シンガポール

【マナー、座席、雰囲気など】ほぼ初めてのプロテニス観戦が快適すぎた【WTAファイナルズ】

こんにちは!たびなすびのちかです。

 

大坂なおみ選手を見てきましたよーーーー!

 

負けちゃったけど。

世界トップレベルのパワーは感じたよ…。

 

今回観戦したのは『WTAファイナルズ』という今年世界8位までの選手しか出られないすごいやつ。

…実は私もどんだけすごいかよくわかってないんですが、テニス大好きの夫の騒ぎっぷりから感じ取った次第。

 

『WTAファイナルズ』の開催地、今年はシンガポール。

しかも大坂なおみ選手が出る。

私達マレーシアにいる。

 

という三拍子が揃っちゃって、「行くしか無いでしょ!」と夫が叫んだわけですね。

シンガポールは高いので、1泊2日の弾丸で行ってきました!

↓ツイッターでも中継してみた


試合は第1戦の、

大坂なおみ VS スローン・スティーブンス

でしたが、惜敗。

残念だったけど、それ以上にね

 

私は楽しかったよ!

 

同じスポーツ観戦でも競技によってこんなに違うのね、って、

プロ野球観戦が好きな私

がテニス観戦について述べる…。

 

屋内テニスコートはキンキンにエアコンが効いている

まずね、思ったんです。

「シンガポールでテニスの試合って、熱中症で死ぬじゃん!」

って。

 

ホテルからコートまで徒歩20分くらいだったんで、シンガポールの歩道は歩きやすいし、テクテク…。

 

炎天下であっつ。

 

マレーシア並みにあっつ。

 

私「いくら夜の開催とはいえ、選手たち実力を発揮できるわけ…?」

夫「屋根ついてるからさ。」

私「夏の体育館とか地獄だったじゃん、昔」

夫「まあ…ね…」

 

ムシムシして嫌な時間になりそうだな…なんて気が乗らないままテニスコート内へ入ると、

 

エアコンギンギンじゃん!

むしろ寒いわ!

 

観戦の後半にはジャケットを羽織ったほどに‥。

これなら快適に試合ができますね。

 

スポーツ観戦っていったら、楽天の球場と釜山ロッテジャイアンツの球場しかほとんど行かないから知らなかった…。

ヤフオクドームも行ったけど、秋だったからわかんなかったなー。

野球のドームも夏はこんなギンギン冷えなの…?

 

ビールじゃなくてワインとかシャンパンを飲む観客

スポーツ観戦といえば、冷たいビールじゃないですか!

さすがに野球場のように売り子さんが大声で場内を歩き回ってるはずがない、ということは私でもわかる。

 

「早速ビールを買い出しに…」

と席を立ち売店へ向かうと、

Red Wine(赤ワイン)

White Wine(白ワイン)

Champagne(シャンパン)

 

…!!!

 

しかもね、

プラスチック製だけど、ちゃんとワイングラス&シャンパングラス風。

↓こういうの

 

 

えっ…、こんなの野球場で見たことない…。

おしゃれすぎでしょ、テニス。

もちろん普通のプラスチックカップもあったけど、こういうので飲んだほうが気分もあがるよね〜。

※安心してください、ビールもありますよ…。

 

ユニフォーム姿の観客とか、応援グッズ、応援歌なんてない

背中にね、YAMADAとかOHTANIとか書かれたユニフォーム来てる人なんていない!

選手のタオルとかない!

メガホンも風船もない!

 

…もう野球との比較やめよっかな。

 

むしろね、音出しちゃダメなのね、テニスって。

じゃないと、伊達公子みたいに選手にめっちゃキレられるから…。(これしか覚えてない私のテニス知識)

基本的には静かに応援、ポイントが決まったときに拍手をする程度でした。

たまに

「なおみ、GO!」

みたいな声掛けをするお客さんもいますが、それも乱発すると良くないんだろうなーって感じ。

ゲームの間は動いちゃダメなので、一度トイレに立ったら次のゲームまで最上階の踊り場で待たなくてはいけません。

夫いわく、

 

「野球は観戦、テニスは鑑賞!」

 

って言ってました。

なるほど…。

釜山で野球観戦したときは、後ろからチキンの骨とか飛んできたもんな…。異次元。

 

でもテニスも「あー」とか「おー」とか「おおおおおお!」って盛り上がったりもするよ。

テニスは選手のメンタルが一番試される競技

伊達公子がキレた(動画見た)とか話しちゃいましたけど、まあそうなるだろうな、と理解できる競技でした、テニスは。

この日は大坂なおみ選手も

  • ファーストサーブが決まらない
  • 大事な場面で大逆転ブレイクされる
  • 相手が粘り強く打ち返してきて根負け

というような状況が重なり、表情を歪めたり、ラケットを放り投げたりとイライラした様子が見て取れました。

 

最終セットまでもつれたんだけど、

「ああ集中きれたな」

と素人の私にもわかる場面があって、そこからはもうダダ崩れ…。

 

2時間半の死闘で、その間うまくいかないこととかたくさんあるんですよ。

ずーっと集中を切らさず、ポジティブに戦っていくっていうのはなかなか難しいだろうな、と思いました。

しかも自分のプレーを固唾をのんで見守ってる人たちが何千人といるわけだから、プレッシャーも半端ないだろうし。

 

テニス厳しいーーーーー!

 

個人競技だから誰も交代も挽回してくれないしね。

もちろん全ての競技にメンタルは重要だと思いますが、テニスは桁が違うような。

 

私が本気でやってたのは、競泳とソフトボール。

競泳は緊張しますけどね、スタートするまでで、それからは必死でより速く泳ぐだけ。

長くても2〜3分で終わりますし、スタートは一度のみでしょ。

 

ソフトボールに至っては、野手でしたから一回に一度もボールが来ないことだってあるし、打席も1試合に3〜4回。

私が打てなくてもチームが勝つこともあるし。

 

個人競技の球技って、精神を鍛えるには最適なんじゃないでしょうか!

(テニス・ゴルフ・卓球・バドミントン?・ボーリングとか)

 

あ、それから、ランキング10位とか100位とかすごいんだかすごくないんだか素人にはピンとこなかったんだけどね、

夫から、

「テニスは種目がないの。世界中のテニス選手の中で何位ってことだからね。」

って言われてハッとした!

 

もし競泳だったら4泳法距離別で、オリンピックなら18種目ありますからね!

同じ1位でもチャンスの大きさが…。

 

ほぼ初テニス観戦の感想まとめ

是非また行きたい!!!

 

インドアコート限定だけど室温快適だし、

静かにしてなきゃいけないから観客のマナーいいし、

観客席からコートが近いので臨場感あるし、

シンガポールだけかもしれないけど椅子フカフカだし。

 

スポーツ観戦の見方変わりましたね。

今までは野球かサッカーがメインだったから、違う楽しみ方を見つけられてよかった!

試合自体も緊張感があり面白くて、2時間半もあっという間に感じました。

 

絶対に来年も来るぞ!

…と思ったら、来年から10年間は中国の深センだって。

 

中国か…。

 

 

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