こんにちは!たびなすびのちかです。
世界的に人気のスポーツといえばやはりサッカー。
ボール一つで何人もが遊べる手軽さと、ヒーローとしてのお手本が各国にいるからでしょうか。
最近は日本人選手も世界的なリーグにいって活躍することも珍しくなく、なでしこジャパンの影響で女子の競技人口も増えてきているそうですね。
野球は世界的にはマイナースポーツ
サッカーに比べると、野球はルールが難しい事、道具が必要なことも影響してか、世界的にはメジャーなスポーツではないようです。
日本で絶対的人気を誇るスポーツ選手といえばイチローですが、世界的に知られているとは言えないでしょう。
これがもしサッカーだったら、イチローレベルの活躍をすれば大変な知名度になっていたはず。
日本では国民的メジャースポーツである野球も、一歩海外に出ればマイナースポーツの一つにすぎない事が実感できます。
夫の友人である中国人。
野球の試合を観るのは25年の人生で初めてで、バックネット裏に飛んだファールボールを見て…
「ホームラン!」
彼はバッターが打った後走るという事すら知らない様子。
中学時代ソフトボール部に所属し、野球選手のようにたくましくなった下半身を持つ私としては若干寂しいものがありますね…。
キューバのちびっこは棒と靴下で野球ごっこ
そんなマイナースポーツ野球が大人気の国といえばここしかないでしょう。
そう、
キューバ。
数人で遊びに行く子供たちの手に必ず握られているのは太めの木の棒。
これをバット代わりに数人で野球をするのです。
路地には野球遊びに興じる子供のグループが必ず一組はおり、靴下を丸めたものがボール代わり。
これは安全!ホームランを打っても安心というわけです。
毎日こうやって小さいうちから近所のお兄ちゃんと遊んでいるわけですから、国民全体が英才教育を施されているといっても過言ではないでしょう。
これがキューバが野球強国である秘密だったのですね!
キューバのおばさんとの会話も野球ネタでOK
前に記事でも書きましたが、大学時代にちょこっとスペイン語を勉強していた私。
キューバを訪れるにあたり、夫は私のスペイン語に多少の期待をよせていました。
しかし、自慢じゃありませんが大学時代のスペイン研修ではほぼバル巡りで酔っ払っていたため、自分がスペイン語をしゃべっていた記憶がありません。
その後10数年、スペインとは無縁のアジアまみれの生活を送ってきた私がどうやってスペイン語が話せるでしょうか!
我が夫ながら無理をいうものだと呆れてしまいます。
キューバの地方にある民泊に泊まったときの事。
キューバは夜になっても明かりが日本ほど煌々と点いておらず、星空がとても綺麗です。
中庭にあるデッキチェアに寝転がり、一人星を見上げて「キューバ人のお尻はなぜあんなにキュッとあがっているのだろうか…」などと考えていました。
そこへ宿の女将さんがやってきて、
「何をしているの?星が綺麗でしょう?(多分)」
的なことを話しかけてきました。
この女将さん、英語がまるでダメなので、会話はスペイン語オンリー。
いろいろな事を話しかけてくれるのですが、何せボキャブラリーが貧困すぎてよい返しができません。
何か新しい会話を提案したい…何かないだろうか…
そうだ、野球!
「メグストマツザカ、コノセス?(私まつざか好き、知ってる?)」
と教科書の第一課に出てくるような質問文で唐突に聞いてみました。
「おー!!マツザカ! ○※□◇#△ムイビエン!」
おかみさんは満面の笑みになり、マツザカ投法を真似ながらグッドサインをしています。
あまりの反応の良さに、キャッチャーのように女将さんのボールを受けるふりをしました。
ウケまくる女将さん。
その後数十分のほぼジェスチャーゲームと化した野球談義は今日イチの盛り上がりをみせました。
部屋でゴロゴロしていた夫から、
「ずいぶん盛り上がってたねー、ちか、本当にスペイン語話せるんだね、すごい」
と言われたので、
「まあね。このくらいは余裕。」
と答えておきました。
この会話は2010年のものなので、いまだと田中とかダルビッシュかな。あ、大谷か!
世界大会で対決した投手が有名になるみたい!
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