こんにちは!たびなすびのちかです。
三角形と言えばピラミッド、ピラミッドといえば有名なのはもちろんエジプト。
三角形にはパワーがあると信じられているのか、はたまた本当に効果があるのか、世界にはエジプト意外にも様々なピラミッドがあるようです。
ミニサイズのピラミッド、新婚旅行のついでに行く
メキシコにも規模は小さいですがピラミッドはたくさんあります。
中でも有名なのが世界遺産でもある、
・テオティワカン遺跡(紀元前2-6世紀、メキシコシティから50キロ)
・チチェンイッツァ(7世紀ごろ?、カンクンから200キロ)
・古代遺跡ウシュマル(5-11世紀、メリダから80キロ)
ですね。
そういうものが存在することは、「そういえば『世界ふしぎ発見』でやってたな」というレベルで薄々知っていましたが、特に興味はありませんでした。
しかし、新婚旅行で訪れたのは、メキシコのカンクン。
ユカタン半島のマヤ文化エリアです。
カンクンの街を歩く度に、メキシコのアミーゴ商人に耳にタコができるほど「チチェンイッツァ!」と声をかけられまくられたため、せっかくなので行くことにしました。
エジプトのピラミッドが約150メートルなのに対し、こちらは24メートルとミニサイズ。
しかし、マヤ人はなんと紀元前から地動説を説いており、地球の公転周期も365日と記していたとのこと。
更には2012年に地球がどうにかなってしまうという予言まで残しているという、なんだかものすごい文明なのです。(新婚旅行は2010年)
不思議いっぱいの文明は超観光地
カンクンから約2時間バスに揺られやってきたチチェンイッツァ。
謎に包まれた神秘的なところかと思いきや、近代化された巨大観光地でした。
入場門をくぐれば、遺跡までの道という道に夏祭り並みの露店が並び、お土産を売っています。
「ワンダラー!」
「ワンダラー!」
店舗のない人はかごに商品を入れ持ち歩き、合言葉のように、商品を差し出しながらこの言葉を繰り返します。
いちいち相手にしてはきりがないので、途中からは心が痛むのですが無視するしかない…。
ただ、ラテンの方々はベッピンさんが多いですからね。
とくに目がクリクリのお人形さんのような女の子に
「お花買って。ワンダラー、うふ」
と笑顔で言われると私でも心が動くので、
「10本買っちゃう!テンダラー!えへ!」
なんて言っちゃう男性もいるだろうね…。
マヤ文明は生贄がお好き
まずピラミッドの前で、世界ふしぎ発見ファンの母をうらやましがらせるために、ミステリーハンターっぽく写真を撮りました。
ピラミッドはエジプトのものと違い、斜面が一般的な階段のようになっており、誰が見ても、
登りたい…
と思わせる雰囲気です。
しかし転落などの事故も多かったのでしょう、登るのは絶対禁止。
となると、無知な私たちはガイドブックを頼りに建物を観光するしかありません。
ではガイドブックを見ながら成り立ちを勉強していきましょう。
ピラミッドの隣には四角い建物があり、真ん中の階段の最上部に横になっている人の像が見えます。
たくさんの観光客が写真をとっています。
ガイドブック
『戦士の神殿:チャックモールの像はお腹の上に皿があり、この上に生贄の心臓を置く。チチェンイッツァには13体ある』
生贄の心臓…。
なかなか文化が違うようです。
では反対側に言ってみましょう。
壁がありますね、ドクロ柄が掘られています。
ガイドブック『骸骨の祭壇:この上に生贄が置かれていた』
…。
少し歩くと広い広場に出ました。ここにも何かあったのでしょうか。
ガイドブック
『球戯場:サッカーのような球技で試合をし、勝者が生贄になった(諸説あり)』
勝って生贄!
勝ったのに…
「なんかマヤってすごいね…。胸焼けしてきちゃったよ、ちょっと向こうの池のベンチで休もうか…マイナスイオン浴びながら…」
と生贄に疲れた私たちは、近くの池のほとりで一休みすることにしました。
暇つぶしに、ページをめくると…
ガイドブック
『雨や豊作を願うために生贄の人間が投げこまれた泉』
マイナスイオン出ない…
あらゆるところでパチパチと写真を撮ったのですが、
写真確認ちょい怖…。
2012年に地球滅亡しなくてよかったです。
カンクンの現地オプショナルツアー(日本語)はこちらがおすすめです
- 全てのツアーが日本語対応
- ガイドさんとの事前連絡が可能。やりとりが丁寧なので、安心
- 40種類以上とあらゆるカンクンツアー有り