旅のよもやま話

引っ越しの荷物が多すぎる!断捨離のコツは全ての頼れる選択肢を潰していくこと!

 

こんにちは!たびなすびのちかです。

来月、10年住んだ韓国を離れ、マレーシアへと移住する予定です。

一ヶ月を切ったので、マレーシア行きのチケットも取りましたし、後は荷物をまとめるだけ!なのですが、

なにせ、

10年分。

引越しって本当に大変ですよね・・・。

業者さんにお願いすれば身体の移動だけですみますが、

自力でやる場合はまず断捨離から・・・

 

「私は定住しないタイプだから、荷物って持たない主義なのー」

と言っていたのは

10年前。

すっかり釜山に落ち着いてしまい、荷物持たない主義は忘れた主義です!

 

別にオシャレでもないのに、洋服も、カバンも、靴も、ちょっとした古着屋くらいはあります(泣)。

無駄に活字好きなため、帰国時にせっせと買ってきた書籍も何百冊…。

テニスラケット数本、なぜか野球のグローブ6つ、バスケットボール2個、とスポーツグッズも充実。(なのに夫婦でプクプクしてるのは何故)

クリスマスツリーもあるし、新婚旅行で買ったシュノーケルセットとか、UFOキャッチャーで取ったニモとか…。

 

これ、マレーシアに持っていく必要、
ないよね?

夫からのミニマリズム宣告

夫「お知らせします。よく聞いてください。」

私「なんでしょう。」

夫「マレーシアにはスーツケース各自1個だけで行きます。」

私「…えっ!」

夫「バックパックは持参可。」

私「あとは…?」

夫「全部捨てます!」
私「非情っ!」

夫「だって、場所も取るし多すぎる。」

私「コートとか!」

夫「マレーシアは常夏」

私「スーツとか!」

夫「もう自営業。」

私「本は!?」

夫「電子書籍で網羅できる。」

 

まじか。

 

夫の言い分もわかります。

現在の持ち物を全てマレーシアに持っていくというのは不可能だし、不用品も多いので、費用もスペースも無駄になります。

冬服だって基本的にはいらないし、職業も変わるわけだから今までの仕事関係のものも必要ありません。

 

ただ、私には、

思い出というものがあるんですよっ!

 

結婚祝いでもらったアレとか、昔頑張って買ったアレとか、あの人にもらったアレとか…。

夫にもらったラブレターとか!
今はクールに振る舞っている夫ですが、彼から貰ったラブレターは、

結構な量なのです!!

くっくっく…。

 

今後の脅し材料として使うためにも、捨てるわけには参らぬっ!

とはいえ、上記全てをマレーシアに持っていくとなると結構な量になるし、そもそもマレーシアで必要なわけでもない。

今必要じゃないけど、とっておきたい。

そんなものは海外引っ越しで、どうすりゃいいんでしょう…。

 

①トランクルームを活用する

NHKの『ドキュメント72時間』で見たことがあったんですが、マンションに入りきらない荷物や趣味の品を収納してたのが「トランクルーム」。

趣味の品を保管してた人が、「空調が年中一定なので、劣化しない」と言っていたのを思い出しました。

ずっと着てない服がカビだらけになったり、虫に食われたりするのも防げます。

特徴

床面積に応じた部屋が収納スペースとなり、希望の広さを契約し荷物を搬入する。

セキュリティや湿度管理などが行われており、24時間出入り可能。最近は雑居ビルの空き店舗などをトランクルームに改装することが増えており、供給は多い。

価格

都内を希望しているので、都内価格(東新宿)で。

0.5畳:13500円/月
1畳:20800円/月

…高くない?

メリット

・全国展開しているので、自分に便利な場所が選べる
・カビが生えない
・24時間取りにいける

デメリット

・一ヶ月ごとに料金が発生するので、預ける日数が長くなれば高くなる
・思ったより料金が高い
・場所が決まってるので、必要なときには自ら赴かなくてはならない。

感想

んーーー、料金がなーーー!思ったより高い!

ともすれば、安アパートの家賃くらいになりますね。

1畳借りたら1年で24万円になりますから…。夫のラブレターがいくらプライスレスとはいえ…。

ロッカータイプもあるらしいですが、そんな微々たるスペースを借りるくらいなら持って行っちゃおうかな。

ただ、湿度管理とセキュリティがしっかりしているようなので、すごく大切な品を誰にも(例えば子供とか)触れられないようにしまっておく、という場合には打ってつけですね。

定期的に20〜30%オフの期間があるらしい(契約期間中ずっとオフ料金)ので、そのときに契約すれば料金は負担にならないかもね。

 

②宅配型トランクルームのアプリを活用する

画像は公式サイトより借用

 

トランクルームが高い高い言っていたら、

「荷物を預けたらアプリで宅配して届けてくれるヤツあるらしい。」

と夫から情報が。

 

聞いた当初は???と、何を言っているかわからず頭が混乱したので、ちょっと調べてみました。

すごく新しい発想のサービスなのですが、面白かったのでちょっとご紹介します。

宅配型トランクルーム『Sumally Pocket(サマリーポケット)』の特徴

指定のダンボールを取り寄せ、そのなかに荷物を入れ集荷してもらう。

その荷物はアプリの画面で管理ができるので、必要な時に送り返してもらえる仕組み。

ダンボールから取り出しハンガーに掛けてもらったり、クリーニングに出してもらうことも可能。

なんと!不要になったらそのままヤフオクに出品までしてもらえるのだとか(全てもちろん手数料はかかるが)!

