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旅のよもやま話

夫婦の価値観をすり合わせる方法!全く旅の趣味の合わない私達でも10年後には似てきたよ

こんにちは!たびなすびのちかです。

わが夫のバイブルは沢木耕太郎著『深夜特急』

 

以前書いていたブログにも、

 

「人生とは旅である」

 

的なことを恥ずかしげもなくサブタイトルにしちゃうような男…。

 

夫の旅にはいつも沢木耕太郎がいる

私が、「次の旅行はさー」といえば、

 
「旅ね」
 

「昨日のホテルさー」といえば

 
「宿ね」
 

と必ず沢木旅語録に言い換える夫。

 

私としては旅のほうが旅行より大変そうだし、ホテルより宿のほうがワイルドな感じがしてちょっと…。

夫の周りには、旅人、旅仲間があふれていますが、彼らの話をされても

 

年取ったスナフキンかな?

 

としか思えません。

 

一方、私は一人旅ができないことはないけど、基本的にワイワイと現地のあれこれにつっこみながら旅行したいタイプ。

海を眺めても、

 

「あ、海だ!人が10人くらいいるね。波はあまり無いけどサーフィンしてるよー。あ、立った!女の子だよ、すごいね~…」

 

と見たこと全てを口に出すので、浸り系夫に

 

「見ればわかることいちいち言わないで!」

 

と怒られる…。

 

深夜特急にはDVDドラマ版(主演:大沢たかお)があり、夫に勧められ一応見ました。

これ

 

内容はもちろん面白かったのですが、それ以上に大沢たかおのジャパニーズイングリッシュが面白すぎた…。

(私の英語ド下手よりはうまいよ)

 

「アイウォントゥーゴーバイバス!!(I want to go by Bus!)」

 

大沢たかおはバスでロンドンまで行くという目標を立てたので、どんな悪路でも鉄道は選ばずバスで行くと言い張ります。

そのため、あらゆる場面で必死の形相でこう叫ぶ。

 

夫も喜ぶかと、私も旅先でバスターミナルに行くと、必ず真剣な大沢たかお顔で、

 

「アイウォントゥーゴーバイバス!!!」

 

と夫に向かって叫んでいました。

それなのに、喜ぶどころか、

 

「そんな風な使い方をしてほしくない。ちかには二度とあのDVDは見せないよ」

 

と眉間にしわを寄せながら言われてしまったのです。

 

な…ぜ…?

私のワイワイ旅スタイルを拒絶する夫

反対に私が面白いと思っている「水曜どうでしょう」。

今は俳優として大活躍の大泉洋が若かりし20代の頃に出演した、北海道のローカル番組です。

事務所の社長、ディレクター、カメラマンとともに旅立ち、大変なミッションをこなす様子をハンディカムでひたすら録る旅番組。

 

打ち合わせとあまり違うミッションの苛酷さに、大泉洋が愚痴りまくり。

それをなだめたり、企画したディレクター自身が進行になげやりになったりと、旅自体よりその掛け合いが見ものです。

 

 

しかし!

夫に見せてみると、爆笑場面で全く笑わないどころか、しまいには席を立ってしまいました。

 

「私も深夜特急見たんだから、よし(夫)も見てよ。これから更に面白くなるんだよ」

というと、

「内輪で騒いでるだけじゃん。旅先で自分自身と向き合ってないでしょ。」

 
”自分自身と向き合ってないでしょ…”
(リフレイン)

 

えっ…。

旅行って自分と向き合うの…?

 

「なんで自分と向き合うの!?楽しきゃいいじゃん!」

「一人旅だと嫌でも自分と向き合わなきゃいけない。そうすることで景色も違って見えるし、強くなれるんだ。」

「へえ…。私は自主的に向き合わなくても大丈夫だよ。景色も見えたままでいいよ。」

「そう、俺はそういう旅のスタイルだからさ…」

 

旅のスタイル…

 

笑っちゃだめ…私…

 

価値観は一緒に過ごした時間が埋めるもの

そんな夫とももう付き合い始めて10年が過ぎ、どうなったのでしょうか。

 

私「よし(夫)!夕日落ちちゃうよ!」

夫「本当だ、早く行かなきゃー」

私「こっちの坂越えればもうちょっと時間稼げるかも!」

夫「あーギリギリかも、走ろう!」

 

タッタッタッタッタッタ…

 
何と夫婦で夕日を追いかけている!
 

 

10年も一緒にいれば自然とお互いに影響を受け、知らず知らずに相手方の価値観を共有するようになるのですねー。

私は夕日を見て浸れるほどに、

そして夫はインド人とタイ人の物まねを自然と披露するほどの成長振り!

 

20年後はほぼ一体化するのではないか、とちょっと心配になるのでした…。

 

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