こんにちは!たびなすびのちかです。
「麺が食べたい…。」
私が旅行中に必ず起こるこの症状。
海外旅行は楽しいですが、食事が合わないと景色が色あせて見えたりと大問題!(インド3週目以降)
そんな麺好きで韓国旅行を考えてる方々に声を大にしてお伝えしたい。
「韓国は大丈夫!麺天国だからっ!」
と…。
「韓国料理だから、全部真っ赤っ赤で辛いんでしょう…?(戦々恐々)」
と心配しないでおくれ!
全く辛くない麺もいっぱいあるし、煮干しだし、アサリだし、牛骨だしなんてのもある。
美味しそうでしょ…。
麺好き韓国在住経験者代表(長い)として、同じ麺好きに是非韓国の麺料理を知ってほしい&食べてほしい!
というわけで、今回は代表的な韓国麺料理を紹介していきたいと思います!
韓国麺料理の王道『カルグクス』
まずね、何といってもこれ。
カルグクスーーー!
ラブ。
カル=包丁、グクス=麺で、小麦粉をこねこねして包丁で切る麺のこと。
うどんみたいな感じですが、もうちょっと不揃いなのと、コシがうどんより少ないのが特徴。
その麺を使っていれば全てカルグクスなので、スープや具の種類によって味が変わるシステム。
例)
- キムチカルグクス(キムチが具&スープ)
- ヘムルカルグクス(海鮮が具&スープ)
- マンドゥカルグクス(餃子が具)
- ドゥルケカルグクス(擦りエゴマのスープ)
など、無限…。
基本的には辛くないので、スパイシーが苦手でも問題なく食べられて万人受け間違いなしの一品です。
(もし辛くなるんであれば、具の問題)
カルグクスの前の単語に注目して頼んでみよう!
韓国でラーメンといえばインスタント麺=『ラミョン』
さて…
韓国を旅行するなら、ぜひコンビニに行ってほしい。もしくはスーパーでもいい。
インスタントラーメン売り場デカすぎ…?
どんだけ食べるんだ、と。
韓国人にとってラーメン(ラミョン)=インスタント麺で、
日本の外食で食べるラーメンは「イルシク(日式)ラミョン」とか「イルボン(日本)ラミョン」、または「(ラミョンではなく)ラーメン」と発音し、別物と考えます。
例えば食堂に行って、メニューの「ラーメン(ラミョン)」を注文しても、
インスタントラーメンがでてくる
ので、がっかりしないでください。
韓国のインスタント麺について語ると長くなるので、別記事にします…。
▼私が一番好きなラミョン
▼激辛を試したい人へのラミョン
▼全く辛くないレアラミョン
寒い冬でも結構人気!韓国の冷たい麺は冷麺だけじゃない
冷麺(ネンミョン)
まずは冷麺。
言わずと知れた有名冷たい麺料理ですね!
韓国の冷麺はそば粉とデンプンを混ぜて作られ、日本でよく食べられている盛岡冷麺より細く、黒いです。
冷麺の食べ方には2種類あって、
■ムルネンミョン(水冷麺)
冷たいスープ冷麺。
一般的に思い浮かべるのはこっちかな?
トッピングに辛いソースが載ってるが、苦手な場合は取り除くことも可能。
■ビビンネンミョン(混ぜ冷麺)
スープなし冷麺。
味付けに辛いソースがたっぷりかかっており、それを麺と混ぜ合わせて食べる。
かなり辛いけど、絶対にビビン派!という人もいるので、中毒性がある模様。
私はスープが好きなので、基本的にはムル冷麺を頼みます!
ムルは優しい味なので、激辛好きにはビビンをおすすめしたい。
ミルミョン
釜山の郷土料理で、釜山近郊以外の地域ではお目にかかるのが難しい。
釜山に限っていえば、冷麺よりミルミョン屋のほうが多く、よく食べる。
ミルミョンは朝鮮戦争の食糧難時代、小麦粉で冷麺もどきを作ったのが始まりだそう。
小麦粉なので、冷麺のようなモチモチ感はないけど、ボリュームはミルミョンに軍配かな。
ミルミョンにも、ムル(水)ミルミョンとビビン(混ぜ)ミルミョンがあるよ!
コングクス
コン(豆)、グクス(麺)で、この豆は「豆乳」のこと。
スープが豆乳で冷たい!
麺は細めの小麦粉麺で、氷を浮かべた豆乳スープに投入〜(自然とダシャレ風)
私、豆乳は大好きなんですが、コングクスはちょっと…。
なんかね、甘みがないのね、豆乳の。
ただ!周囲の日本人の半数以上が「コングクス大好き!!!」と豪語するほどなので、好き嫌いが分かれ、好きな人はドハマリする一品であることは間違いない…。
コングクスは夏季のみの限定販売。
チョルミョン
▼インスタントチョルミョン
もっと気軽に食べられるのは、チョルミョン!
