台湾

【台湾のお茶おすすめ】お土産に無難なのは烏龍茶、見た目がいいのは飲みにくい!

こんにちは!たびなすびのちかです。

台湾といえば、ビビアンスー!

と個人的には思いますが(超カワイイ!自分と180度違うタイプだから大好きなのかも…。今も台湾でスターなのでCMとかで見られるよ。)、皆大好きなのは、お茶かな?

台湾グルメも日本人の舌にはあいますが、たまーに中華独特の香辛料などが気になる場合も無きにしもあらず。

ビビアンスーより、綾瀬はるかのほうがタイプの人もいるので、日本へのお土産はお茶が万人向けします!

 

台湾のお茶①中国より台湾が烏龍茶の本場!

昔、父の駐在先の中国大連にて、中国語の勉強という名目でニート生活をしていたことがありました。

 

とはいえ四六時中勉強するはずもなく、学校以外の時間は仲良くなったクラスメートと下手な延々とお喋りをする日々…。

外国語って、ネイティブと話すより同じ位のレベルの外国人同士が話すのが一番楽しいんですよね!

復習にはなりますが、あまり進出語彙がないのでメキメキは上達しなかったよ…。

 

そのおしゃべりタイムによくお茶を飲んでたんですが(そもそもカフェとかコーヒーが存在していない)、意外や意外、大連には、

 

烏龍茶がない。

 

メニューの隅っこにひっそりと載ってる場合もあったけど、

「没有(メイヨー)」

とほぼ言われてしまう、一応あるけど存在してないバージョン。

 

こちらとしては、

(え、中国といえば烏龍茶だろ!烏龍茶なかったら何を頼めば…?そもそも他の中国のお茶って何…)

状態です。

※2005年当時の話

 

中国語の先生にこの謎を聞くと、

「烏龍茶は福建省のものだから、東北地方の大連ではあんまり一般的ではないっ!」

と言い切られました。

 

イメージって怖いですね。

でも当時は日本のコンビニでお茶を買うと言えば烏龍茶だったんだよ…。

 

しかし!

台湾は正真正銘の烏龍茶天国

 

ひとたび台湾に降り立てば、街中は烏龍茶でいっぱい。

・阿里山烏龍茶

・凍頂烏龍茶

・東方美人茶

・鉄観音

などなど。

 

全部烏龍茶!

烏龍茶ミルクティーに烏龍茶タピオカティーなんてのもメジャーな飲み物。

 

スタバにだって『ティー』部門では一段目が、

 

『阿里山烏龍茶』

 

だしっ!

スタバなのにポットとかわいいティーカップで来るしっ!

 

烏龍茶は台湾から伝わったものだったんか…。

「中国三千年の歴史…福建省烏龍茶。」

とかテレビで繰り返しいうから…。

 

台湾に来たらとにかく、烏龍茶です!

 

台湾のお茶② 台湾人愛飲スイート系お茶

台湾に来たことがある方、

ペットボトルのお茶を盛大に吹き出しそうになったことはありませんか。

 

緑茶を買ったつもりが…、烏龍茶を買ったつもりが…、

 

甘くて。

 

口内が無糖のお茶を迎える準備をしてるもので、おいしいまずい以前に、

 

なんじゃこりゃーーーー!

ブワッ!

 

例えて言うなら、イクラだと思って食べたらオレンジのグミだった!みたいな。(わかるのか…)

 

お茶に親しんでいる台湾人ですが、基本的に甘いものがすきなようですね。

南国の人はよく汗をかくから、糖分が必要なのかな。…でも熱中症予防には塩飴!とかいうしね。第二の謎。

 

そんな台湾ではお茶屋さんが至る所にあるのですが、甘々系のお茶も結構充実しています。

・奶茶系

奶茶(ミルクティー)、奶緑(ミルク緑茶)、烏龍奶(ミルク烏龍)などお茶にミルクを入れて飲む。

タピオカなどはトッピングで投入。

そのまま頼むと死ぬほど甘いので、砂糖は30%くらいがオススメ(100、80、50、30、0%があるが、50でもかなり甘い)。

 

・上にクリーム系

漢字で『霜乳』。想像が難しい…。

一瞬見た時は「ビールかな?」と思うような見た目。

ビールの泡に見えた部分がクリームで、生クリームほど泡立っていない重いクリーム。

果物系のお茶(ジャムのような)ならクリームとマッチするのでまだわかるが、ビールに見えたのは烏龍茶などの本気のお茶(『霜乳烏龍』)。台湾人は大好きな味なのだか、まだ美味しさはよくわからない。

ドリンクスタンドではあまり売ってないけど、お茶屋さんだと結構地元の人が頼んでいる一品。

総合すると、台湾人はミルク入りが大好き!ってことですね。

 

台湾のお茶③ 一見綺麗だけど、飲みにくい系

台湾人の友だちと老舗のお茶屋さんに行ったときのこと。

彼女が頼んだのは、

 

『檸檬果茶』

 

漢字から想像するに、めちゃくちゃ美味しそう!

夏なんかにはスッキリしててよさそうですね。

 

「なんか美味しそう!」

「じゃあ、分けて飲もうよ!」

 

彼女はそう言ってくれたのですが、

(分けてってどうやって?ああ、台湾にありがちなストロー二本で、ってやつか!)

と考えつつ、注文の品が来るまでお喋りに興じていました。

 

「おまたせしましたー!」

 

運ばれて来たのは、

 

カラッカラに干された輪切りの檸檬。

そしてポットにお湯。

 

 

これを入れてお茶として飲むんだって!

へえー、美味しそうですね。てっきり果汁たっぷりのほんのり甘いレモンジュースだとばかり思っていました。

ちょっと時間が必要なので、ドライ檸檬をお湯に入れたらむくむく水分を含むまで置いておきます。

 

数分後、

結構な大きさになった檸檬から十分にエキスが出たとのことなので、おちょこのような湯呑みで試飲。

OH…

超微妙テイスト…

 

二口目が喉を通らない。

 

なんていうの、檸檬の爽やかさは微塵もなく、お茶の方向にも行っていない。

ただただ発酵したのか何が起こったのかわからないが、漢方薬の部類の味でしょうな…。

 

台湾らしいちんまりした湯呑みなのに、

 

半分も飲めんっ。

きっぱり。

 

多分体にいいのでしょうが、檸檬なんちゃらという名前からは全く想像もつかぬお味でした。

友達は好きでよく飲むんだって!ポット一杯ペロリ。

 

自分が試すのは旅の経験としてとっても楽しいけど、お土産だったら、やっぱり烏龍茶が無難!

 

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