マレーシア生活

マレーシア人と飲み会ゲーム!進行が予想外過ぎてビックリした!

twin_towerPhotography by yOsHi

こんにちは!たびなすびのちかです。

ハリラヤ(ラマダン明けのお祝い)だということをど忘れしてしまい、ペナンに帰れなくなってしまった私達。

仕方なしにクアラルンプールに2泊することになりました。

KL来たら、まずチャイナタウンで牛肉麺!

とりあえずKL滞在中にいつもすることと言えば、

 
中華街の絶品牛肉麺を食べるっ!

beaf_noodlePhotography by yOsHi

これねー、超絶美味しいんですよ!

KLに行ったら是非とも召し上がっていただきたい。

スープとドライがあるんですけど、できればドライで。(スープは別でついてくる)

麺はイエローミー(黄色い麺)を選んでね、ラーメンみたいな。

台湾の真っ黒牛肉麺みたいなのじゃなくて、テールスープと似てて、もっとワイルドな感じ。

KLに来たとなれば、彼に連絡するよりほかあるまい

私「ふう…やはり安定の美味しさだった…」

夫「本当だね…」

私「で。」

夫「一瞬ですることなくなったね。」

私「とすると。」

 
夫「タンに連絡するしか無いっ!」
 

説明しよう!

 

タン、とは数年前にコタキナバルでダイビングのライセンスを取った際に仲良くなった中華系マレーシア人である。

非常に気のいい彼に好感を持ち、しかも最近めちゃくちゃマレーシアに遊びに来ていたので、KLに降り立つ度に連絡している。

会う度に美味しい店に連れて行ってくれる。

ちなみにペナンでお世話になった不動産エージェントの『タンさん』とは全くの別人。

 

夫「ハロー、タン。元気?今うちらKLなんだけどー」

タ「ハロー、ヨシ&チカ!じゃあ、今夜遊ぼうよっ!」

夫「めっちゃナイス!」

タ「夕方に迎えに行くね!」

 

さすが話が早いっ!

地元民に大人気のビアバーで飲むっ!

夕方、タンと久々の再会を果たしました。

あ…れ…?

 

「ハーイ!久しぶりっ!」

 

見たことがある女の人…。

 

私「あっ!この前一緒に鍋食べたよねえ!」

タ「そう!彼女。」

私「え、付き合ってたの!?」

タ「そうー。へへへ。」

 

心配になるほど女っ気がない(と思ってた)タンに彼女が出来ていたとは!

いやはやメデタイですね。

その彼女、おっとり系のタンとは真逆の超マシンガントークが持ち味。

完全なるカカア天下のカップルとともに着いたのは、

 
そこだけめっちゃ混んでるビアバー!

uncle_dons_ss2Photography by yOsHi

周りは結構閑散としてるのに、何故そこだけ混んでいるかというと、マレーシアにしてはビールが安くてつまみもまあまあ美味しい体とか。

マレーシアはイスラム国家なので酒税がめちゃくちゃ高く、アルコールに関しては日本の外食くらいの価格になってしまいます。

でもここは、生ビール一杯9リンギット(約240円)。

KLではなく近郊なので旅行者はほぼおらず、客は中華系&インド系少々といった感じ。

手作りのゲームを持参する『アルコールの女王』

「カンパーイ!」

 

タンカップルと私達夫婦で始まった飲み会、近況などを報告しながらビールとつまみを楽しんでいました。

それぞれ1〜2杯ほど飲んだところで、

 

「ハーイ!」

 

と3人合流。

タンカップルの素朴さからは想像もつかないほど、めちゃくちゃオシャレで都会的な3人。

聞けば、

 

・デザイナー

・建築家

・広告マン

 

だそう!

そりゃね、オシャレですわ!

 

すると、

 

「あれ?外国人!」

「そうだよ、彼ら、日本人。」

「えーどうしよう、じゃあ中国語読めないじゃん。」(彼らは全員中華系)

「あー。でも大丈夫、通訳するからさー。」

 

と何やらがっかりした様子のオシャレ女子。

 

私「どうしたの?」

タ「実はねー、彼女、手作りゲーム持ってきたの!飲み会専用の!」

私「え。」

タ「超面白いんだよ、彼女のゲーム!サイコロで出た目の数字に書いてることをしなきゃいけないの!」

私「えええええ。」

タ「彼女、めっちゃお酒強くて、アルコールの女王って呼ばれてるんだよ!」

私「えええええええええええっ!」

 
…飲み会のゲームだってよ。
 

うわああ…って思ったでしょ。

そう、私も思い出してましたよ、大学時代の経験を。

さらに、

 
韓国在住時代の地獄のような経験もね…
 

それをまさかKLでしなきゃならないなんて!!!

