こんにちは!たびなすびのちかです。
海外大好き夫婦の私達の旅行が大きく変わったのは、
- Airbnb(民泊)
- LCC(格安航空会社)
の出現に他なりません!
この2つのサービスによって、世界が更に狭くなったといっても過言ではない!
まずLCCのおかげでフライト代がバス料金並みに下がり、誰でも気軽に気負いせずに旅行することができるようになりましたね。
料金は変動しますが、それでも千円札数枚で飛行機に乗れる時代になったなんて感無量っ!
私達が長年住んでいた韓国釜山の場合。
一時帰国に10年前は一回で4〜5万円飛ぶのはザラでしたが、最近なんて時期によっては片道4〜5千円で帰れたりするからね…。
一桁違う!!!
東京から実家にある宮城までの新幹線代が一番高いっていう…。
さて…。
そしてここからが今日の本題、
Airbnb。
通称民泊。
『地元の人っぽく住めること』がAirbnbの魅力
最近あまりにも流行りすぎて日本では規制が厳しくなってますが、全てが違法ではありません。
合法でたくさんの物件が登録されています。
(法基準は国や自治体によってまちまち。日本の法規制が全てのエリアに当てはまるわけではない。)
Airbnbは、自分が持っている物件を使ってないときに他人に有料で提供するサービス。
極端にいえば、
「今住んでいる家を超きれいに掃除して、実家帰省中の1ヶ月だけ他人に貸す。」
みたいな感じ。
場所はどこでも可能ですが、そこに泊まりたい人がたくさんいたほうが稼働率は上がります。
借りる側のメリットもたくさんありますが、一番は、
地元の人っぽく住めること、
じゃないかな。
海外旅行の場合、ホテルに滞在することが一番多いと思います。
実際に私達もホテルやゲストハウスが主な宿泊先でした。
まあ、それはそれで楽しい。
でも、お客さん感はあるね、いつも。
一方のAirbnbだと、
例えば地元の市場に行って、普通「でも買ってもなー、ホテルだしなー」と諦める食材もチャレンジできたりする!
生ものとかも「キッチンに包丁あるし買っちゃえ!」とかね。
他にも、観光したくない日は家の近所をぶらぶら散歩して、ランチはお持ち帰りするとかね。
力を抜いて滞在できる!
Airbnbのメリット・デメリットは、別記事で詳しく書きました
私達がAirbnbを借りるときに気をつけていること
ただ!
やみくもに「ここよさそう〜、予約っ!」とするのも悪くはないけど、
ちょっとしたコツを掴むと、滞在がもっと楽しくなるっ!
ということで、今まで20ヶ所以上のAirbnbに泊まった私達が、特に気をつけているのは次の5つだよ!
・エリアをよく把握する(Googleマップのストリートビューを活用)
・部屋タイプを確認する
・できればレビューが10件以上を選ぶ
・いきなり予約せず、まずオーナーと連絡を取る
・レビューを書くときは正直に!
エリアをよく把握する(グーグルマップも活用する)
特に海外旅行の場合、エリア選びは最重要!
土地勘が無いにしても治安の良し悪しは気になるので、避けなければならないエリアじゃないかどうかを確認します。
大きな荷物があったり、公共交通機関を利用する場合は、そこからの距離の確認も必要だしね。
しかし!
Airbnb上では、「この建物!」と場所の詳細は示されておらず、「この辺」(ワンブロック全体くらい)を表示しています。
正確な場所や行き方は、予約後にオーナーからメッセージで送られくるのでね…。
でも知りたい…予め…どんなところなのか…。
そんな私達は執念で、
グーグルマップ捜索します。
まず載ってる写真の建物の外観をじっくり見て、表示されてるブロックをくまなく捜す。
夫「…これじゃん?」
私「え、写真と全然違くない…?どローカル。」
夫「プラス40年経った感じ…」
私「しかも路地狭っ!」
とかなったりするので、一回したらやみつきになった。
周囲の環境もなんとなく分かるので、グーグルマップ捜索はおすすめです!
