こんにちは!たびなすびのちかです。
今回の台湾旅行は、夫が10年間勤めた職場を退職する『お疲れ様ツアー』と銘打って、夫に存分にリラックスしてもらおうという趣旨で行われています。
高雄⇒台南、と移動し、あと残り3日をどうしようか…と話し合っていました。
私「温泉行こう!『関子嶺温泉』ってところ、台南からも近いらしいし。」
夫「温泉か、いいね!旅の最後はゆっくりしたいしね。」
私「台湾って日本の温泉宿みたいなのもあるんだよ、ほら!」←目をつけていた温泉ホテルを見せる
夫「いい感じ!…あ」
私「?」
夫「全部満室…」
私「えええ!何で?平日なのに。」
夫「もう旧正月の連休に入っちゃってるのかな、一泊2万円のところしかない。」
私「高え!」
温泉への夢は藻屑と消えた…。
1時間ちょっとの距離なら市内から日帰りで行けば?とお思いでしょうが、私達夫婦はそのようなちょっと無理するスケジュールは避ける傾向にあるのです。
そこまでして行かなくていいよね…、が合言葉のダラ夫婦…。
だったら高雄で豪遊しようぜ
夫「三日しかないなら、もういろんなとこ行くの面倒くさくない?」
私「完全に同意。」
夫「高雄に戻ってダラダラしようか、図書館よかったし。」
私「ねえねえ、いいこと考えた。」←口癖
夫「絶対大したことないヤツ」←口癖に辟易してる
私「今回はお疲れ様ツアーだし、最後はいいところに泊まるのはどう?パーッと!」
夫「…悪くない」
そうと決まればネットで『高雄 ホテル』を検索するのみっ!
台湾のホテルは総じて評価が高いのですが、なにせ元ゲストハウス専門、現在中級ホテルにたまに昇格、という経歴の夫婦なので、
高級ホテルの価格にビビる…
私「ここ評価9”とても満足”だよ!ここは?」
夫「でも…1万円越えてるよ。3日間だったら…」
私「確かに!台南のこのホテルの4倍!」
夫「ここでも十分に快適だしさ、そんな高級ホテルに泊まる必要あるのかな…」
私「これは自己投資だよっ!経験という名の!」
夫「えっ…」
私「泊まってみて体験して必要あるかどうか決めよう!必要なかったらもう泊まらなければいいよ!」
夫「一体何者…」
私「退職金もあるし、このくらいはご褒美だっ!」
夫「何か、泊まらなきゃいけない気がしてきた。」
私「泊まるべき!」
こうして自分の懐に折り合いをつけ、豪遊決定!
ここからホテル選びにハマりすぎ、朝方4時まで旅行サイトを検索していたのでした。
サイトの評価で『STARHAUS Hotel』に決定!
悩みに悩んで決めた高雄のホテルは、
ネットの評価が「9点 ”とても満足”」だったのです。
MRT「中央公園」駅から徒歩10分程度とあまり近くはありませんが、隣に漢神デパートがあり超便利な立地。
夫「ここだ」
超重厚感のある入口の扉。
しかもスモークガラスで中見えない。
扉が重すぎて開けるのに一苦労しながら入ると、バックパックの夫婦には全く似合わない、現代的オシャレちょい薄暗ロビーに出迎えられました。
「歓迎光臨」
フロントスタッフは全員黒のスーツで英語は超流暢。
台湾なのに超キビキビしてるしっ!イケメンだし!モデル体型だし!(絶対外見で採用してる気がする)
スターハウス、部屋がスタイリッシュすぎて凄い
イケメンフロントマンが部屋まで案内してくれました。
まず部屋までのアプローチの廊下がいい匂い。そしてカーペットがふかふか。消火栓とか非常口のサインまでカッコイイ。
高級ホテルに泊まり慣れていない私達は、こういうとこまで感動します。
「ヒア」
カチャ…
007かよ…
ジェームス・ボンドでも泊まってるようなスタイリッシュなお部屋です!
