こんにちは!たびなすびのちかです。
思いつきペナン移住を確固たるものにするため、休暇に下見にやってきた私達。
『衣』や『食』は、なんとなく日々を過ごしていれば雰囲気として実感できますが、外部から見られる『住』にが限界があります。
散歩中に警備員に交渉する
手当たり次第に見ようとしても、ペナンには星の数ほどコンドミニアムがあります。
ある程度場所を絞り、実際に周りの環境をチェックした後に「ここだ!」というところを決め、交渉したいものです。
私達はまず、エリアを選定。
その周辺に宿を取り、環境を数日に渡り一通りチェックしました。
到着した日の夕方、太陽光線の弱まりを見計らい散歩がてら外出。
夫「グーグルマップで夜な夜なこの辺チェックしてたけど、実際に来てみると圧巻のコンドミニアム数だね。」
私「まだ更新されてないような新しいのもいっぱいあるね。六本木ヒルズみたいなのもある…」
夫「門番までいるね。門なんてマハラジャの館みたいだよ。」
マハラジャ屋敷で足を止める夫。
夫「ここ家賃30万円だよ…」
私「高っ!」
実際に歩いてわかったのは、海沿い完全シービューコンドは高価格。
しかし、一本奥に入れば東京都心のワンルームより安いこともわかりました(2〜3ベッドルーム)。
「あ!ここ、グーグルマップで目をつけてたとこ!お手頃なのにシービューなはず。」
私達の手に届くコンドはもちろん、一本奥に入ったマハラジャ屋敷の裏側です。
マハラジャよりは見劣りますが、高層で立地も申し分なし。
すると、何を思ったか、夫はずんずんとエントランスへと続く道を突き進んでいきます。
突き当りには2〜3人の警備員さんが門を守っていました。
夫「エクスキューズミー、あの、部屋見せてもらえません?」
早っ!見つけるやいなや!
警1「部屋見たいの?あーでも今日管理人帰っちゃった(午後5時)」
警2「あ、俺電話番号わかる!かけてみるね。(電話で話す)ちょっと代わって。」
夫「あ、もしもし?部屋見たいんですけど。はいはい、10時で、はい。サンキュー。」
私「どうなったの?」
夫「明日10時にアポとった。」
さすが行動力男!
ネット上のやりとりは遅い
情報化社会で、マレーシアでも不動産情報などはネット上に山程載っています。
しかしこのような内覧の予約などは、ネットだけに頼ると進行が非常に遅い!
直接行く > 電話 >>> メール
これは鉄壁!
その後のやりとりなどはSNSなどでしても構いませんが(文書に残すためにも)、取っ掛かりはとにかく直接直接直接!
実は夫もネット上の不動産オーナーに連絡していたのですが、待てど暮らせど返信が来ませんでした。
せっかく下見に来た数日間をムダにしたくないですからね!
翌日10時に再訪すると、管理人さんはオーナーから鍵を預かり(多分常時何軒か預かっている模様)中を見せてくれました。
ペナンのコンドは家具付きがデフォルト。
同じ間取りでも、
・景色
・家具のクオリティ
・リノベの有無
で全く家賃が異なります。
モデルルームのような家具に囲まれて暮らすこともできるので、同じコンドでもいろいろな部屋を見たほうが絶対によい!
不動産屋は全員中華系
次に見つけたコンドは新開発エリア。
今回も警備員さんに部屋を見たいと告げます。
すると「ここに電話しろ」と一枚の名刺を見せられました。不動産屋のようです。
早速電話したものの、ちょっと英語がしどろもどろになっていたところ(私)、
不「ニホンジンデショー。ニホンゴデイイヨ!」
私「あ、ホントに!今コンドの前にいるんだけど、部屋見られますかね?」
不「エ、イマ?」
私「今。前にいるから。」
不「イマハムリヨー、アシタハドウデスカ?」
私「じゃあ、明日でも良いですよ。」
不「アシタジャ、ゼッタイ電話スル!」
ー翌日ー
…
……
電話来ないし!
でも、そんなのお見通しじゃ!
こんなこともあろうかと、他2ヶ所にも電話をかけていたのだ。
一か所じゃ心もとないです、ここでは。
不動産屋さんは、全員中華系でした!
人の良さだけでは頼めないよね
エントランスや展示場で紹介してもらった不動産屋にアポを取りつつ、内覧を重ねること数回。
見学した部屋は十を超えました。
ペナンの不動産屋は、基本的にフリーランスで、エリア担当などは別に決まってないそう。
住みたいコンドが決まっていれば、何人かの不動産屋さんに声をかけ、部屋をたくさん見たほうがいいです。
ペナンのコンドに満室はあり得ないそうなので、入れない、ということはなさそう。
プッシュが一番激しい人(新たな提案をいくつも持ってくる)が最終的にワガママを一番聞いてくれる印象。
上記のニホンゴデキルヨ不動産屋さんにも何軒か紹介してもらったんですが、
彼、日本語、英語、マレー語、福建語、北京語を操る五カ国語話者!
笑顔も素敵で、人当たりもよく、非常に好青年でした。
そう聞くと、有能不動産屋さんに思えますが、
駐車場で迷うし、
名刺忘れるし、
段取り悪いし、
ちょっと仕事は頼めないわ…。
彼の倍のスピードで仕事をこなし、質問にも的確に答え、適度なプッシュのアラフォー女性エージェントに軍配!
結局来年の契約は、今年の夏では早過ぎるということで、また近くなったらおいで、とのこと。
日本のように、「今決めないとなくなっちゃうよ!」なんてさかされゼリフは皆無。
商売上手と言われる中華系でもこの人あたりの良さ、
やっぱりマレーシアいいわ!
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