こんにちは!たびなすびのちかです。
最近、色んな人と話してて思いました。
私、日本のこと説明してるけど、合ってる?
って。
ちゃんと日本で生活してたのって約15年位前。
しかも、社会人生活にいたっては、
日本で一度もしたことがない。
夫婦揃って。
今はネットがあるので知った気になってますが、ほぼ体験談がないという…。
毎年一度は一時帰国しますがね、お客さん目線ですよね。
だから、今声高に叫ばれている、ブラック労働とか、デフレとか、税金のシステムとか、
「大変だわ…」
とか、
「問題山積み…」
とか眉間に皺寄せてますが、全部単なる
聞きかじりです。
伝聞スタイル…。
長過ぎる海外経験のデメリット!日本を共有できない
海外で何かと役立つのは日本人からの情報!
ですが、これほど長めに距離を置いてると、一緒に盛り上がれない場合も多々あり。
例1)
「日本の洗剤◯◯が☓☓ショップで買えるようになったよ!」
「うわー、マジで助かるー。」
「やっぱり◯◯じゃないと、汚れ落ちないよね。日本じゃ絶対◯◯だったもん」
「私も◯◯じゃないと、洗った気がしない!ほんと良かったー」
私(◯◯って何…。洗濯は「トップ」か「アリエール」じゃないんかい…。)
みたいな。
洗濯洗剤はタダの例。製品系はだいたいこんな感じになる。
例2)
「マレーシアの運転はホント最悪!」
「ウインカーとか出さないしね!危ないよね!」
「車線変更のときとかぶつかるかとヒヤヒヤだよ…」
「急な追い越しとか、スマホしながらとか…ありえない!!!」
うん、ありえない、危ないよね。
そう思う、だけど…。
↓見てよこれ。
これが私達が初めて車を買った街の状況…。
海外経験のメリット!異文化へのストレス耐性が高くなる
最新(といえないものもあるけど)情報を共有できないのは若干寂しいですが、
逆にね!
メリットもたくさんあるんですよ!
長く海外生活を送っていると、日本から直接来るよりはストレスが軽減されることも大いにあります。
海外と一括りにするのはあれですけど、慣れ親しんだ自国から離れる生活という点ではどの国でも共通してると思うのであえて大きな括りにするよ。
メリット① サービスの適当さとか気にならない
特に単純サービスみたいなものですね。
コンビニ、スーパー、宅配便とか、商品さえ壊れずに正規料金で手に入ればどうでもいいです。
サービス料取られてないし、みたいな。
ただ、超高級店に行って、サービス料しこたま取られてる場合に適当なサービスだったりすると、かなりイラッとすることもありますね。
要は、その人対するお金が発生してるかどうか。
だから、一時帰国の日本では店員さんの丁寧すぎる態度にちょっとビビり、そして感動する…。
そして時給をみて驚愕する…。(安すぎる!)
>>日本のバイト時給が20年前からほぼ上がっていないことに驚いた…
※最近は人手不足で都心なんかは上がってるみたいですね!
メリット② 友人のルーズさは愛嬌、100%は信じてない
海外生活を始めれば、必ず出会う外国人の友人。
楽しいですよね、色んな人と知り合いになって交流を深めるのは。
遊びに行く約束なんかしてさ、
ドタキャン…
遅刻…
目的地変更…
頻繁。
これは人によるのかもしれませんが、私の今までの経験では半分以上こういう感じ。
ドタキャンはまあイラッとくる時もありますけどね、もう人によって違うので諦めます。
遅刻はしない人が尊敬に値するレベルで、目的地変更はもう起こって当たり前、って感じ。
気持ち的には、
「一応この日遊ぶ約束してるけど、わかんないな。」
くらい。
「一応この日予定入ってるけど、もっと大事な予定入ったらキャンセルしても良い」
という雰囲気です。
なんか、会うまでは(仮)って感じ?
メリット③ 知らない人を連れてきたりしてもOK
友達と遊ぶ約束して、待ち合わせ場所に行くじゃん?
…誰?
友達の横に、知らない人が数人…。
他の友達も呼んで一緒に遊ぶんですね。
これめちゃくちゃ多い!
だからもし、約束した友達と大事な話があるので二人で会いたい、と思ったら、
「今回は二人だけで」
とか言ったほうが無難。
じゃないと誰かしら連れてきたりするから。
韓国ではもちろん、台湾、中国、マレーシア、そして欧米人もそういうことよくするので、日本が特殊なのかな?
日本の人って約束の前に「誰々連れてってもいい?」とか聞くよね?
