「日本語教師は重労働で低収入だからやめたほうがいい」そんな噂を聞いて、この記事に辿りつかれた方が多いのではないかと思います。
私たちは夫婦で15年、合計12の教育機関で日本語教師をしていたので、その実体験をもとに、日本語教師という仕事について、少しまとめてみました。
働き方によっては日本語教師の未来は明るい(経済的にも)と思います!
こんな方々にご訪問いただいているのではないかと考えています。
① 日本語教師になりたいけど、将来が不安で、迷われている方
② 日本語教師ボランティアなどに興味がある方
③ 日本語教師を辞めて、転職、または、副業などを考えられている方
以下、目次・・・・の前に、まず、ここに来られた方が一番気になっていると思われる日本語教師の給料事情について。
私たちは2002年から2016年までの15年間、日本語学校(台湾、韓国)や、大学(韓国)で日本語教師として働いてきましたが、
日本語学校では手取り7〜12万円、大学では手取り18〜20万円(+家賃補助5万円)でした。
でも、大丈夫!時代は変わった!
■ 目次
- 日本語教師になりたいけど、将来が不安で、迷われている方へ
- 私たちはこうやって職を得た
- 日本語教師ボランティアなどに興味がある方へ
- 日本語教師を辞めて、転職、または、副業などを考えられている方へ
- 日本語教師のここが素晴らしい!最大のメリットは!?
↓ 本編 ↓
① 日本語教師になりたいけど、将来が不安で、どうしようかと迷われている方へ
↑ 不安ですよね。収入面は特に。
給料が安いというのは概ね事実ですが、「やってみたいな」という思いがあるなら、挑戦してみたほうがよいと思います。
ただ、日本語教育機関で日本語教師として働く場合は(もちろん、雇用される機関にもよりますが)労働時間の割に収入が低いと言われていて、それは決して間違った情報ではないと思うので、特に担当する授業以外の業務がどの程度あるのか、また、それらには手当がつくのかという点についてはよく調べておいたほうがよいと思います。あ、あと、拘束時間も!
※ 教室での授業以外の業務 → 授業の準備、テスト作り、採点、集客のためのサービス授業、各種イベント(スピーチ大会、学会、日本文化祭り…など)の企画&運営、教育実習生の指導、アルバイトや就職のサポートなどなど。
私たちが学生時代に日本語教師を目指していたころ(2000年前後)から、日本語教師は「重労働で低収入」であるという話はよくされていました。実際になってみたら、全くその通りだったので、苦しい時期もありましたが、職場をコロコロ変えながらも15年間も続けられたのは仕事が楽しかったからです。
それにしても、なぜ「日本語教師は薄給だ」と言われるのでしょう。
その理由の一つとして挙げられるのは、比較的誰でもできる仕事だからではないかなと思います!
人の将来にかかわる仕事ではあるかもしれませんが、人の命を直接預かるような仕事ではないので、特別、高度な技術は求められません。
教育機関ごとに応募条件(日本語教育主専攻、養成講座420時間、日本語教育能力検定試験合格など)はありますが、日本語教師に国家資格はありません(2022年現在)。
ですので、なりたい人は誰でもなれるんです。
「比較的誰でもできる」の例を挙げますね。
私たち夫婦は主に台湾、韓国の日本語教育機関で働いていたのですが、特に海外の日本語教育機関や会社に就職しようとすると、経歴よりも「ビザを持っているかどうか」で職が得られるかどうかが決まることもあります。(職場が大学であっても)
例えば、以下のような3人がいるとします。もし、あなたが雇用主ならAさん、Bさん、Cさん、どの方を学校に迎え入れたいですか?
Aさん
日本語教師歴10年、英語、韓国語、中国語が話せ、日本語教育関連の修士号を持っている日本人
Bさん
現地の人と結婚していて、就労も認められる永住権を持っている。日本語教師としての経歴はないが、現地語によるコミュニケーションは問題のない日本人
Cさん
留学生として滞在しているため、留学ビザを持っていて、週に20時間はアルバイトができる日本人
経歴的にはAさんが一番採用されやすそうに見えますが、Bさん、Cさんはビザに問題がないため、
学校側も「日本語教師としての経験はないが、現地語も話せるし、授業数をこなしていけば、大丈夫でしょう」と判断し、採用することもあったりします。
このようなケースは何度も見てきました。
日本の日本語学校では経歴が求められるかもしれませんが、海外の教育機関や会社では日本語ができるだけで「日本語教師」になれてしまうところもあるので、比較的「誰でもできる仕事」であると言えるかと思います。
もし、あなたが国内であれ、海外であれ、日本語教師を目指してはいるが、収入面などに不安があったりするのであれば、日本語教師としての人生設計を現役の日本語教師に一度相談されてみてもいいと思います。
『教師』『教育』という言葉から離れて、稼げる「日本語インストラクター」「日本語コーチ」になろう!