部屋タイプを確認する
Airbnbに掲載されている物件にはいろいろなタイプがあります。
好みがあると思うので、よくチェックしましょう。
<Airbnbの部屋タイプ>
・まるまる貸切
家の中のもの全てを独占できる。
いくつか部屋があっても、他の人は泊まらない。
自分たちのみ。
・個室
いくつか部屋がある中で、一部屋のみの貸出。
リビングやキッチンなどは共有スペース
・シェアルーム
一部屋にいくつかベッドがあり、ベッド一つのみの貸出。
家の中のものは全て他の宿泊者と共有。
自分たちの時間を大切にしたい、誰にも気兼ねなく滞在したいなら、まるまる貸切。
個室やシェアルームは、他の宿泊者とも交流できたり、物件のクオリティに対して宿泊費が安いのがメリット。
オーナーが同じ家に住んでいる場合あったりするので、地元の人ならではの情報ももらえたりしますね!
私達は基本的にはまるまる貸切を選んで、自分たちのペースでダラダラするのが好き!
複数人のグループで泊まる場合は、2〜3ベッドルームを選べば合宿みたいで楽しいー。
できればレビューが10件以上の物件を選ぶ
レビューが少ないから良くない物件というわけでは決して無いですが、安心感がほしい!
だから少なくても10件はレビューを見たい…。
レビューは多ければ多いほどいいと思います。
それだけたくさんの人が利用してる、長期間の運営に成功している、レビューの星評価のバランスがいい、
こういったことがいい点。
レビューはできれば全て目を通したほうがいいです。
【実録】夫は見た!最悪な物件①
一度、夫が一人で利用した際、「5つ星付けてくれたら(サービス)する!」と反則技を使ってるところに泊まっちゃったことが!
部屋は称賛レビューとは全く異なり最悪だったと…。
帰ってからレビューをもう一度チェックしたら、
・高評価は全て抽象的な褒め言葉
・最悪!というレビューも数件あった
と避けられるヒントはあった模様。
これは5年以上前の話なので、今はそういう行為は一層されたと思います。
【実録】夫は見た!最悪な物件②
もう一つの最悪物件。
これは日本での話ですが、鍵の受け渡しが、
お菓子の缶の中
だったと…。
セキュリティゼロ!!
とても古い物件で管理もいい加減だったようです。
もし誰かが到着前に鍵を見つけ侵入、何かを盗んでも、鍵を缶の中に戻しておいたら自分のせいになるかも!
写真ではとてもキレイな部屋に写ってたので、現実とのギャップにもガックリ…。
こういった経験がトラウマで、それ以来レビューはくまなく見てる!(特に夫)
私と一緒のときはほぼ当たり物件なので、男一人になると気が緩むのかな…?
それとも私の弾丸文句が嫌すぎて…?(多分これ)
レビューをくまなく見ると、ヒントがちょこちょこ隠れてるので隅々まで見たほうがよい!
あとは個人の主観でしかないけど、妙齢の女性が何人も満足だというレビューを残してるところを結構信用してる。(評価が厳し目の属性な気がするから…)
レビューには英語など日本語以外の言語がありますが、自動翻訳機能がついているので大体の意味は把握できますー。
いきなり予約せず、まずオーナーと連絡を取る
Airbnbサイト(アプリ)内では、予約前でもオーナーとコンタクトをとることが可能。
物件に興味はあるけど、予約するには疑問が残る…。
そんなときには迷わずオーナーに連絡します!
オーナー詳細欄の下に、『ホストに連絡』というボタンがあるので、そこをクリックすればメッセージがやり取り可能。
※ホスト=オーナー
私達がよく問い合わせるのは、
・洗濯したいんだけど、洗濯機とか乾燥機ある?(写真にない場合)
・ソファベッドって書いてあるけど、どんなベッドか確認したい
・在宅ワーク兼で滞在するんだけど、私達に向いてる?(テーブルの高さや椅子の数、冷蔵庫など)
などなど…、結構細かいことまで聞く…。
返信はオーナーによってまちまちで、即返信超丁寧な人もいれば、全部「問題ないわよー」で終わる人、全く返事がない人もいます。
なんとなくオーナーの人柄もわかるね。
ちなみに一番返信が丁寧で細かったのは、金沢の中国人オーナーでした!
