こんにちは！たびなすびのちかです。
韓国は、降水量が日本の３分の１とも言われるほど、雨天がそれほど多くない大陸性気候。
日本に住んでいた頃はわかりませんでしたが、夏に韓国から帰省すると、あまりの湿度におののきます。
反対に、韓国は冬に非常に乾燥するため、日本の基礎化粧品では到底対応できません。
韓国女子も、「一に保湿、二に保湿、三四も保湿、五も保湿。」とべたべたオイルのようなクリームを塗っているものそのためでしょう。
なにせ韓国では、「水分女子」と言われる「顔面てかてかガール」が潤ってそうで人気があるのですからね。謎の流行。
雨に憂いを感じる韓国人
日本では、梅雨にゲリラ豪雨、台風など、何かと結構強烈な雨に打たれる割合も多いもの。
のんきにランラン！と長靴を履きながらはしゃいでいるのは幼少時代だけのもので、洗濯物も干せないし、ムシムシするし、結構不快指数は高めです。
韓国でもそれなりには雨は降るのですが、結構な確率で、
「雨が好きなんです…私…」
とポエム調に語る人が多いのです。
友「なんか、雨音を聞きながら…、物思いにふけるって、好き…」
私「えー、帰るのもめんどくさいじゃんー。」
友「傘にあたる音も、ＢＧＭ…」
アンニュイスイッチが入り、憂いが止まりません。
もちろん、雨なんてイヤ！って人もいますがね、年中雨降りの日本ほど嫌われてはいないようなのです。
飲みに誘う理由逆じゃ？
雨なんて降ってたらさ、早く帰って熱いお風呂にでも入ってさっさと寝たいですよ。
もしくは、晩酌するとしても家限定！
帰りが面倒くさいのなんのって。
それなのにだ！
ー韓国の職場にてー
Ａ「あ、雨振ってきた！」
Ｂ「ホントだ！結構降ってるね。」
私「マジでー（超嫌い）」
※Ａ・Ｂは同僚
「じゃあ、マッコリのみ行くか！」
…は？
Ｂ「うふふ、そうねー」
私「いやいや、そうねーじゃなくてさ、帰りましょうよ。雨だから。」
Ａ「お前、雨だぞ！雨って言ったら、マッコリにチヂミだろうがよ！」
Ｂ「そうよ、決まってるわよ。」
私「イヤですよ、面倒くさい。早く帰りましょうよ。」
Ａ「何！韓国ではこれが常識なんだぞ！」←知らないし
Ｂ「そうよ、雨の日はマッコリにチヂミって決まってるのよ」←出た！得意の決め付け！
私「いやいや…（行きたくない）。実は昨日寝不足なんですよ、例の報告書で。だから今日は帰りま…」
Ａ「なんだ！寝不足くらいで！俺なんかな！
二日酔いなんだぞ！」
…え。
じゃあ、なぜ行く…
Ｂ「私もね！今日は夜勤明けよ！」
Ａ「だから、お前の寝不足なんて、序の口だ。雨の日の義務だ！さあ、行くぞ！」
いやいや、みんな、帰ろ？
このように、どんなに疲れてても雨の日にはマッコリ＆チヂミセットを摂取しなければ気が治まらない人（ていうかオジサン）がよく出現します。
そのオジサン、
私「じゃあ、マッコリとチヂミ頼みますねー」←結局店に来た
「いや、俺焼酎とおでん」
…
韓国人の義務じゃないんか！！
これも韓国雨の日あるあるですね。
結局お酒大好き韓国人の、呑む口実として歓迎されているふしもある雨ですが、まあ、気がめいる雨天でも楽しみ方があれば、それはそれでよし！
最初は渋っていた私ですが、結局オジサン達と楽しく酔っ払って次の日に本格的に後悔するのでした。
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