実は最後の三日間は部屋で仕事をしようと、ちょっと大きめの部屋を予約しました。
デスクは2.5メートルくらいあるので二人で使っても余裕があるし(椅子はもう一つ持ってきてもらった)、窓際にはソファも設置。
キングサイズのベッドが部屋の真ん中にありますが、それでも空間に余裕があります。
スターハウスの凄さ②、タッチパネルのバスタブ
ベッドの後ろが一段高い空間になっているのですが、なんとそこに、
バスタブがどどーん!
このバスタブ、ドイツの「BRAVAT」というメーカーのもので、ジャグジーとライトアップがタッチパネルでできる優れもの。
これが最高なんですよ!
お行儀悪いけど、足でピッピッとパネルを押すだけでジャグジーを楽しめたり、ライトがいい雰囲気になったりさ…。
一日3回くらい入ってたので、もはや温泉行かなくて良かったですね。
トイレはTOTOの最新式ウォシュレット。フタが自動で開くやつ。
ただ一つ、ベッドとバスルームの仕切りが電動ロールカーテンのみなんです。
私達は気になりませんでしたが、それはちょっと…という場合は『エグゼクティブ スイート(行政套房)』を避ければ普通の仕切りのあるバスルームで安心です。
スターハウスの朝食ビュッフェが本気すぎる
特筆すべきは朝食!
もしかすると、素敵なホテルによく泊まる方は、スターハウスホテルのインテリアのクオリティも驚かないのかもしれません。
が!
ここの朝食には驚くこと間違い無し!
ざっと見ても30種類はありました。
日本のちょっといいホテルのランチバイキング並の豪華さ。
専属のコックさんがいるほどの力の入れようなのです。(この場所は朝食&カフェのみの営業)
朝からこれを食べたら、もうランチは要りません…。
朝食タイムも10時までだし、ちょっと朝寝坊しても安心して食べられますね。
ダメ押し!24時間無料カフェ
前述した朝食会場はホテルの地下にあるのですが、朝食以外の時間にはカフェになります。
しかも、
宿泊者は24時間無料で使用可能。
クラブラウンジみたいなもので、コーヒーやジュース、サンドイッチやクッキー、果物などの軽食が常時提供されており、各階から直結のエレベーターで行くことができます。
観光で疲れたときや、夜遅くお腹が空いた時に結構便利!
一日に一度は必ず行って、コーヒータイムを楽しんでいました。
おすすめはミニサンドイッチと日替わりおかゆ。夜食に最適。
日本ではなかなか食べられないけど買うには量が…というようなフルーツ(ドラゴンフルーツ、パッションフルーツ、パパイヤなど)もたくさんあるので、是非トライしてみてください!
管理もとっても徹底しており、カフェのマネージャーはいつも飲み物や軽食の見栄えや鮮度を気にしていましたのも感心しきり。
はたして1万円超えは高いのか?
『3000円の宿でも快適だから、別に高いところに泊まる必要性を感じない』って言ってたのは…どこの誰じゃ!
私です。
自己投資成功しました。全然違いました。
目的が違いました、ホテルとしての。
スターハウスホテル、私達はちょっと大きめの部屋で一泊約3800元(約14000円)。
予約ボタンを押した直後は、すごく高い!やっちまった!と思いましたが、
・二人でこの価格(一部屋料金)
・朝食の豪華さ(日本のホテルランチレベル)
・24時間カフェ無料(軽食付き)
・最新式ジャグジーバス
・広いデスク&チェア
・部屋ごとに設置された高速Wi-Fi
・洗濯機&乾燥機無料
・ジム有り
・部屋にスナック&ソフトドリンク無料提供
が、一人当たり7000円と考えると…、
それ以上の価値あり。
もうちょっとコンパクトな部屋は1万円くらいだったので、一人5000円でこのサービスが受けられるわけです。
別に二人で部屋でデスク使わないよ!っていうなら、そっちのお部屋で全然問題ないと思います。
高雄は結構評価の高い快適なホテルが他にもたくさんあります(4500円で泊まった最初の宿も快適だったし)。
でも!
もし1万円くらいの予算を考えているのであれば、スターハウスホテルはコスパ最高で気持ちよく過ごせること間違いなしです!
▼高雄・台南旅行記をまとめた記事はこちら
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