流暢
香港は超観光都市だし、多国籍の人が住んでるイメージでした。(8年前の記憶)
しかし、2年前からマレーシアに住んでいる私、
環境の変化で、香港のちょっとイメージが変わった!
マレーシアが多民族国家なので比べるには特別すぎるんだけど、
あ、香港って紛れもなく広東語の中華圏なんだな。
って当たり前のことをすっごく感じた!
マレーシアに住む前は韓国に長く住んでいたんですが、韓国は韓国人が韓国語を使って韓国製品が溢れてる国。
そんな韓国から香港を訪れたときには「なんて多文化なんだろう!」という真逆の感想だったんだけどなー。
マレーシアから訪れた香港は「とはいえ、英語できない人もいるんだな」(←当たり前)と思ったり…。
多分、日本とか韓国、中国、ベトナムあたりだと、そもそもどこでも英語が通じるなんて期待してないから、こんな考えも起こらないんですけどね。
香港にはシンガポール並の期待(思い込み)をしてしまったんでしょう。
ただ!
もちろん日本とは比較にならないほど通じるし、
あとマレーシアと比べて違うなと思ったのは、英語の発音!
マレーシア、特に私が住んでいるペナン島は、タクシーのドライバーや市場、屋台でもほぼ英語でやりとりできます。(100%じゃないけど、意思疎通はできる)
しかし!
訛りがすごい。
アレンジが効きすぎて、もはや英語ではない…(マングリッシュともいう)
アメリカ人とか普通に「何言ってるかわかんない」というほどの訛りよう。
しかし、香港の英語話す人って、発音すごく綺麗じゃない…?
「オッケーら」とか言わないし。
マレーシアの中華系も香港人と同じ広東語が母語の人いっぱいいますけど、なまってるしなー。
私の勝手な考察ですけど、マレーシアは下手でも英語を喋らなきゃいけない状況が多すぎて、日々多数の人がアレンジした結果、マレーシア人同士でわかる独自英語が出来上がった。
一方、香港人の場合、香港人同士では広東語、外国人と接する人のみが英語を駆使するので、独自進化することなく綺麗な英語が保たれる。
ではないかと!!!
香港街歩き⑤中国人めちゃくちゃ多いから、北京語とかアリペイとか
「反送中」デモ真っ只中の香港でしたが、
中国人めっちゃいた。
いいんだ、来て、っていう素人の感想。
私、昔、中国大連と台湾に住んだことがあって、北京語の訛りがちょっとだけ聞き取れるんですよね。(発するのはもう難しいが…)
北京語も台湾人や東南アジアの中華系の人が話すのはあっさりしてて、中国本土の人のはちょっとモゴモゴしてる感じ?
まあ、中国も広いので全てに当てはまるわけじゃないですけど、モゴモゴはほぼほぼ中国人なんですよ。
という判別基準から、中国人の多さを体感したわけです。
夜景スポットなんて激混みだったけど、8割は中国人だったんじゃないかしら。
とこんな具合だったので、北京語をあやつってる店員さんをよく見かけましたし、現金払いの店もアリペイ決済だけはできるという中国の強さっ!
なんだけど…
中国人の買い物客にめっちゃキレ気味の店員さんとかいてさ。
同じく中国人観光客だと思われた私も北京語で話しかけられたの。
だから、久々に忘れかけてる北京語の練習しようかと思ったけど、店員さんの仏頂面が怖すぎて、
英語にした。
私の中の悪魔がささやいた…
英語が無難だって…
そしたらその途端、
店員さん、優しい笑顔になった。
現実っ!
※一店舗のみの体験です。
香港街歩き⑥重慶大厦がキレイになってたけど、相変わらずインド
我が夫のバイブル『深夜特急』に出てくる安宿雑居ビル『重慶大厦(チョンキンマンション)』
私でも、元バックパッカーとしてはこの名前には特別なものを感じてしまいますね!
そんな重慶大厦、
キレイになってた。
いやーーーー!!
もう小奇麗なビルだもん…。
そりゃあんな小汚い建物、そろそろ改修の時期だったと思うので、この変貌は当然なんですけどね。
ただのイチ旅行者のつぶやき。
だけど、相変わらずここだけインド(か周辺)の人だらけだったので、思い出バックパッカーはひと安心…。
香港街歩き⑦ネイザンロードの看板がなくなっちゃった!
香港といえば、
二階建てバスにぶつかりそうな看板!
が、撤去ーーーー!
されてました。
安全上の問題があるらしく、取り外しているそうな。
えー、あれこそ香港!のイメージなのに、なんか寂しいな…
と呑気な観光客は思いますが、実際古いビルに無理やり付けられたようなものもあるみたいで、日常生活では危ないことこの上ないですね。
香港新時代の幕開けなのである!(とポジティブに捉えよう)
2019年6月の香港街歩きまとめ(九龍半島ネイザンロード)
狭いとかなんとか、文句ばっか言ってるようですが、私、香港には感謝してるんですよ!
だって、
これだけの大都市だからASKAも来たわけだし。
大都市だからこそ、最先端のカルチャーや芸術、思想が集まる。
だから、人も集まるので狭くなってビルだらけになって当たり前なのである!
マレーシアのペナン島住みやすいわ〜、とか言ってますけどね、じゃあASKAのコンサートは来るのかと。(いや、来ない。首都のクアラルンプールですら微妙。)
都会と田舎は良し悪し!
香港に住むとなったらまたいろいろあるんでしょうが、旅行レベルならこれほどエキサイティングな場所もないんじゃないでしょうか!?
田舎(ペナン島)から行くと、振り幅すごくて更に楽しかったんだけど!
数日行っただけでこれほど長々と語れるということは、それだけ魅力的な場所だということでしょう。
以上、香港街歩きレポートでした!