こんにちは!たびなすびのちかです。
ダブリンといえばパフィーの歌の歌詞として耳にする程度ですが、ヨーロッパの島国アイルランドの首都でもあります。
そのダブリンに英語の勉強を兼ねて大学3年生の夏休みに訪れた時の話です。
マイナー感がいい留学先、アイルランド
当時、将来の夢として本当はアナウンサーになりたかった私。
しかし、外見的に無理だということは大学で美女の友達と仲良くなった際に悟る…
外見で勝負できないと悟った私は、
「顔の見えないラジオFMでカッコよく洋楽の曲紹介する」
という夢に切り替え、そのためには現地で英語を習得しなくては!と意気込みました。
私がピチピチの女子大生であった当時、英語を学ぶならアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが主流。
でもなんか普通すぎるな…、なんて思ってたら国名の最後に「アイルランド・ダブリン」の文字が。
「私、夏休みにダブリンで英語勉強してきたの」
かっこいいじゃん…。
それで決めた!
夏のアイルランドは英語研修の外国人でいっぱい
私が行った夏はアイルランドで一番いい季節。
毎日快晴で過ごしやすい気候で、花々も美しく、おいしいギネスビールもパブでたらふく飲めました!
欧米圏にとって、夏休みは一年の区切りで長い休み。
英語圏のアイルランドは研修先として人気があるらしく、英語圏以外の欧米圏からそりゃもうたくさんの留学生が英語を勉強しにやってきました。
特にイタリア人、スペイン人、フランス人が多く、ポルトガル人、続いて日本人、南米人といったところでしょうか。
日本人は外国でも日本人同士でつるんでばかり、と聞いていましたが、いやいやいや、他の外国人もそうですよ!いやそれ以上!
同国人となるべく絡まないようにしようとしている人、第1位は日本人かもね。
時間が限られている中、勉強に集中するという点ではしかたないのかもしれませんが。
適当なことで会話を続けるイタリア人
ホームステイをしていた私の家には他に団体で来ていたイタリア人の一人を受け入れていました。
個人で来ていた私は、よく同じステイ先のイタリア人の女の子にに誘われイベントに参加。
イタリア人数人は近所に住んでおり、通学時には同じ路線のバスに乗ります。
その彼ら、
とにかくよくしゃべる。
家から学校までの通学、帰り道、ウィンドーショッピング、食事中、ずっとしゃべりっぱなし。
ほんと、ずーーーーーっと。
ひたすら。
終始イタリア語で話すので話の内容はわかりませんが、ベリッシモ〜、みたいなのは聞き取れました。
よくもまあ毎日毎日こんなに話すことがあるものです。
どんな話にも乗ってくれるイタリア人は会話相手に最高
ある日、2階建てバスに乗っていた私。
続いて乗ってきたイタリア人数人はあいにくまとまった空席がなく、席がばらばらになってしまいました。
1階と2階にそれぞれ分かれて座った彼ら。
がしかし、
階をまたぎ、しゃべるっ!
1階と2階で。
どれだけ急用の話…?
あまりの出来事にステイ先が同じイタリア人に、彼らは一体何についてこんなに大声で話しているのか、と聞くと、
「ああ、さっき会った人の電話番号の並びが面白かったんだって。ほんと、面白いわ、4444って4が4回続いてたんだから」
…面白いの?
百歩譲って面白かったとして階をまたいでする話なのか…。謎。
すごいわーイタリア人!
と驚きの許容範囲が広がった大学3年生の夏だったのでした。
私の英語の話し相手もほぼイタリア人だった、グラッツェ!
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