こんにちは!たびなすびのちかです。
一体私はどこにいるのかわからなくなってきました…。
以前10年住んでいた韓国でも、一回だけしかしたことがなかったキムジャン(キムチ作り)を、
3ヶ月で2回もしている…。
はて…。
一回目はなんか一人で作っちゃった
私は今年の3月からマレーシアのペナン島に住んでいるわけですが、1ヶ月を過ぎたくらいに無性にキムチが食べたくなり、
気がつくと作ってた。
恐ろしいキムチの中毒性…。
ペナンに来る前に5年勤めた職場(釜山)では、毎日社食でキムチを食していたからか、事ある毎に韓国人から大量にキムチをもらっていて冷蔵庫に常備されていたからかしりませんが、無意識に欲するキムチ病。
そんな一回目は夫が一時帰国で留守で暇だったのもあり、勢いに任せて作りました。
うん、でも、ホントまあまあだったな、味は。
「今日キムジャンするけど、一緒にする?」
ペナンで仲良くしている、韓国人のナギョン。
夫の元同僚の彼女で顔を合わせることも多く、そこから意気投合しましてね。
よく一緒に市場とかに行くんですが、先日、
「今日キムジャンしようと思うんだけど、ちかも一緒に作る?」
という…。
彼女はパンもケーキも何もかも自分で作っちゃう料理上手。
キムチもよく作って私にくれるんだけど、やっぱり私が一回目に作ったのとは味が違う…。
一度教われば、後は自分で作れますからね!チャンス!
私「断る理由がないよね!行くに決まってる!」
ナ「オッケー、じゃあお昼すぎにウチで!」
てなことで、第二回キムジャンinマレーシアが決定!
材料はこちら!
ーメイン野菜ー
・白菜(2個)
ー脇役野菜ー
・人参(一本)
・ニラ(ひとつかみ)
・大根(半分)
ーソースー
・梨(半分)
・ニンニク(20個位)
・生姜(4片)
・唐辛子(1本)
・玉ねぎ(半分)
ーソースに加えるー
・唐辛子粉(200〜300:お好み)
・アミの塩辛(大さじ1〜2:お好み)
・魚醤(大さじ2〜3:お好み)
・砂糖(大さじ1くらい)
ー粘り気係ー
・小麦粉(大さじ4くらい)
ふむ…。
第一回の自作キムジャンに比べると、やっぱり種類が豊富ですね。
味に深みが出そう!
で、この『ー◯◯ー』ごとに行程があって、あんまり難しくはないんですが、
白菜の水分抜きに時間がかかる!
大体4時間くらい。
結局半日がかりの作業となりました。
キムジャンの作業工程
『メイン野菜』編
![](https://tabinasubi.com/hp/wp-content/uploads/2017/06/FullSizeRender-8-1024x1024.jpg)
・白菜を茎の部分と葉の部分に分けながら、手の平半分くらいの大きさに切る。
・切った白菜全部が入る大きな容器を準備。(ナギョンは冷蔵庫の野菜室を使ってた!頭いい!)
・下部に茎の部分、上部に葉っぱ部分を敷き詰めて、濃い塩水を流し入れ白菜を全て沈める。
・上に重しをして(漬物みたいに)、茎が割れずにグニャッと曲がるくらいまで待つ。
・シナシナになったら、軽く洗って水を切る。
これがね!!
待ったよー、待った、めちゃくちゃ待った。
4時間くらいかかったかな。
まあ友達の家なんでおしゃべりしてればすぐですが、ナギョンのパートナー、ポールには、
「まだ待ってんの!?何なの、キムチって!?」
と何回もツッコまれました。
多分おしゃべりがうるさかっただけだと思う…。
※追記
やっぱり切ってからだと物足りないので、今は一株を半分に切って一晩塩漬けしています。
翌日天日で数時間乾かしてからソースを塗ると、ほぼ韓国キムチになります!
『脇役野菜』編
![](https://tabinasubi.com/hp/wp-content/uploads/2017/06/FullSizeRender-5-1024x1024.jpg)
・人参、大根を千切りにする。
・ニラは5センチくらいに切る。
・ソースと混ぜ合わせる。
簡単!
この『脇役野菜』たちは、味云々よりも彩りのために入れられるものなので、別に無くても大丈夫です!