専門店などもなく、ブンシク(粉食=軽食屋)で食べるのが一般的。
麺は冷やし中華麺みたいな見た目で、もっとモチモチしてるのが特徴。
トッピングは千切りキャベツにもやし、きゅうりなど。
ソースは甘辛だけど、ここは韓国、やっぱり辛い。私は水なしじゃ無理〜。
マッククス
韓国の東北部に位置する江原道(カンウォンド)麺料理。
見た目は冷麺に似てるが、ほぼそば粉で作られてるのでコシはあまりなし。
ムル(水)、ビビン(混ぜ)の他に、チェンバン(お盆)マッククスもあり、大量の野菜とカラシを混ぜて食べるサラダのようなものもあり。
ただ、釜山在住時はほとんど専門店を見かけず食べる機会はあまりなし。
江原道旅行に行くなら食べてみるといいかも!
韓国の中華料理には二大人気麺『ジャージャー麺』『チャンポン』
ジャージャー麺(ジャジャンミョン)
影の国民食とも囁かれてるジャジャン麺…。
「ジャージャー麺…。あれか…。」
と日本人が思い浮かべるそれではない!
真っ黒な何が入ってるかよくわからない謎のソースを太めの麺にぶっかけた、ただそれだけのもの…。
韓国人が海外旅行から帰国し、まず食べたくなるもの第一位がこのジャジャン麺だと。
辛くないのに。
特に味もはっきりしないのに…。
…なぜ?
謎。
韓国で出前の王道は中華で、一番人気がこのジャジャン麺!
なんだろ、日本でいうカレーみたいな?みんな大好きだもんね…。
※ジャジャン麺は家では作らない(インスタント麺はあり)
特徴のある味でもないんだけど、何で好きなんだろうね〜、ホントに謎。
チャンポン
▼チャンポンのインスタント麺バージョン
韓国中華でジャジャン麺に次ぐ人気選手、チャンポン。
チャンポンですよ、長崎じゃん!
しかし、あのチャンポンとも似て非なるもの。
こちらは真っ赤っ赤ですっ!
ジャジャン麺と同様の太め麺と、海鮮ダシの効いた赤くて辛いスープが特徴。
出前※ではジャジャン麺とチャンポンの二択になることが多いので、私はほぼ100%チャンポン選択。
ただし、届く速さはジャジャン麺のほうが上。
てか、電話して5分で届くとかおかしいでしょ…。
※出前といえば中華、中華といえば出前、という韓国文化
日本スタイルの麺も韓国で日常的に食べる
日式ラーメン(イルシクラーメン)
これこそが、私達が思い浮かべるラーメン!
韓国でも日本のラーメンは人気で、豚骨ラーメンが主流でしたが、最近は味噌や醤油などなどの専門ラーメン店もちらほら。
韓国人が一番よく行く外国が日本なので、みんな味はよく知ってる!
ただ、完全に日本風だと通はいいですが、それ以外の一般韓国人にはちょっとしょっぱいみたい。
そのため、万人受けを狙い、ちょっと薄めのスープで提供するお店多数。
日本人には「ちょっと薄いな〜」と思えるようなラーメンが多いんだけど、それも仕方ないのか…。(日本のキムチが辛くないのと同じ感じ?)
※日本とほぼ同じ!というお店ももちろんあるけど、店舗数を考えると割合は非常に少ない。
うどん
うどんはそのまま「ウドン」と発音、フードコートにも必ずあるほど浸透しています。
そして日本同様、全く辛くない。
韓国料理の辛さに疲れたら、うどんを食べればホッとすること間違いなし!
ただ、麺にコシはなくソフト麺みたいな感じかな?
なぜかパーキングエリアでは、うどんを頼む韓国人の割合高し。
メミル(そば)
韓国にはお蕎麦もあるんですよ〜。
ただ、つるつるしててコシが全く無いので、似て非なるもの、という感情がよぎるジャパニーズな私。
うどんはコシがなくても許せるのに、そばに関しては、
「これは…、そばではない…」
と思ってしまう。
そばってなんか、麺命!みたいなところがあるみたいね。
脱サラして蕎麦屋する人はいるけど、うどん屋する人はあんまり聞かないし…。
ってことは、そばのほうがこだわり度が高く、ちょっとでも違うと首を捻ってしまうのかも。
そばではないよ、メミルだよ!と思えば…ね…。
韓国麺料理をいろいろ食べてみよう!
日本でも最近は韓国料理が浸透してきましたが、まだまだ知られていないレアメニューもあります!
弾丸ツアーだと、焼き肉!チーズタッカルビ!ビビンバ!チキン!と食べたいものが目白押しで時間がないかもしれない…。
だ け ど、
韓国の麺料理は地味だけど、日本人に合う味がたくさん。
お肉続きで胃が疲れてきたら、麺で胃を休憩させるのもあり!
暑い夏には冷たい麺でさっぱりと、寒い冬には温かいスープでホカホカになれるので、是非ともオススメしたい!
▼韓国料理とスープの関係
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▼韓国料理と野菜の関係
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