旅のよもやま話

久々にドラマ『フルハウス』を見て感じた!私のアメリカのイメージってもしかしてここから…?

こんにちは!たびなすびのちかです。

うちでは地上波テレビは映らないので、見るのはもっぱらNetflixとかYoutubeなど、ネット配信動画のみ。

で、最近ハマってるのが、

 
フルハウス。
 

そう、あの。

昔NHKでやってたやつ。

DJとか、ステフとか、ジェシーおじさんとか出てくるやつ。

 

懐かしいでしょーーーー!

古さのレベルがピカイチの「フルハウス」

Netflixで全シリーズが見られるのを発見しちょっと見てみたんだだけど、映像がね、

 
超古い。
 

画面が粗いのはもちろん、比率も昔のほぼ正方形映像だし、出演者のファッションなんてほぼアンティーク!

ジェシーおじさんの髪型は後ろだけがめちゃくちゃ長いし、女の人は全員今からエアロビでもしそうな髪型だし。

 

ちょっと前のものを見たときの、

「携帯が!!スマホじゃない!!」

とか、

「眉毛!!細い!!」

とかのレベルじゃない、歴史的な古さですよもはや。

 

で、調べたらね、フルハウスが始まったのって、

 
30年前だってよ!!!
 

とはいえ、私は当時ものすごくフルハウスにハマってたわけじゃないので、なんで男三人で子育てしてるのか意味不明でした。

でもチラ見する程度なら背景を知らなくてもそれほどネックにならなかったので、調べもせず今に至ります。

(もしかして聞いたのかもしれないけど、どっちにしろ全く覚えてない)

 

「おおおおおフルハウス!!今その謎がとける!!」

 

懐かしい気持ちもあり、シーズン1から見始めたんだけど…

これぞ私の考えるアメリカ!

私が思い描いてたアメリカってこれだったのか!!

って思う場面が多々ありました。

チラ見しかしてなかったつもりだったんだけど、半端なくインプットしてたんだろうか…。

例えば、

家族間でやたらと「I love you」を連呼

親子間、

姉妹間、

叔父姪間、

友人間、

家族同然の関係間、

とにかく、よく口論をするんですが、そのあと仲直りする際の締めの言葉は、99%、

 

「〜〜〜〜〜〜。I love you」

 

もうね、句読点なんじゃないかと思うレベルの連呼度。

これ、「愛してる」って訳じゃしっくりこないね。

「でも心配してるからだよ。」とか「いつも気にしてるんだよ。」とかに変えたほうがいいよ。

直訳よくない!

ハグとキスしまくり

「I love you」とセットでよく出てくる!

「l love you」で仲直りした後は、ハグはセット。

口と口のキスは男女間だけですが(昔なので同性カップルはほぼ出ない)、ほっぺにチュ、はかなり頻発。

特に、末っ子のミシェルはまだ赤ちゃんなので皆に溺愛されており、朝のおはよう、いってきます、ただいま、お休みの挨拶毎に、毎朝全員にキスされます。

あまりにされすぎて、

 
顔は四六時中ウェットなのでは…?
 

と思うほど。

どれだけ可愛がってるか、はその人の行動を見れば一発で分る仕組みになっているのだ!

恋愛事情を子どもに説明する

恋愛事情だけじゃないんですけどね、子どもなので適当にあしらうんじゃなく、できるものは納得するまで説明するのがこの家族のスタンダード。

三姉妹のママは交通事故でなくなっちゃったので、パパはシングル。

パパの義理の弟と親友が、子育てを手伝うために同居してるんですが、二人共シングル。

 

アメリカだからか、常に大人は新しい出会いを探していて、デートの場面が頻繁に出てきます。

そして、子どもの前でも「I love you」、ハグ、キス、なんでもあり。

だけどそれを隠すわけでもなく、

 

・なぜパパが彼女とデートしてるか

・そのデートはどうだったか

・別れた理由

 

などを小学生や幼稚園児に説明するんですよ。

たまに子どもの反対があっても、大人はパパに「子どもが大きくなるまでやめとけ」という人は皆無で、ほとんどが子どもを説得しにかかります。真正面から。

 

「誰かが誰かのために自分の人生を犠牲にするべきじゃない」

 

という考えが強い感じ。

子どもにも、

 

「パパの人生を邪魔するべきじゃない。あなたにも自分の人生を生きる権利があるように。」

 

って話すの!ひえーーー。

なんか真逆だね、日本の親子関係と。

 

どっちがいいかはわかりませんが、こんな説得を小さい頃からシャワーのように聞いていたら、考え方違って当然だわ!