私達の経験では、国籍あんまり関係ない。
近所の物件なら内覧させてもらえるかも
家族が私達に会いに来るときにAirbnbを探すときは、近所に物件があればオーナーに部屋が見られるかどうかも聞きます。(予約前)
結構な確率で見せてくれるので、実際に目で見て借りるかどうか決めたり。
もちろん気に入らなければ、予約しなくてもオッケー。
ホテルの部屋を見に行く感じですね。
管理会社に委託してるオーナーもいる
知り合いにもAirbnbのオーナーがいますが、運営は全て管理会社に丸投げしてた。
メッセージのやり取り方法も知らないし、ただ物件を持ってるだけ。(でもオーナーの写真は彼)
掃除と鍵の受け渡しのみ管理会社に委託してるオーナーもいます。
全ての物件でオーナーが全てを把握してるわけではない、ということですね。
ただ、直接物件の良し悪しとは関係ないな、という印象。
参考まで。
レビューを書くときは正直に!
これは泊まった後のことですが、すごく重要!
次に泊まる人が自分のレビューを参考にするからです。
正直レビューが集まることによって、サービスのクオリティもあがっていきますからね。
たまに、「いいレビュー書いてね〜〜」と情に訴えつつお願いしてくるオーナーもいますが、流されずにありのままを書いてます。
一方で、ゲストの私達も評価されるよ!
連絡を怠ったり、時間を守らない、汚す、壊す、騒ぐ、などの迷惑行為が発見されれば、容赦なく低評価をつけられる…。(当たり前)
あまりにも低評価のゲストは、次回の予約で他のオーナーに断られる可能性大。
私達も行動に気をつけなければならない、ってことですね。
気を使う夫は、
「来たときよりもキレイに!」
をモットーに、超キレイに掃除して帰る!
私もちゃんと手伝ってるけど、たまに折り目とか曲がっちゃうと、
「もう!ちかは何もしないでスマホでも見てて!」
と片付け隊をクビになってる…。
オーナー、ゲスト双方がレビューを書きますが、
お互いのレビューは、自分が相手のレビューを書くまで見られません。
「アイツめ、悪口書いたな!じゃあ、俺もひどく書いてやるう!」
ということにはならないのでご安心を。
Airbnbの使い方、心配はこうやって乗り切ろう
英語が苦手でやり取りが怖い
■英語のやり取りはメッセージが基本。コピペ&翻訳機で大体乗り切れる
基本的にはメッセージでやり取り。(文字は証拠に残るので)
個人的にはメッセージは電話の100倍気がラク!
コピペして翻訳機を使えば、中学英語で大体オッケー。
こちらからの返事も、日本語を翻訳してそのままコピペすれば通じます。
とりあえず、翻訳機⇔コピペ!
当日慌てないために何を準備すればいい?
■現地でのトラブル防止のために、ネットはつなげておこう
当日は、地図の確認や鍵の受け渡し、メッセージのやり取り、翻訳機使用など、なにかとネットが必要になります。
Airbnbを使うのであれば、旅行中はネットが常時つながってる状態のほうが安心。
絶対に部屋選びで失敗したくない!
■スーパーホストを選べばハズレはない
スーパーホストは評価も高く、対応も丁寧で早く、予約がたくさん入っているホストのことです。
選ばれし者、ってことですね!
スーパーホストを選べば、お部屋でがっかりすることはないでしょう。
ただ、エリアにこだわりがあったりすると、部屋はいいけど○○から遠い…と不便に感じるかも。
また、スーパーホストは人気なので、繁忙期には予約が取れない可能性も。
Airbnbをうまく取り入れて、新たな旅スタイルをゲットしよう!
ホテルのサービスとはまた違ったおもてなしが感じられる、Airbnb。
このサービスが始まったことによって、私達の旅スタイルはだいぶ変わりました。
なんかね、一都市滞在型の旅が多くなった。
旅の間も、ゆっくり楽しめるようになった。
…まあ、歳を重ねたっていうのもあるけどね。
ホテルもいいしゲストハウスもいいけど、圧倒的にお客様感がないのが長期間の旅行に向いてるのかも。
ここ数年、チョイ住み(暮らすように旅行する)にハマりだしたのも、Airbnbが選択肢にあるからです。
何気ない日常に溶け込んで、生活を疑似体験してみるのってすごく面白い!
毎日小さくても新しい発見がたくさん。
うまく使えば、新たな旅スタイルの選択肢が増えるのでおすすめです!
▼実際にAirbnbに泊まった感想(日本編)
日本への一時帰国でAirbnb(民泊)に泊まってみたよ!長期滞在には利用価値あり!
▼海外旅行の宿選びまとめ
【海外旅行の宿泊先】ホテル・ゲストハウス・Airbnbどれがいい?旅スタイル別選び方!
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