「日本語学概論」という授業でしたが、
「最初から夢を壊すようで申し訳ないんですが、私は君たちに日本語教師になることはオススメできません。はっきり言って、食べていけません。それでもやる気があって、どうしてもなりたいという人がいたら、来なさい。面倒みますから」
こんなようなことを言われたんです。
授業中、動悸が止まらなかったです。ショックすぎて。
それでも、「日本語教師になりたい(=海外に住んでみたい)」という思いは強かったので、先生の研究室を訪れ、先輩たちと共に活動していた日本語教育のインカレサークルの顧問(アドバイザー)になってもらいました。
サークルでは日本語学校のイベントに参加させてもらったり、日本語教育関連のニューズレターを発行したりしていました。
今思うと、確かに当時(2000年ごろ)は日本語教師として安定した収入を得るためには大学教員になるしかなかったような気がします。
それもあってか、「修士をとりなさい」「この業界で生きていくなら博士は必要です」と大学の先生からもよく言われていました。
今でも、国内の日本語学校・大学(別科、日本語学科など)・企業、海外の日本語学校・大学・企業、青年海外協力隊、日系社会青年ボランティア、国際交流基金の日本語専門家など、当時と変わらず日本語教師として働く場はたくさんあると思います。
ただ、やはり安定を求めるのであれば、どのような働き方が自分にとってベストであるかということはしっかり考えたほうがよいと思います。
日本語教師は大変やりがいのある仕事ですが、収入が「何とか生活はできる」ぐらいですと、大病にかかったときや、家族に何かあったときに大変ですので、「それなりに食べていけて、貯金もある程度はできる」ぐらいはほしいですよね。
経済的に苦しくなると、身体やメンタルにも支障をきたすので、結果として、教室にいる学習者への態度にも少なからず影響が出てきてしまうと思います。
私たちは夫婦で海外の日本語学校や大学で日本語教師として働いていましたが、
「ふたりで働けば何とか食べていけるし、少しは貯金できる。でも、10年後は不安」という状況だったので、
節約しながら、夫婦二人の収入合計の5〜6割を貯蓄と運用(インデックスや株、為替のデイトレ)にまわし、ほかには収入源を増やすために、サーバーを契約&ドメインを取得し、ブログ(複数運営)で広告収入を得たりしていました。
※ 日本語教師15年目の給料が手取り20万円(+家賃補助5万円)でした @ 韓国の大学教員
私たち夫婦が資産運用に興味を持ち始めたのは、収入面での将来的な不安があったからというのはもちろんそうなのですが、それよりも、同じ教育機関にいた日本語以外の言語を教えている同僚の影響が大きかったかもしれません。
日本語教師の同僚で複業されている方とはあまりお会いしたことがないのですが、ほかの言語を教えられている同僚と話してみると「収入の柱が語学教師一本だけではない」という方が意外といました。
例えば、海外の戦地をまわりジャーナリストとしても活動するカナダ人の英語の先生(本業がジャーナリスト、英語教師は滞在ビザ取得のための副業)、写真家としてオンラインスクール経営の準備をしているアメリカ人の英語の先生、
不動産投資がもはや趣味なのではないかと思われる韓国人の先生、釜山と福岡を船で行き来しながら、日本や韓国で購入したものを北米に転売しているアメリカ人の英語の先生、イタリア産のオリーブオイルをネット販売しているアメリカ人の英語の先生…など。
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日本語教師という仕事について検索すると、「やめたほうがいい」といったネガティブな情報も多く出てきますが、「日本語教師になりたい」という思いが強いなら、一旦、挑戦してみてもいいと思います!
