旅のよもやま話

週末なのに単独行動のオランダ人夫婦!いろんな常識に囲まれると自分の好き嫌いを発見できるよ

こんにちは!たびなすびのちかです。

ペナン島で住んでいるコンドミニアムは、外国人が非常に多く、今までに会ったことのない人たちと話ができるので面白いです。

15年も海外に住んでいるとはいえ、ほぼ東アジアなので、主に触れ合ってきたのは中韓台の人々。

驚愕のエピソードは沢山ありましたが、大きい目でみれば似てますよね、文化背景とか。

重箱の隅をつつくように韓国にヤンヤヤンヤ言ってましたけど、その文化圏を飛び越えると、

 

へえーーー!と言うしかなくなるね。

嫌がる夫を誘い出した私

その日、7時前にパチッ!と目が覚めた私。

 

(こんなに早くパッと目覚めるなんて珍しい朝…)

 

窓の外に目を向けると、ちょっと曇ってるものの、涼しくて散歩するのに気持ちよさそう!

このままゴロゴロしてるのはもったいない!

 

(こりゃ市場ウォーキングだな!!)

 

こういう時は大体7時からやってる市場に歩いて行きます。

40分位かかるんだけど、朝だから気持ちがいいし運動にもなる!

 

「おはよー、早いじゃんちか。」

 

そんなこんなで市場へ向かう準備をしてると、夫も起きてきました。

 

私「はや!!」

夫「あれ?どっか行くの?」

私「うん、市場!まだ7時前だし、散歩気持ちいいと思う。そうだ、よしも行こうよ。」

夫「え…、歩いてくの…?遠いじゃん。」

私「でも気持ちいいよ!スッキリするし、行こうよ。」

夫「車呼ぶならなら行ってもいいけど…」

私「えー、歩いていきたいの、絶対歩いたほうがいいって。まあ行きたくないなら一人で行くよ。」

夫「うーん、じゃあ行こうかな…」

 

ということで、渋々な夫も一緒に市場に行くことになりました。

週末なのに別行動のオランダ人夫婦

足取りの重かった夫も、外に出ると気分が良くなってきたようで、

「きもちーーー!」

なんて伸びをしてました。

 

セキュリティゲートをくぐる時、

「ハロー」

知り合いのオランダ人夫婦に遭遇。

 

オ「あ、ハロー、どこ行くの?」

私「うちら今日早起きしたから、市場行くんだよ。」

オ「へー、いいね。私、市場昨日行ったわ。」

私「そっか、で、二人はどこ行くの?恰好から推測するに運動だよね。」

オ「そう、

 
彼は山にハイキングで、私は公園をジョギング」
 

私「え。別々?」

オ「そう、別々。私、山には興味ないし。」

私「へえー、同じような感じっぽいのにね。」

オ「まあでも私はジョギングしたいからしょうがないよね。」

 

へええええーーーー!

 

うちと真逆!!

 

ちなみに彼らは職場があるので、週末であるその日は二人の休日が重なる日。

どっちもどうせ同じ様な運動するなら、私なら合わせて一緒に過ごそうとするけど、一緒に家を出て違う目的地に行って過ごすって面白い!

 

なんかあの、

「亭主元気で留守がいい」

的なもう相手に興味がない、勝手にやって、っていう感じじゃなくて、

「完全に自分のしたいことは例え家族であっても曲げませんし、相手にも全く同調を期待してません」

という、はっきりした意思みたいなものが感じられました。

 

一方の私たちは今回の場合、夫が折れて私についてきた恰好。

もしこのオランダ人の旦那さんだったら、絶対に一緒に来ないでしょうね。

 

公園ジョギングすら行かず、ハイキングに行きたいんですから。

 

よしが夫で良かった…。

どっちがいいとかという問題では全然ない

彼らの場合は、「やりたいこと」が具体的で最優先で、誰と行くかは付属に過ぎません。

しかし、私の場合は「夫と一緒にしたい」ということが、「やりたいこと」より優先される場合が多々あり。

そのためには「やりたいこと」をちょっと微調整しても構いません。

 

面白いとは思いましたが、

「自立してて良いね!私もそうしたい!」

と思う人もいれば、

「えー、せっかくの週末なんだから一緒に行きたいな。」

と思う人もいますよね。

 

それは個人の意見だから、どんな感想を持っても全然問題ないしそれこそ自由!

 

だけどさー、

 
夫婦が全く逆の考えだったら困るよね。

生まれ育った国によって傾向はあるかもね

オランダに住んだこともなく数人しかオランダ人を知らないので、決めつけるのはどうかと思いますけど、でもヨーロッパの北の方の国ってそういう傾向があるような…?(超主観)

夫婦がいつも別々かといえば全くそうではなく、食事会とかではカップルが基本なので仲良く来て過ごしてます。

 

でも夫婦なのに、

「明日なんか予定ある?何するつもり?」

とか聞いてますからね。

 

「え、話し合うんじゃないんだ…、お互いの週末の予定…」

 

って思っちゃうー、私は。

 

私たちは日本人ですが、長らく韓国に住んでたので例としては適切ではないですね。

韓国なんてね、

 
個人の存在しない国だからね…。
 

最小単位が「ウリ(私達、うちら)」。

何でもかんでも誰かと一緒じゃないとダメ!外食も一人前はお断り!なんて極端な文化なのだ…。

そういう極端な文化を浴びまくったので、四六時中誰かと一緒でも全くストレスを感じなくなってしまった!

夫は基本的には一人で何かをするのが好きだったようですが、韓国ウリシャワーを浴びた結果、私がつきまとってもあんまり気にならない性格になったみたい…。

 

典型的日本人がどんな感じかわかりませんが、外国で生活してて、旦那さんがお休みの日に、

 

「あなた、今日の予定は?私、公園をジョギングするわ」

「そう、僕は今日は山にハイキングに行くんだ。」

「じゃあ、10分後に出るからUberに一緒に乗ってく?」

「助かるよ!」

 

って感じではないよね…?(※まだ結婚数年ね)

 

最近気づいたんですが、色んな人にあうと価値観があまりにバラバラすぎて、比べることすらしなくなりますね。

なんか逆に、

 
私はこういうのが好き。
 

っていうのがハッキリしてきます。

同じような人がいないから大衆に流されない、流される本流もないし。

そうすると、これは合う合わない、これは好き好きじゃない、が見えてくるので、どんな価値観が来ても「私は違う」と言いやすいというか。

 

どれも否定するつもりも、賛美するつもりもないし、結局は水が合うかどうかの話。

色んな種類の人に会うっていうのはこういうメリットがあるんだな!と感じるこの頃です。

 

私にはオランダ人カップルはドライすぎるーーー。

 

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