ほら…もうわからない…。
で、私も結構、
「じゃあ誰々も呼ぼうかな!」
とか言っちゃうので、夫に注意されます。特に日本の方と会う時は。
だけどね、いっつも同じ人と遊んでもマンネリ化するので、たまに新しい人がいたりしたほうが楽しいこともあります!
メリット④ 外国語の中で取り残されても、何とも思わない
最初のうちは気を使ってくれても、だんだん友人たち共通の母語で会話が進む…。
勉強してる言語でも、あまりに難しすぎてよくわからない…。
諦めっ…。
よくありますね。
最初こそ、寂しいと思ったのかもしれませんが、もうね、どうでもいい。
BGMですわ。
なんっとも思わない。
昨年までいた韓国ではほぼ毎日韓国人とランチ&コーヒータイムをしてましたが、会話はほぼ韓国語。
一応聞き取れる部分は参加しますけどね、難しい話は全くわからないのでスルー。
これが数年単位で毎日なんでね、慣れます。
台湾でもそうだったし、マレーシアなんて英語で話してなきゃ全く何言ってるかわからないし。
これを15年間続けてたら、逆にね。
日本ではカフェの隣の会話も、エスカレーターの後ろの会話も全部聞き取れるじゃん。
もっとストレスかも。
うるさいっていうのは言い方悪いけど、脳がキャッチしすぎて忙しいっていうか…。
メリット⑤ 言葉が通じない反応にひるまない
上の項目に通ずるものがありますが、日本語が通じないので微妙な自分の外国語に頼るしかないですよね。
まあ、一発で通じることは無いことが多い…。
「は?」
とか、
「何言ってんの?」
とか、
「わかんない」
とか適当にあしらわれること多々あり。
こっからよ。
ここからがスタート。
私の心の中は(はいはい、聞く体勢になりましたね、では…)って感じで、その後あれやこれやと知ってる単語を並べながら、なんとか分かってもらいます。
たまに、
一言言った瞬間、「は?」って返されて、「通じないわ…」とシュンとする方がいますが、
あれデフォルトだから、気にする必要なし!
「おう、今から話すから聞けよ」って言って、返された返事だと思って下さい。
マレーシアは優しいんであんまり心折れませんけど、あそこ(K)の返しとか超怖いからさ…。
メリット⑥ 改善してほしければ、とにかく口に出せるようになる
日本は整然としてて、誰もが細胞レベルで人の迷惑にならないように行動してますね。
だから、ほとんど嫌な目に合うこともないし、行動しやすい国です。
が!!!
世界はそうじゃない!!
先進国だったら違うかもしれませんが、そうじゃない国がまだまだ多いですからね。
言わなきゃ誰も気づかない。
キッパリ。
なんでこの人こうしないんだろう!
なんでここでこんなことするんだろう!
相手の立場にしてみれば、
「何でダメなの?俺はしたいのに。」
です。
そういう場合は
(もう!)
ともんもんとしながら我慢するか、
「あの、私はあなたが◯◯してるせいでこういう状況で困ってるので、やめてもらえませんか?」
と言うか。
アナタ次第!!!
くれぐれも最初の言い方には気をつけたほうがいいですが、私はとりあえず言います。
相手の返答によっては、しょうがない場合もあるかもしれないからです。
そしたらこちらも、「そうなんだ、大変だな」と思って気にならなくなるだろうし。
逆にこっちもよく聞かれます。
「なんで◯◯するの?(しないの?)私はこうしたいので、やめてくれない?」
と。
その時はこちらの状況を説明して、理解してもらう努力が必要です。
とにかく口に出す!口に出す!口に出す!!
それが無意識にできるようになるよ…。
海外経験は若いうちに積んでおいたほうが絶対にラク
年齢で区切るのはよくないでしょうが、でもやっぱり若いうちにそういうもんだと慣れておくと超ラクです。
今私はアラフォーですが、やっぱり人生経験を重ねるとそれを礎に自分で答えを導き出す傾向が強くなってきました。
頭が柔らかい若いうちに、より多様な考え方や生き方に触れることで、なんていうのかな、
許容範囲が格段に広くなる、
というか。
後から無理やり拡張するのはとっても大変!
だけど、これだけグローバル化が広まれば、今後日本に来る外国人も、日本国外へ出る日本人も激増するでしょう。
本人が望む望まないに関わらず、多様な人と接する機会は増え続けますよね。
そんな中に、
スッ…
と自然に入っていける、それが海外生活の経験の大きなメリット!
できれば20代のうちに経験することをオススメします!
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