10年前とは違って、今なら、日本語教師の給料が安くても、収入源を増やす方法はいくらでも見つけられます。「動詞の分類」や「て形」「敬語」の教え方がごまんとあるように…。
以前、マルハンの会長さんの「お金を儲けるのは技術で、使うのは芸術」と話されている記事を読んで、「稼ぐ技術に関しては習得しようと試みたことがないな…」と、何も行動せずに愚痴ばかり言っている自分を恥じたことがあります。
『教師』『教育』という言葉から離れて、稼げる「日本語インストラクター」「日本語コーチ」になろう!
私たちは、
履歴書と自作教材を印刷したものを抱えてソウルと台北の日本語学校に突然押しかけたり(妻)、
海外日本語教育機関一覧(だったと思う)という本に掲載されていた各国の日本語教育機関合計200校ぐらいに、募集の有無に関わらず履歴書を送ったり(夫)して、
日本語教師として最初の職を得ることができました。
※ 参考:夫婦の出逢い@ソウル
他にはこんなこともありました。
休暇でインドを訪れていたときのこと。
ジャイプールという街からジョードプルという街に向かう途中のバスの中で、偶然、「韓国◯◯大学でネイティブ日本語教師急募」という求人を見つけたんです。
当時、働いていた学校よりも待遇もよかったので、揺れるバスの中で5時間かけて、iPhone4sで簡易履歴書を作成、PDF化したものをメールで送り、さらに募集を出してた大学の日本語学部長の連絡先を調べ、「いま履歴書を送ったのが私です」とバスの中からSkypeで電話をし、急募のお知らせを見つけてから6時間ほどで、対面面接の予約を取り付けました。
面接当日は「あなた真冬なのに、なんでそんなに焼けてるの?」と、インパクトを残せたおかげで!?無事通りました(妻)。
私たち自身も、教師の採用にも関わっていたことがありますが、情熱的な方はいい意味でも悪い意味でも記憶に残るので、運がよければ、、採用もされやすいんじゃないかなぁと感じます。
② 日本語教師ボランティアなどに興味がある方へ
↑ 日本に来ている外国の方を直接手助けできる日本語教師はとても魅力的ですよね。ただ、日本人というだけでは「こんなはずじゃなかった!」と躓く可能性もありますので、まず、外国人が体系的に日本語をどのように学習しているのかを理解することをおすすめします!
書店に並んでいる日本語教育能力検定試験の対策本で学ぶこともできると思いますが、対策本がありすぎて迷ってしまう方や、独学が苦手な方には、1987年に開講し、30年以上経ったいまでも講座が続いている通信講座「<検定合格率66.3%>「NAFL日本語教師養成プログラム」」は学習コーチに質問したりすることもできるので、一人では学習が続けられないという方や、じっくりと基礎を学びたいという方にいいプログラムだと思います。
③ 日本語教師を辞めて、転職、または、副業などを考えられている方へ
↑日本語教師をやめて、転職してもよいと思いますし、雇われている教育機関や会社で日本語教師しながら、全く異なる副業はじめてみるというのも魅力的ですよね。
あとは、オンライン日本語教師、オンライン日本語教育インストラクターとして、いまどきの”日本語教師”をはじめてみてもよいのではないでしょうか。
私たちも15年間、日本語「教師」として雇用されてきました。
楽しくて、やりがいもあったのすが、契約を更新しても給料があがらない、でも、仕事は増える一方…
「このまま日本語教師を続けていていいんだろうか…。何とか生活はできているけれど…」と歳を重ねるごとに思うようになりました。
こんなこともありました。
韓国の大学では学生の就職支援などもしていたのですが、、、、
ときどき悲しくなることがありました。
日本語教師はやりがいのある仕事です。「先生」「先生」と慕ってくれる話し相手がいつも側にいて、笑顔溢れる環境の中で仕事ができます。
ただ、私たち夫婦は日本語教師生活を5年、10年と続け、職場での責任が増す一方で、何年も変わらない収入という事実に直面するたびに、心のバランスが取れなくなってきました。
充実し、毎日が幸せだと感じるには、やはり、健康、時間的自由、経済的自由、良好な人間関係、これらのバランスはとても大切で、どれか一つでも欠けてしまうと、日本語教師の現場である教室でのパフォーマンスにも影響し、結果として学習者に悪影響を及ぼしてしまいます。
私たち夫婦の会話も日本語教師としての経験も浅く、20代だったころは授業の準備のネタ交換などが多かったのですが、30代も後半に差し掛かると、
今の年俸が私たちの人生最高年俸ってことになるんだよね!?
昇給しないんだから。
65歳までこのまま!?
