こんにちは!たびなすびのちかです。
南の島を愛する私たち夫婦。
ビールを飲みながらビーチでゴロゴロをすることが、私の人生最大の生きがい。
しかし、困ったことに旅行の全決定権を持つ夫は、たまにちょっと厄介な旅行先を挟んできます。
例えばインドとか、モロッコとか、インドとか、モロッコとか、インドとかインドインドインド…
…はっ!
インドから離れてもう3年以上も経つっていうのに、今だに口にするだけで溢れ出てしまうインド…。恐ろしい。
インドは休暇で行くもんじゃない
インド1ヶ月の旅を企画した我が夫。
インドは広いので1ヶ月旅行したところでインドのイの字も回れません。しかし1ヵ月後、
「もういい!十分!いや、1ヶ月もいらなかった、2週間でよかったよ!」
ということになりました。これもすべてカレーのせいです。
インド旅行だけで休暇を消化すると、休暇ではなく、
ただのアドベンチャーになってしまう…。
これで普段の社会生活がどんなに恵まれでいるかを痛感、どんな仕事でも楽に思えてくるかもしれませんが、常日頃から’’インドよりはマシ’’と思いながら生活したくない!
夫もこのような状況を予想していていたのか、インド旅行後に、
タイ楽園の島、2週間の滞在だって!
PM2.5にまみれ疲れきった私たちがデリーから搭乗したのは、『タイ航空』!
エコノミーの客なのにドリンクにジントニックを作ってくれる素敵な航空会社。
な・ん・て・し・ん・せ・つ
昔乗ったエアインディアなんて、
”手に指輪を10個もはめている男性CAと隣のインド人のおっさんの世間話”
でフライトが終わったっけ…。
きっとここから素敵な休暇が待っている!
中級ホテルも夢のよう
インド旅行からタイにやってきた私たちが降り立ったのは、プーケットからフェリーで約2時間ほどのところにあるピピ島。
ここはレオナルド・ディカプリオ主演の『ビーチ』という映画の撮影地となったことで有名です。
プーケットから近いので、そこから日帰りツアーで来る観光客も多いですが、私たちはのんびりピピに滞在します。
夫はちょっとよさげなホテルを予約しておいてくれ、旅は一日にして10ランクほどアップしました(体感)。
価格も5000円前後と手ごろで高級ホテルでもリゾートでもないのですが、便利ゾーンのど真ん中にあり、とにかく綺麗、清潔、明るい、おしゃれ。
考えてみてください、私たちはインドを1ヶ月4万円(航空券代を除く)で旅した冒険者なのです…。
夢のようなホテルでしょう。
室内は土足禁止になっているので、館内どこも清潔に保たれています。
通りに面しているので日当たりもよく、ベランダに干した洗濯物などは一瞬で乾いてしまいました!
部屋の中の色合いもとっても素敵で、カラフルなんだけど落ち着いたインテリアがとってもオシャレ。
二人で5000円だったら大満足だと思います!
心地の良いホテルの部屋のベッドでゴロン!と横になったときの気持ちよさったら!熱が出そうでした。
数分寝心地のよさを堪能し、荷物の整理でもしようかと起き上がると、
ベッドのシーツが茶色く汚れている…
おのれインドめ!(インドの砂埃の残り)
車もないのにクラクション?
ピピ島は基本的に車やバイクなどの車両は走行禁止で、地元の人が荷物を運ぶのにはリヤカーを使っています。
しかし道が狭く、リヤカーといえども人とすれ違うときにはギリギリの幅。さらに2~3人で並んで歩かれたら全く通れません。
そんなときには、
「ピピー、ピピー」
声がクラクションがわりです。
「ピピー、ピピー」
「ピピー、ピピー」
あちこちで聞こえる声クラクション。
女性はもちろん、屈強なおじさんも「ピピー、ピピー」、ヤンキーっぽい男の子も「ピピー、ピピー」。
かわいい…
想像してみてください、阿部寛が「ピピー、ピピー」、市原隼人が「ピピー、ピピー」。
しかもピピ島で。
写真がカラフル!
ダイビングでウミガメに会ったり、
眺望のよい山に登って海の綺麗さを実感したり、
チョコバナナクレープとビールを摂取しすぎてインドでの減量を無にしたり
と、快適ピピ島ライフを満喫しました。
そして旅行も終わり、自宅に帰って撮った写真を眺めながらふと気づきました。
今回の旅行当初の写真はほぼ、
茶色、黒、グレー
ところがタイ航空に乗った瞬間から、
青、赤、紫、黄色、緑…
そりゃ楽しくなるわ。
ベッドの茶色い汚れを思い出しながら、今回の旅行先の選択は絶妙だったな、と思ったのでした。
⇒PP Insula Hotelを見てみる
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