もちろんセキュリティ、保管環境はカンペキ。

なんか…すごいな。

価格

1箱300円/月(初月無料)

安い!なのにこんなに便利なサービスが!?と思いがちだが、これだけ便利なのでオプション料金がその都度かかります。

・専用ボックス料金:300円/一箱
・ボックス取り出し送料:800円/一箱

あれ、そんなに高くないかな…?

※価格は2017年2月現在のもの

メリット

・家にいながらにして出し入れ可能
・少ない荷物なら少額で預けられる。
・外出先でも送ってくれるので、自ら特定の場所に出向かなくてよい。

デメリット

・箱単位なので、大きなものは預けられない。
・荷物が多ければそれだけコスパは悪くなる。
・出し入れの回数が多くておコスパは悪い。

感想

このサービスは人を選ぶと思います。

例えば家においておけない大きな荷物は預けれらないし、荷物が多すぎる人にも向きません。
また、趣味の品で、頻繁に手にとって愛でたいようなものも収納するには向きません。

私には結構向いているかも。

あまり頻繁に使わないものを預けたいので、一年に一度取り出すかも不明。
一箱は20キロまで入れられるので、詰め込めば数箱に収まりそうです。

例えば3箱預けたとすると、ダンボール料900円、保管料年間10800円(900×12)で合計、

11700円/年

もちろん取り出せば一箱800円かかりますが、送料と考えればどうでしょう。
タクシー代より安いです。
しかもどこでも送ってくれるから、実家でもホテルでも可能です。

記事を書くためにいろいろ調べましたが、私向きだと思う!

心が傾きました。

サマリーポケット / Sumally Pocket – Sumally Inc

③実家に送る

これが一番歴史ある手法でしょうね。

でも、家の両親、老体に鞭打ってこの前、

断捨離したんだよね。
ものすごく家の中がスッキリしてました。すごく大変だったって言ってました。

そこに私がダンボールをどんどん送るなんて…

できないっ!
かもしれない。

では、実家へ荷物を送ることについて分析してみましょう。

特徴

無償の愛という便利なもので、電話一本で契約(お知らせ)することができる。簡便。
届いた荷物を運んだりするのは両親がやってくれる。

価格

無料。たまにお土産を買っていったり、多少の気遣いを見せればOK。

メリット

・とにかくタダで保管できる。これ以上のメリットはない。

デメリット

・人の家の床を占拠する。しかも年ベース。
・搬入や、ともすると出荷まで両親に負担をかける恐れあり。
・地方なので、取りに行くのが大変。
・保管とかちゃんとするにも、両親に手間をかける。

感想

始めはこれ一択!と思っていたが、予想以上に、

デメリット多すぎ。

これはちょっと考え直さなきゃな…。

お金はかかりませんが、それ以上の負担をかけてしまいそう。
断捨離前だったらよかったんですけど、今実家から不用品が消えたのでね…。心苦しい…。

 

④全部捨てる

もう究極はね、これですよね。

あんまり使わないのでー、とか、実家に送るの不用品なんでーとか、

じゃあ捨てろよ。
って話ですよ。

ちょっと冷静に考えてみます。

特徴

とにかく今必要ないものは、全て捨ててしまおう、というもの。
なかなか思いきれないが、全て捨てればスペースもとらないしお金もかからない。
思い出は心の中ORデジタル化すればいいのだ。必要ならまた買えばいい、保管料より安いではないか。
とても身軽になるだろう。

価格

今保管に悩んでいるもので、家電などの粗大ごみはないので基本無料。
資源ごみに出せないものは、一般ごみの袋を有料で買う。

メリット

・身軽になる。
・気もちを新たにできる。
・余計な固定費がかからない。
・過去にとらわれない。

デメリット

・思い出が失われる
・まだ新しいのに捨てるのはもったいないという気もちにとらわれる

感想

…悪くないね。

むしろこれが一番スッキリしているね。

新しい冬服、じゃあ私はいつ着るのでしょう?マレーシアに移住するのに。

ああ、日本に突然冬帰ってきた時ね。
あーそうするとアプリが便利かも、だってあのコート超高かったしな…。

という堂々巡りの脳内。

断捨離も勇気がいるのですね…。

 

まとめ

私の心は揺れていますが、やっぱり全てを捨てるのは忍びないので、

宅配型アプリ

か、

実家
の二択に絞りました。

トランクルームを借りるほど使用頻度は高くないですしね。

アプリだと一ヶ月1000円くらいなので、Huluの月額料金と変わらないし。

 

でも実家も捨てがたいなー、一旦実家からのアプリでもいいなー。

とこのように、まだ迷っています。

 

マレーシア引越し後の追記(2018年4月)

結局、ダンボール二つに冬物のコートと一度も着てないスーツ、重要書籍などを実家に送り、あとは

 

全て捨てた!!!

もしくはあげた。

 

50キロのゴミ袋20袋以上…。

500冊以上あった書籍は学校の図書館に寄付。

洋服も全て同僚にあげて、残ったのは捨てた。

 

一度結構お気に入りで持っていくはずだった服を間違って捨てちゃって、それが転機になりました。

「あれ捨てたんだから、もうこれもいらないだろう」

というものが続出。

 

結果、マレーシアにはスーツケース二つにバックパックをそれぞれ背負って身軽に来ることが出来ました。

ホント、身軽って素晴らしい!としみじみ。

今後もできるだけものを増やさないように気をつけようと思う…。

 

 

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