夏の知床半島でクルーズ船に乗ってみた!ヒグマを目撃できるかは運次第!?

      2017/01/28

こんにちは!たびなすびのちかです。

世界遺産に登録されると、とにもかくにも訪問してみたくなるのが旅好きの性。

本来、山よりは海、北よりは南、という方針で生きてきた我々夫婦も、せっかく北海道にきたんだからということで

「世界遺産だし、とりあえず行ってみる?」

と札幌で何気なく話し、何気なく目指した地、それが、

 

知床半島。

 

遠かった…。

日本最後の秘境、知床

Photography by YOSHI

Photography by YOSHI

世界遺産に指定された知床半島。

日本最後の秘境といわれている知床は、冬には流氷も見られるほど寒く、その流氷により豊かな生態系がはぐくまれ、野生の熊もたくさん住んでいるそうです。

常夏大好きな私達が知床に行こうと決めた言葉、それは、

 

『秘境』と『熊』。

 

秘境といえばマレーシアでいったジャングルのなかの300万匹のこうもりを思い出します。

(→グヌン・ムル国立公園で虫まみれ!洞窟の天井から降る三百万のアレ

熊といえば中国大連の動物園。大熊猫というパンダの中国語に翻弄されたっけ。

(→大連森林動物園で襲われそうに!?中国の観光スポットは巨大すぎ!

 

そんな言葉を売りにしている知床が面白くないはずが無い!

わくわくしながらハンドルをにぎり、札幌から2泊3日(遠すぎ)かけてやってきたのです。

ディズニーランド並みの知床観光船

北海道警察の必殺技、葉隠れの術(本当に葉っぱのかげにパトカーが隠れていたよ!)をたくみに交わし、やっとの思いで知床の玄関口、知床斜里町にたどり着きました。

さすが先進国日本。こんな日本列島の先端にきても、インフラは整っており、観光地として完璧に整備されていました。

観光バスは通勤時の山手線のようにひっきりなしに行き来し、そこからはひっきりなしに初老の夫婦が降りてきます。

 

あまりの混み具合に一時道の駅に退散、秘境の回り方を調べることにしました。

すると、知床半島はほぼ立ち入り禁止。半島を一周する船で眺めるだけ!その観光船なんと、

 

一周6500円!

 

半周3100円のコースがありますが、本当の原生林までは行けないとのこと。

 

私「高いよねーー。高い。」

夫「でも札幌から2泊3日だよ。」

私「そうだよねー。でも高いよー。ディズニーランド並。」

夫「きっとディズニーランド並の景色なんだよ。」

私「熊だけに。ぷーさん的な?」

 

と、夫婦会議の結果、乗船することにいたしました。でも高いー。

快晴の日に乗らないと意味が無い

満を持してチケットを買い乗船するも、先ほどの初老夫婦や団体客で船内は満席

静かなBGMがかかり、みなさん静かに着席しています。

ずいぶん「加藤さん」という方が多いようで、あちこちで噂されています。

これから3時間45分間の長時間クルーズ。ディズニーランドですからね!

 

朝だからでしょうか、もやなのか霧なのかわかりませんが、窓の外は真っ白です。

クルーズ内でガイドさんがいろいろ説明してくれますが、

 

「皆様見えますか?あ!見えた見えた、あそこ、あの右のとがっているところ!」とか

「うっすらと緑色がわかりますか?(観客:あれかな?)そうそうそう、あれが原生林の始まりです」とか

 

もはやクイズ…

 

難易度はアタック25のアタックチャンスのほうが簡単なのではないのかと思うほどです。

 

その間にも昭和なBGMが繰り返し繰り返し流れています。

私たちは知床旅情を知らない

Photography by YOSHI

Photography by YOSHI

 

そしてとうとう、非情な一言が…。

 

「残念ながら、今日は熊さんはまだお休み中のようですね」

 

うすうす(霧だけに)お気づきだったでしょうが、結局ぷーさんは現れませんでした。

6500円で曇った島を眺めたのみ…。

全ては運…。私達は不運だっただけ…。

 

「それでは昭和の名曲、加藤登紀子さんの『知床旅情』をお聞きになりながら、帰路につきます」

 

というアナウンスが流れると、お客さんはパンフレットを広げ、口ずさみ始めました。

さっきから流れてたBGMが知床旅情だったのか!

知床に行くと家族に言ったときにも「あの、加藤登紀子の?」とか、船内でやたら「加藤さんの~」と耳にしたのも、すべてはこの曲のことだったのですね。

しかし残念ながらあまりに古すぎて、初耳。

私たちにはさっぱり旅情が伝わりません。

 

3時間45分の半分が帰路ですから、約2時間加藤さんの歌声を何十回と聞きながら、はたしてディズニーランドに匹敵する一日だったのだろうかと振り返っていたのでした。

 

しれ~とこ~のみさきに~(覚えちゃったよ!)

 

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