ヤバくない!?
といった会話も増えてきました。
長い間、「この仕事はやりがいがあるから」と自分自身に言い聞かせながら、時間的自由、経済的自由などに関しては見て見ぬふりをして、教育機関で雇用される形で日本語教師を続けてきましたが、
日本語教師歴15年を機に、私たち夫婦は変化を求め、ひとまず退職し、長年住んだ韓国からマレーシアへと拠点を移し、新しい挑戦をするという選択をしました。
日本語教師のここが素晴らしい!最大のメリットは…
日本語教師という仕事は、授業一コマ、それ自体が挑戦です。
挑戦をし、そして、どんなに良い授業ができても、「ここはこうしたほうがよかったな」と内省すべき点が必ず出てくるものです。
授業の準備→授業=挑戦→失敗→内省
”PDCAサイクルをまわす回数が多い=失敗経験を積める”
これが日本語教師という仕事の最大のメリットではないかなと思います。
例えば、私たちの場合ですが、平均して一日6時間ぐらいの授業を担当していました。
毎日6時間の授業のために授業時間以上の時間をかけて準備をし、教室で失敗をし、リフレクション(ふりかえり)。落ち込んでいる暇もなく、残っている授業の準備にとりかかり、次の日もまた同じように学習者の反応の悪さに肩を落とし、内省。
単純計算で1日6時間×平日5日間×約30週(休みなどを除く)×15年間で13,500回は失敗を繰り返してきました。(ソウルの日本語学校時代は授業数がとにかく多かったので、実際はもっと多いかも。)
もちろん、授業は100%失敗というわけではなく、同じ数だけ小さな成功体験も得られます。
それが自信になるんです。
いまだったら、YouTuberやブロガーなども、PV(訪問者数)、再生回数、イイネの数などを分析し、リアルタイムで失敗と成功体験を積み上げていくことができますよね。
この失敗体験と小さな成功体験の数、これが次の挑戦へと向かわせてくれると思うんです。
だから、悩んだり、迷ったりしている時間はもったいないので、「日本語教師になりたいな」という方には「なりましょう」、「日本語ボランティアに興味があるな」という方には「やってみましょう」、「日本語教師辞めたいな」という方には「辞めてみてもいいんじゃないですか」と伝えたいです。
いまは教育機関に雇われなくても、日本語教師としてお金を稼ぐ方法はいくらでもあるので、そういった挑戦をしてみてもいいですよね!
こんにちは!たびなすびのちかです。
日本語教師はやりがいのある仕事。でも、困ったことにやりがいと同時に相応の報酬がもらえないのも事実。いい先生が、志半ばで去っていってしまう…そんな光景をたくさん見てきました。数年前までは!
しかし、やっとですよ!ここに来てビッグウェーブが来たかもしれない!
日本語教師歴15年(今年の2月まで)の私が、今後の言語学習業界がホットになるかもしれない!!と思った話です。
『教師』『教育』という言葉から離れて、「日本語インストラクター」「日本語コーチ」になろう
前提として、ずっと気になっていたことがあります。
それは、私も含め、日本語教師って、『教師』という言葉の呪縛にとらわれていませんかね?
教師ってなんか、すごい威圧感じゃない…?「間違っちゃダメ」とか「正しい行い」とか。
でもですね、日本語教師というくくりで考えた場合、私はインストラクターやコーチ的要素のほうが強いと思う!
例えば、
・ジムのトレーナー
・料理教室の先生
・ヨガのインストラクター
などなど…と同じくくり。もし、彼らも肩書が教師だったら、もうちょっと振る舞いが違ってくると思う…。
・ジム教師。
・料理教師。
・ヨガ教師。
・・・ほら、もっときちんとしてて、しっかり学生のミスとか指摘そうな気がするでしょ。(太字にしたからかもしれないが)
でも、日本語の習得って学問じゃなくて技術だと思うので、インストラクターやコーチとしての立ち位置のほうが楽な気がします。
「私は教師です」っていうのと「私はインストラクターです」「私はコーチです」っていうのじゃ、顔の表情が違うよ多分!
『日本語教育』っていうのも同じで、教育と名がつくから日本語を教えることに重みを感じてしまうんじゃないかと…。
研究者はそれでいいんです。研究はしっかりお願いします!
