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日本

海外に移住・赴任したら銀行口座が凍結される!?住民票がなければ所持する権利がないらしい

こんにちは!たびなすびのちかです。

私達が結婚したのは韓国在住時。約7年前。

婚姻届は義母に代理人として夫の実家がある市役所に提出してもらいました。

その後、現在に至るまで日本に在住したことがないため、住民票は抜いたまま海外生活をしていました。

海外在住中に結婚したから旧姓のまま

日本では全く就労していない無職の私も、コツコツためたお金が銀行にあるのです。

そしてこの度、ひょんなことから銀行の残高証明書が行政書類として必要になりました。

 

夫「大丈夫?お金…ある?」

私「ひひひ、実はさあ、おじいちゃんとおばあちゃんに貰ったのがね…」

夫「え!そんな昔のお小遣いをとっておいてるなんて、えらいねえ。」

私「今ももらってるよ。今年のお正月もね。」

夫「えええ!ひどい!」

私「いいんだよ、行事だし。それで残高証明書が出せるんだしね。ふふ」

夫「もうあげる立場なのに… ひどい…」

 

祖父母には感謝してもし切れませんね。

足を向けて寝ないようにしましょう!

 

さて、じゃあ残高証明書とパスポートを提出して、あとは…

あ!

 
パスポートの名前と違うじゃん!!!
 

銀行口座の名義、まだ旧姓のままだった!

海外在住で頻繁には出し入れをしていないため、支障もなくそのままにしておいたんですが…

 

日本在住じゃないと、氏名変更できない?

銀行へ行き氏名変更をしたい旨を告げると、

 

窓「それでは旧姓と新姓の確認ができるものをそれぞれお出しください。」

私「(私はパスポートの旧姓が併記されている)パスポートのこれでいいですか?」

窓「あー、これじゃあダメですね。免許証とか無いですか?次の更新まで旧姓のままでしょう?」

私「あの、実は7年前に結婚しまして、氏名変更してないもので。」

窓「あーそうなんですか。じゃあ、住民票でいいですよ。」

私「住民票?今私海外に住んでいるので、住民票とれないんですよね。」

窓「えっ…」

私「えっ…?」

窓「聞いちゃったからしょうがないんだけどね…」

私「え…」

 
窓「海外在住者は口座凍結しなきゃいけないんですよ。」
 

私「えええ!」

窓「国内に住んでいる人しか、銀行口座は使っちゃいけないことになってるんですよー。だから、氏名変更以前の問題なんですよね。」

私「そんな!」

窓「だから、今度日本に完全帰国したら氏名変更してください。」

私「ええ、でもいつ戻るかわからないんですよー!」

窓「そうなると、凍結しなきゃならなくなるんで。ね。(もう言わないほうがいいよ、という雰囲気で。)」

 

えええーーーーーーー!

何それ!

 

調べてみると、日本の銀行口座は国内在住者向けのサービスであるため、海外に居住した時点で保有できない決まりとなっているそう。

いちいち海外に行く!と言わなければ暗黙の了解で維持できるようですが、今回の私の場合のように氏名変更した場合にはちょっと面倒な事になりそうです…。

住民票を入れて国内在住にするしかない?

現在の職場に移る前には、激務のため一時帰国の頻度も日数も少なかったのですが、職場が変わってからは年に数回帰国することもしばしば。

日数も一回につき1ヶ月を超えることもあり、日本での生活も以前よりは長めになりました。

 

その際にちょっと心配なのが医療保険。

今住んでいる韓国では、職場で韓国の国民健康保険に加入できるのですが、海外旅行へ行く際には日本と同じように旅行保険に入ります。

しかし、外国人の場合、母国では旅行保険は適用外

つまり、私は日本ではどうやっても無保険になってしまうのです。

その一方で伸びる日本滞在日数。

 
怖い…
 

私おっちょこちょいだし。

プラス、今回の銀行氏名変更問題。

住民票を日本に入れておくというのはどうなんでしょうかね?

夫の実家がある市役所に聞いてみることにしました。

 

親切だけどいろいろ細かい日本の行政

「実はかくかくしかじかで、住民票を入れようかと思っているんですが…」

対応してくれたのは、ベテラン女性職員さん。

実にテキパキと的確に回答してくれました。

 

・最近は海外行ったり来たりの方が非常に多いので、住民票を短期間で抜いたり入れたりするのは全く問題ない。

・国民健康保険と国民年金については義務になるので支払いが必要。

・マイナンバーや保険のカードが届いたりするので、必ず受け取れる家族がいるところに住所を置く。

 

を注意点として話してくれました。

なるほど!

 

私「これもすべて銀行の氏名変更が原因なのですが、旧姓の証明って何を出せばいいんでしょうか。」

職「ちかさんの場合、結婚前の日本の住所がここではないので、住民票に旧姓表記がありませんね。住民票は微妙だと思いますよ。」

私「え!じゃあ、どうすれば…。戸籍謄本は?これならダメってことはないでしょう?」

職「実はですね、銀行が日本で一番書類にうるさいんですよ。戸籍謄本って、知らなくてもいいことまで載っているでしょう?そういうものを貰ってしまうと厳重に管理しなければならないので、逆に重い証明書って嫌われてしまう場合があるんです。」

私「へえー、重い情報であればいいというわけではないんですね。」

職「それに、銀行によって全く違う場合もあるので、こちらでは一概にこれがいい、とは言えないんですよ。」

 

すっごい…めんどう…

 

どうしよかと悩んでいると、

「『婚姻受理証明書』はどう?旧姓載ってるでしょ、絶対。」と夫。

それ!いいね!

戸籍謄本ほど重くない感じだし。

ということで、今回はまず婚姻受理証明書を申請することにしました。

 

すると…

 

職「婚姻届はご本人様がこちらの市役所に提出されましたか?」

私「いえ、母に代理で出してもらいました。」

職「申し訳ございません。

 
お母様のみしか申請できません。」
 

何で!?

私達の婚姻だけど、何でーーーー!

 

職「規則なんです。すみません。」

 

規則規則規則規則!!!

 

面倒すぎるので他の銀行で新口座を開設

結局規則に屈した私は、新しい名前で他の銀行に新しい口座を開設し、お金を移すことにしました。

旧口座はそのまま永眠していただきましょうね…

 

と思っていたら!

 

マイナンバーカードに旧姓併記…住民票にもOK(読売新聞)

 

なんやねんこれ!(東北出身)

 

いや、いいよよかったよ。

でもさ、タイミングがドンピシャで韓国に戻った後のこと。

私の行政金融機関との戦いは何だったのかと!

 

日本のルールの細かさと厳しさを改めて感じた2016年の夏の出来事でした。

 

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