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東池袋で初「蒙古タンメン中本」!辛くないと高を括るも深夜に牙をむく! 

こんにちは!たびなすびのちかです。

前回の帰省中に実家で「マツコ会議」を見ていました。

その回のテーマは「人はなぜ『蒙古タンメン中本』にハマるのか」

私はそれまでそのお店の存在を知りませんでしたが、激辛料理を出す店だとのこと。

常連さんだと週に5〜7回も食べるのだとか。

真っ赤っ赤な料理を前に、「美味しそう!」とか「これこれ!癖になるんです!」などと口々に発しています。

中本好きな人の特徴:マツコの分析

しかし、私は何を隠そう韓国在住。

国の料理全般が真っ赤っ赤なので、日本に帰ってきてまで赤い料理は食べたくないのです。

 

「私中本大好き!中毒性があるのよ!ああ、食べたくなってきた!」

そう口にしたのは、うちの妹。

 

母「辛いの好きなの?じゃあ今日はキムチ鍋にしようか。」

私「ちょっとちょっと、お母さん。私どっから帰ってきたと思ってんの?キムチなんて今見たくないんだけど。」

妹「ねえ!ちょっと!キムチとか韓国料理とかそういうんじゃないから!中本は!辛さの中に旨味があるのよ。」

私「韓国料理も旨味はあるよ」

妹「違うんだな〜、全然。あー食べたい。」

 

妹はかなりのファンのようで、番組が流れている間中、どれだけ自分が中本を好きかを力説します。

マツコも中本は未経験だったらしく、お持ち帰りで麻婆丼をスタジオで食べることになりました。

 

マ『あー、なるほどね。美味しい。そんなに辛くないわ。』

妹「でしょでしょ、そうなんだよねー。」

マ『うーん、何かハマリそうだわ、私。ハマるのわかる。』

妹「そうそう!」

マ『でもさ、これにハマっちゃう人って…、

 
絶対幸せじゃないわ。』
 

妹「…」

 

そこにいる?ってほど、この一言から無口になっちゃった妹…。

マツコ… 罪な人…。

偶然見つけた赤すぎる店

そんなやりとりも忘れかけていた今回の帰省で、慣れない池袋を夫婦二人で徘徊していました。

週末の池袋はすごい人出。

ランチ時となり、お腹もすき始めます。

土地勘もないため、やみくもに飲食店がありそうな路地を行ったり来たりしてみましたが、どこも大行列。

 

私「『家系ラーメンドカン!』とか、『背脂こってり豚骨スープ!』とかお金もらっても食べたくないのにこの行列…」

夫「ラーメン嫌なの?」

私「嫌っていうか、帰省中の暴飲暴食でもう胃が悲鳴をあげているんだよ。」

夫「ラーメン食べたかったな…」

私「悪いけど蕎麦一択だよ、今日は」

夫「蕎麦か…」

 

夫はちょっとしょんぼりしていましたが、ラーメンに全く食欲がわかないので仕方がありません。

今日は涙をのんでもらいましょう。

 

「蕎麦、蕎麦…と。あっ!」

 

路地を曲がった目の前にあらわれたのは、真っ赤っ赤な看板に真っ赤っ赤な壁紙の『中本』

交互に浮かび上がるマツコと妹の顔…

 

私「よし(夫)!ランチはここにしよう!」

夫「ええっ!?胃が悲鳴をあげているんじゃないの?」

私「そうなんだけど…、仕方がないんだよ…。さっちゃん(妹)のためにも。」

夫「さっちゃん? え? 何で?」

 

とはいえ、夫はラーメンが食べたいので大賛成。

ランチタイムなので行列ができていました。

前に20人位は待っており、私達も最後尾に並ぶことに。

まずは「蒙古タンメン」から

20分ほど並んだところで、席につくことができました。

行列中に食券を店員さんに出したので、ものの数分で注文の品がやってまいりました。

 
夫:蒙古タンメン 辛さレベル5
私:肉味噌つけ麺 辛さレベル2
 

「いただきます!!!」

私のつけ麺のスープは肉味噌の上にラー油が乗っかってるような真っ赤っ赤具合。

ズズッ!

 

辛くない…

 

韓国在住10年で鍛えた辛さ体制は着実に育っている模様。

 

夫「あんま辛くない。」

私「ね。韓国のナクチポックン(激辛タコ炒め)のほうがよっぽと破壊力あるね。」

夫「味噌も効いてるから食べやすいし。じゃあ、交換。」

 

食事時恒例の別メニューシェアで一石二鳥。

 

かっら…

 

夫が注文した蒙古タンメン、辛いんですけど…普通に。

 

私「これ辛くなかったの?」

夫「うん、全然。」

私「私ちょっと辛くて無理かも。」

夫「えー、何のために韓国住んでんの。」

私「いや、中本のためではないよ、確実に。」

 

私より夫のほうが数年長く韓国に住んでいるので、そのへんの年数が辛さ耐性年数ラインになっているのかもしれません。

結局夫は自分の蒙古タンメンと、私の肉味噌つけ麺を半分ほどぺろりと平らげ、

 

「うまかったな!初中本!」

 

夫がハマってしまったら、彼の幸せレベルにも疑問を持ったほうがいいかもね…。

深夜におとずれた大波

ーその夜ー

ギュル…

 

ギュルギュル…

 

ギューーーールーーーー!!!!

 

「くうぅっ!!!」

 

深夜4時に目を覚ますと同時に襲われた謎ではない腹痛。

原因はわかりきっているのです。

 

一旦トイレにこもり、数分後疲れ切って出てきて、ふう〜、と横になるやいなや、

 

ギュルギュルギュルーーーーーー!!!!

 

「くうぅっ!!!!」

 

まさに波のように襲ってくる蒙古の軍勢。

白旗を上げ降参しても、それから半日ほど気配を感じさせながら襲撃の機会を狙っていたのでした…。

 

中本は週末に限る!!!

 

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