韓国生活

24時間ゴミ捨て可能!韓国アパートのゴミの分別とリサイクル事情

こんにちは!たびなすびのちかです。

自治体によっては項目が十数種類にもなるほど複雑な日本のゴミの分別。

夫の実家や私の実家でも、自治体で分別法や収集日が全く違うため、家に設置してあるゴミ箱を覚えるだけで一苦労です。

韓国でもゴミの分別はある

実は韓国でもゴミの分別は進んでおり、私たちが住んでいるアパートでも実践されています。

アパートの敷地内には必ずゴミ収集区画があり、そこで種類ごとに分別して捨てます。

 

私たちの住んでいるアパートの分別は、

・一般ごみ(自治体指定の有料袋を購入、燃えるゴミ。生ごみ不可)

・生ごみ(指定の生ごみ処理機に入れる。部屋番号カードをかざし、重量に応じて後日料金が請求される)

・ヨーグルト容器

・ペットボトル

・発泡スチロール

・プラスチック容器

・透明ビニール袋

・白いビニール袋

・色付きビニール袋

・缶

・ビン

・紙

・粗大ごみ(管理室にお金を払い、その都度指定された場所に捨てる)

・洋服(専用リサイクルボックス設置)

・靴(専用リサイクルボックス設置)

なんと15種類!

 

意外と細かいのであります。

一般ゴミと生ごみが有料なため、やり手の主婦は、なるべくゴミを出さないように、スーパーの購入品梱包スペースでほぼ全ての包装や野菜の不要部分を外しその場で捨てていきます

一度チャレンジしたことが有りますが、週に一度の大量購入のため面倒すぎてギブアップしました。

ゴミストレスは捨てる時間が決まっているから

韓国のアパートのほうが、日本の実家よりも分別の種類が多いという驚きの結果に。

しかし、日本へ帰省したときに感じるゴミに関する大きなプレッシャー…

 

なぜなのか。

 

それは、

ゴミを捨てる日と時間が決まっているからです。

 

燃やせるゴミは週二回、資源ごみは何と月二回!

更に出せる時間はその日の早朝から8時頃まで!

※実家の場合

 

日本に住んでいる方は当然のことと思っていらっしゃるでしょうが、このルールを守ることがどれほどすごいことか!

空き缶が出せるのが二週間に一度。

ビール好きの私の心配。

それは、カラカラと音を立てながらビール缶で満杯の袋を下げ、マンションの住人が一同に介する場所(ゴミ捨て場)でビール缶をバラバラと捨てなければならない…。

当日出張でも入った日には、次回に一ヶ月分のビール缶を捨てる羽目に!

もしそれも逃したら…?

恐ろしすぎるー!

 

一方、分別は細かい韓国のうちのアパートの収集時間は、

 
24時間、365日。
 

気楽ー

 

また、近くにいつも守衛さんがいるので、生ごみや一般ごみ以外は全てまとめて持って行き、分別に悩んだ場合は守衛さんにいちいち聞けば(多少言葉は荒いが)教えてくれます。

その前に、迷っている素振りを見せると、ゴミを捨てに来たお節介ベテラン主婦が聞かなくても教えてくれます。(永遠に終わらない世間話に付き合わなければならない場合もあるため、見極めが必要)

 

ビール缶の多さにビビることなし!

夜中に散歩がてら捨ててもよし!

 

自分の時間配分で決められるので分別の多さは全く気になりません。

処理は全て守衛さんと業者がやってくれるので、多少管理費にひびくのがデメリット。

また、衛生上は確実に日本のシステムのほうが断然上。夏場は生ごみエリアからはなかなか強烈なニオイがするので、近づくには勇気が必要です。

 

しかし、心置きなくビールが飲める以上のメリットが有るでしょうか!

デメリットを考慮しても、ほぼ全員が心置きなく捨てられる韓国システムのほうが気が楽だなーと思うのでした。

 

ズボラーなだけかも…

 

※上記はあくまでウチのアパートの例です。韓国のアパートの中には資源ごみの回収日が決まっているところもあるとか。

 

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