恐怖しか無い…。

恐怖とともにゲームが始まる…

お互いの紹介やら雑談やらを一通り終えた後、

「さて…」

てな具合で、おもむろにゲームを取り出す女王。

drinking_gamePhotography by yOsHi

キレイで平らな石に番号と、裏に罰ゲーム(中国語)が書かれています。

それを四角く並べ、その中央に向かって三つのサイコロをふる。

合計の目の番号の石の裏に書いてある罰ゲームをする、という超典型的な飲み会ゲームです。

 

ちなみにちょっと罰ゲームを内容を翻訳してもらったところ、

・左の人が一気飲みする

・大声でテーブルの上に乗り歌を歌う

・他のテーブルの客をナンパする

…うげえ。

 

夫「うわ、やりたくねー」

私「まさかマレーシア人までこんなことが好きとは…」

 

しかも皆さん、ウチラと同じ30代で特に若くないのにね…。

まあでも仕方がないので、参加するしかあるまい…。

イザ!ゲーム開始!

そんなこんなですが、皆待ちきれないっ!とばかりにゲームが開始。

まず、タンの彼女から…

・「◯◯」を大声で歌う(◯◯は曲名)

drink_gamePhotography by yOsHi

「わー、歌って歌ってー!」

「えー、恥ずかしいなー、じゃあ…ラララ〜、ラララ〜、ラララ〜(超小声&超短い)」

「オッケーオッケー!」

パチパチパチ

 
(え?)
 

次、タン。

・一番遅く机に隠れた人が、一気飲みする

まずは皆で私たちに翻訳。

「よし、ちか、分かった?」

「わかった!準備オッケー!」(一気飲みは絶対に避けたいっ!)

「それじゃ、レディー…ゴー!」

 

…私とヨシが一番早く、女性陣がそれに続きましたが、タンともう一人の広告マンは、

 
潜る気配すらない。
 

「あー、タンと広告マンが罰ゲームだよー」

「オッケーオッケー!」

 

二人共ビールを一口ずつ飲む…。

 
(えええ)
 

次、いよいよよし(夫)の番。

・立って壁に向かって大声で『俺はバカだ!!!』と言う。

簡単なヤツ!!

 

私「よかったねー」

夫「ほんと。」

 

と夫が立ち上がろうとすると、

 

「本当に立たなくてもいいよ〜」

 

(え。)

 

夫、気をよくし、座りながら、

「俺ってバカ!バカバカ!俺はバカー!」

とかなり適当に、でも若干のアクションはつけながら罰ゲームをこなすと、

 
大ウケ。
 

…これで?

 

もしや…このゲーム…

 
めちゃくちゃゆるいのかも!!!

私に至っては止められる

で、次が私の番だったのですが、

・その場で『大』をする!

いくらなんでもこれはちょっと…まさか…。

と思ってたら、

 

「フリだよ!もちろんでも…」

 

とのことなので、それならお安い御用と、

「うーん!うーーーーん!!!」

としかめっ面で出すフリをすると、

 
「ノーーーー!!ちか、やらなくていいよ!!!」
全員で止めるっ!!

 

ええええええ。

 

私「え、何で?」

友「こんなの難しすぎるよ!女王!」

女「そうだよね、ちょっと作ってみたけど…ソーリーちか。」

 
…いやいや、全く問題ないんですけど?
 

他にも色んな罰ゲームがあったんですが、

自分がやりたくないのは「難しすぎ!」と拒否、一気飲みは一口をつけるだけでオッケー、もう飲みたくない人は水でやってました。

 

結果、すごくゆるくて爆笑の沸点も低くて、強制も全く無くて、

 
今までで一番皆がハッピーな飲み会ゲームだった!

日本&韓国のゲームを想像してた

全く話はズレますが、酒大国韓国に長年住んでいたので、ゲームを適当にするとかなり痛い目に合います。

恥ずかしさをかなぐり捨ててこなさないと、誰も許してくれないのです…。

そんな国から来た私達、最初はかなり警戒していたんですが、そうだよねー、マレーシア人がそんなことするはずなかった。

ゲームとは言え、拒否権もあり、飲まない権利もあり。

広告マンなんて、ただ眺めてただけだし。

参加したい人がすればいいみたい!自由!

 

ということで、今後マレーシア人に飲み会ゲームに誘われても、日本でしたことがある人ならほんわかすること間違いなしです!

 

最後に、「何かいい罰ゲームない?」と言われたので、

 

「『よし(夫)に電話して日本語で挨拶する』とかどう?」

 

って言ったら、難しすぎ!!だって!

 

優しいゲーム…

 

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