って思いました。

国関係なく、30年のギャップを感じたこと

当時は日本でアメリカ家庭を覗き見してる感じだったんで、異文化間を主にキャッチしてました。

が、今見ると時代背景にも目が向きます。

例えば

30歳になることに怯える人々

高齢化社会は30年で確実に先進国を進んでいるようです。

このドラマは大人の登場人物ほとんどが、

 
20代。
 

3人の娘のパパであるダニーでさえ、初回は20代の設定!

長女10歳なんですけどね!

 

で、そのダニーが誕生日を迎え、30歳になると。

おじさんの仲間入りになるので、なかなか自分が30歳になると言いたがらないダニー。

 

周りは祝福しながらも、

「30って!!親父じゃん!!」

みたいな雰囲気ですよ。

 

今や男性が30代になることがオヤジ化するようで嫌で嫌でたまらない雰囲気ってありますかね?

ドラマの雰囲気的には、今の40代になるときの気持ちに似てる気がするな…。

 

まあ、私はアラフォーですけどね。

気にしないもん…。(ダニー的気分)

 

最近のドラマで20代中盤しかほぼ登場しないアメドラは殆ど見ないので(キッズ向けは除く)、アメリカも確実に高齢化してると思われます。

見た目も若いしね。

アジアといえば日本

今の世の中、アジアと言えばもはや中国ですわ!

ハリウッド映画でも、ドラマでも、中国市場を睨んでるのか中国人や中国の都市がキーワードとして登場することが多いです。

が!

30年前はイケイケドンドンのジャパン。

娘達が見たいコンサート中継は、

 
東京から!
 

習ってるスポーツは、

 
空手!
 

とか、ちょいちょい日本関連ワードが出てきます。

うん…そういう時代もあったわ…。

白人以外ほぼ出てこない

ジェシーおじさんは半分ギリシャ系らしいですが、それでも白人以外はほぼ登場しません。

デートの相手も、飛行機で乗り合わせる人も、

 
ほぼ白人。
 

女性に至っては金髪率が以上に高い!

これを見て、アメリカ人と言えば金髪碧眼とインプットしてしまったかもしれない…。

でも現在のドラマにはある程度の比率で黒人もアジア系もヒスパニック系も絶対にいるし(法律で決められてるらしい)、ここ数年に至っては必ず性的マイノリティーキャラも登場します。

アメドラ大好きなので、このフルハウスの人種の偏りには若干違和感…。

※実際にアメリカの人種割合は劇的に変化してますね(白人の減少が如実)

 

あとは、メカ大好きを装う妹が、

「私を今日から◯◯チョウって呼んで!」

と中国風の名前を言ったり、かなりあからさまな偏見ワードがあちこち出てくるのもオドロキ。

「フルハウス」に食いつきの悪い夫がまさかの…

30分番組だから英語の勉強も兼ねて見始めたら結構面白くてねー。

スキマ時間にちょうどいい!

 
シーズン7まであるけど…。
やばいパターン…。

 

でもこんなに面白いのに、全然夫が乗ってこない。

 

私「フルハウス知らない?面白いのに…」

夫「うん…俺はもういいや」

私「わかりやすい笑いは好きじゃないからね…ドリフとか…」

夫「いや、そうじゃなくて。知らないどころか、

 
高校時代、全話ビデオにとってセリフ覚えるくらい暗記したから。」
 

私「えっ…」

夫「聞き取れないのは帰国子女の友達の家に電話して、再生したりしてさ。」

私「まさかのフルハウスフリーク…」

夫「だから全部ほぼストーリーわかるの。」

私「じゃあ!」

夫「何。」

私「英語の勉強にも効果あるってことですね!先輩!」

夫「…何が先輩かはわからないけど、俺はそうやって勉強した。」

私「さすが凝り性!」

 

じゃあ、シーズン7まで見れば、英語が夫レベルになるかもしれない!!

 

ということで、今からシーズン2見るから。

じゃっ!

 

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