『ソース』編
![](https://tabinasubi.com/hp/wp-content/uploads/2017/06/FullSizeRender-11-1024x1024.jpg)
・全ての材料を1センチ角くらいに切って、フードプロセッサーにかける。
簡っ単っ!
私「フードプロセッサーがなかったらどうすればいいー」
ナ「みじん切りすればいいよ、面倒くさいけど。」
だって!
『ソースに加える』編
![](https://tabinasubi.com/hp/wp-content/uploads/2017/06/FullSizeRender-3-1024x1024.jpg)
・出来上がったソースにこれら(アミ、唐辛子粉、魚醤、砂糖)を加える。
・人によって好みが違うので、自分が美味しいと思った割合でよい。ただし、味は濃い目にしておくこと。小麦粉と野菜を加えるので。
アミの塩辛は韓国でポピュラーなんですが、マレーシアにも現地のものがありました!
![](https://tabinasubi.com/hp/wp-content/uploads/2017/06/FullSizeRender-4-1024x1024.jpg)
韓国のよりもうちょっと発酵してる感じだけど、味に深みを出すには欠かせません。
あと、魚醤は韓国食材店で手に入れたようですが、ナンプラーを使っても大丈夫みたい。
![](https://tabinasubi.com/hp/wp-content/uploads/2017/06/FullSizeRender-6-1024x1024.jpg)
辛さの調節は、この唐辛子粉にかかっています。
辛いのが得意な人は、辛いものを、そうじゃない人は唐辛子粉選びを慎重にして下さい!
※追記
現地のアミはちょっと発酵が進みすぎてて味が強い!
美味しいんだけど、やっぱり韓国キムチと味がすこーーし異なるので、今は韓国マートで韓国で使うものを買ってきています。
『粘り気係』編
![](https://tabinasubi.com/hp/wp-content/uploads/2017/06/FullSizeRender-2-1024x1024.jpg)
・小麦粉を水に溶かして弱火にかける。
・かなりクリーミー(シチューくらい)になったら器に移して、冷蔵庫で冷やしておく。
・十分に冷えたらソースに加えてとろみを出す。
※小麦粉の代わりに米粉でもよい
ソースと調味料だけだと、野菜と混ぜた時にまんべんなく混ざらないので、ツナギとして使います。
これで結構味が薄まってしまうため、ソースの味はなるべく濃い目に!(しつこい)
順番的にはこんな感じで混ぜる
全部の行程がそれぞれ終わったら、
『ソース』
+
『ソースに加える』
+
『粘り気係』
+
『脇役野菜』
+
『メイン野菜』
の順番で加えれば、
![](https://tabinasubi.com/hp/wp-content/uploads/2017/06/FullSizeRender-10-1024x1024.jpg)
キムチになったーー!!
いやホントに、作業は難しくないけど時間かかるわ。
12時半に初めて終わったのが、
5時過ぎ。
とにかく白菜をシナシナにする作業が時間がかかるので、仕込みさえうまくできれば時間は有効に使えそうです。
友達とだと、ただのお喋りタイムですね!それはそれで楽しい。
白菜を切らずにそのまま漬けるタイプのキムチは、この倍以上時間がかかるそう!
ナギョンも、そっちのほうが美味しいけど時間がかかりすぎるからねー、って言ってました。
この量は二軒分だから、一人で作るならこの半分の量で!
![](https://tabinasubi.com/hp/wp-content/uploads/2017/06/FullSizeRender-7-1024x1024.jpg)
一回目に一人で作ったのと全然違った!
白菜にソースを絡めるだけのやつは『浅漬キムチ』といって、そもそも同じものではないんですが、やっぱり時間をかけただけありました。
白菜を水抜きしたから余計な水分を感じずにソースが絡まっているし、ソースの味が深い!
今回は白菜を二個使いましたが、これは大量!
韓国人宅とキムチ中毒宅なのでね…ペロリと食べるんだけど…。
普通のご家庭(日本人)なら、この半分の白菜1個分でも一ヶ月は持つと思われます。
あんまり少ないと味の調節が難しいし、結構日持ちするので1個分くらいがオススメ!
ただね…
冷蔵庫の中すごいよね、
キムチスメルが。
あー、やっぱ私今どこにいるのかわかんなくなってきた…。
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