でも、現場で生徒に教える立場であれば、「これは教育なんだ!」と気負わずに、「レッスン♪」くらいの感覚のほうが柔軟性が取れるのでオススメです。
「日本語インストラクター」「日本語コーチ」を目指そう!
※ ちょっと、記事内容と矛盾するところもありますが・・・この↑画像の本「教師教育学:理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ」日本語教師に限らず、教師の必読書だと思います!
外国語を習得したかったら学校に、というのは選択肢の一つに過ぎない
「外国語を習得するには、ネイティブと話すのが一番!」
だから「ネイティブがいる国に留学!」それが無理なら、「ネイティブ講師がいる外国語塾に行こう!」というのが今までの発想でした。
でも今やネットの勢いを否定することはできません。
第三の方法が彗星のごとく現れた…
例えば私の場合。
現在マレーシアに住んでいて、英語が必要不可欠です。英語が下手なので勉強したいと思っています。でも、ここで英語の学校に通おうとは全く考えませんでした。
なぜなら、
・オンライン英会話のシステムが思った以上によかった。(言語教師としての視点から)
・英語を習得したYouTuberが解説する勉強方法に納得した。
・YouTubeやNetflixで楽しくインプットができそうだった。
・アウトプットする場所は外出したり友達と会えばいくらでもある。
・英語講師オススメの教材は電子書籍やアプリで買えた。音読まで付いてる。
・作文の添削などはオンライン上に良いサイト(Lang-8やHinativeなど)がたくさんある。
・オンライン&独学だったら24時間いつでもできる
これを上回るメリットが現地の英語学校の価格設定に見合わないと思ったからです。
母国にいながら外国語を勉強できるビジネスって、スキマ産業!!
母国で外国語を勉強する場合はどうでしょうか。
日本には英会話学校がたくさんあって、趣味としてはメジャーなものですね。留学準備の人、ほぼ趣味の人、会社で必要、旅行に行くから、様々な理由で通っています。
子ども専門の英会話教室もあります。
でも、最近オンライン英会話の会社が急増しました。オンラインをやってない大手英会話スクールはないと言ってもいいほど。
で、周りを見てはたと気づいた…
英会話教室に通う気がさらさらなかった人が、オンライン英会話を受講し始めた、
という事実を!!
「ネットじゃ味気ないから、自ら教室に赴いて英語を勉強するほうが好き!」という人は絶対にいなくなることはないでしょう。
でも、「そこまでやりたくない」「仕事の後でしんどい」「お金かかる」と思って諦めていた人を客としてキャッチできた、というのはすごいことじゃないですかね。インターネットは外国語学習者を増やしているんですよ!
これを踏まえて考えれば、日本語の塾に通う気がさらさらなかった人が、ネットで日本語を勉強し始めたという現象が起こるのは必然!
今、日本は国を挙げて、外国人観光客を呼び込もうとしています。今後どんどん増え続けるでしょう。一方で、日本人は英語が苦手、というのも有名です。日本に旅行に行きたいけど、英語があまり通じないらしい…
どうすると思う!?
「日本語勉強してみよっかなー」って思うでしょ!!
全員じゃないけどね、何割かはそう思うかもしれないじゃん…。数千万人単位で観光客が来るんだから、数%だとしても何十万人ですよ。
オリジナリティがある先生が人気者になるかも!?
私が言いたいのは、「教室授業がネットに全て取られるわけじゃないし、それぞれに長所と短所はある。それよりもネットのお陰で日本語学習者が増える可能性大。取っ掛かりは多分ネットが多いから、そこで待機してればビジネスチャンスだよ!」ということ!
でもそのためには、「日本語教育とはそもそも〜」とか、「教授法が〜」とか、そういう概念にとらわれていると、「オンライン講座ってなんだかな〜」と不満に思ってしまいそう。
でも教室だけで待ってたんじゃ、せっかくの実力を発揮する機会損失だし、その倍のチャンスがパソコンの前にあるかもしれない。
もし人気が出れば、先生としての価値も上がるしね!
だから、「教育とはそもそも〜」とか、そういうのをかなぐり捨てて、「自分のオリジナリティを思う存分発揮してやるう!!」ぐらいの気持ちだと生徒さんをゲットしやすいんじゃないかな、と思います!
覚悟を決めて、決断し、まず、環境を変えるところからスタートした私たち夫婦の未来はどうなることでしょう〜!?働き方によっては日本語教師の未来は明るい(経済的・時間的自由とやりがい)と思います!
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