韓国生活

【韓国のお酒文化】ソジュ(焼酎)の飲み方が超ダイナミック!とりあえずビールは甘え!?

こんにちは!たびなすびのちかです。

韓国といえば、

 

酒大国。

 

日常のありとあらゆる場面に、お酒は溢れています。

日本もお酒に甘いところがありますが、韓国のそれは日本の比ではありません。

酒は飲んでも飲まれるな。ではなく、

酒に飲まれてこそ酒飲み!
みたいな感じ。

基本のお酒は「ソジュ(焼酎)」

日本でよく使われる、「とりあえずビール」。

飲めない人や最近の若者にはこの文化を嫌う人も多いですが、根強く浸透している飲み会の決まり文句です。

が、ここ、韓国では、

 

「とりあえずソジュ(焼酎)」

 

一発目からなかなか強いものを…。

じゃあ、私はソーダ割りでお願いします…。

なんてできませんよ!

 

ソジュはストレートで飲むものです!

 

割るなんて邪道。

 

韓国ドラマでお馴染みの緑の空き瓶が時間とともにテーブルに並べられ、

「森が立ったぞ!」

とか言ってるアジョシ(オジさん)はもう正体不明に酔っ払っている…。

 

韓国の大学の新入生歓迎会も、基本は焼酎ですからね。

日本も一気飲みが危険行為として禁止されていますが、韓国の一気飲みは、

焼酎ストレートです。
これが韓国の日常風景です。

「メクチュ(ビール)」は割るもの

私も大好きなビール、韓国ではHITE、CASS、OBという三大ブランドがありますが、超ドライ、というか、味が薄い。

お酒に強い人はかなり物足りないかもしれません。

とはいえ、ちゃんとビールでアルコール度数も4〜5%あるので、日本のビールと同じように酔っ払います。

 

最近では輸入ビールの躍進がすごく、マートなどでは日本や欧米、東南アジアのビールも数多く売られています。

プレモルや一番搾り、黒ラベルなんかも日本で買う値段と同じくらいで販売されているものだから、

 

韓国のビール、買わないよね…。

 

値段変わらないし。

 

でも、酒好き韓国人が集まるところには、ビールはなくてはならない存在。

なぜなら、ゆっくり酔いたい人は、「ソメッ」を飲むからです。

 

ソメッ

 

ーヒントー

ジュ(焼酎)

メクチュ(ビール)

焼酎 in ビール。
初めて見た時、驚いて同席した韓国人に聞いてみました。

 

私「え、何で混ぜるんですか!わけわかんない。」

韓「焼酎だとすぐにお酒なくなっちゃうからさ」

私「え、じゃあビール飲めばいいじゃないですか。」

韓「ビールは、飲んでも酔わないでしょ。」

私「酔うでしょ!」

韓国人の「酔う」という感覚

個人的には韓国人が日本人に比べて、めちゃくちゃお酒が強いという気はしません。

ただ、

 

「酔う」のレベルが違いすぎます。

 

日本人の女の子がカクテル一杯飲んで、

「ちょっと酔っちゃった…。きゃは。」

みたいなのも、日本では酔う、と認識されますが、

韓国ではノーカウントです。
ちょっと支離滅裂な会話になったり…

声が異常に大きくなったり…

ろれつが回らなくなったり…

 

ここまでになって初めて、

オマエは酔っている!
と認定されるのです。

そして、韓国人は食事のスパイスとしてお酒を楽しむのではなく、

 

基本、酔うために飲んでいます。

 

そう考えると、確かにビールじゃ酔いませんね!

お酒抜きではコミュニケーションが始まらない

日本人としてはびっくりすることに、

 

大学の体育祭

大学の遠足

大学の文化祭

 

などは、全て朝からお酒が飲めるように準備されています。

しかも、学校からその費用が出たりするのです!

 

体育祭が始まる午前十時に、紙コップにビールが注がれた時にはどうしようかと思いましたよ!

体育祭ですよ!?

スポーツの前に酒盛りですよ!

 

職場の大きめの会食では、ランチであってもビールくらいは出るし、とにかく、

 

お酒がなければ会が和やかに進行しない

 

という固定観念があるようです。

 

韓国の文化といえばそれまでですが、ちょっとコレには抵抗がありましたね…。

なんて、韓国人の同僚に話したら、

「ビールだよ?お酒じゃないじゃん。」
って言われた。

そういう解釈ね!なるほど…。← 納得すんな

 

 

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