マレーシア生活

【クアラルンプール】チャイナタウンの絶品牛肉麺『新九如』!超柔らか肉がおすすめ!

こんにちは!たびなすびのちかです。

エアアジアの普及と共に、私たち夫婦の旅の中継地となったマレーシアの首都、クアラルンプール(KL)

市内にはツインタワーやKLタワー、ビルやアパートなどの高層建築物がたくさん。

また、日本とものは比べ物にならないほど大型のショッピングモールがいくつも建ち並んでおり、中は地元の人で大賑わい。

思い思いにショッピングを楽しむ姿を見ると、マレーシアの経済成長の勢いを感じます。

新と旧が混在するクアラルンプール

そんな大都会KLも一歩道を外れると、

 

『時は昭和30年…』

 

とナレーションが流れそうな、年季の入った建物や暮らしが垣間見えます。

数分歩くだけで、まるでタイムスリップしたかのような感覚。

近代的な超高層マンションのすぐ裏で、おじさんが、小さい鉢植えの花に水をやっています…。

 

白いデロデロのタンクトップにショートパンツ、スリッパ姿で。

 

おじさんももしかしてマンションの住人かもしれないな…。

かもしだす昭和感が凄かっただけで…。

 

都市の機能自体は非常に近代的ですが、そこで暮らす地元の人はまだまだ日本よりのんびり暮らしていました!

チャイナタウンで出会ったグルメ

旅の中継地として、1年に1度は訪れているKL。

初めて訪れた際に宿泊したチャイナタウンで、遅い朝食にありつこうとメイン通りを歩いていました。

しかし昼間は、夜にあれだけ賑やかだったとは思えないほど閑散としています。

露店も屋台も夕方からがメインのよう。

仕方なく、チャイナタウンを出て近くのセントラルマーケットまで行こうと向かっていた矢先、

 

プ~ン

 

顔面をすり抜ける、

 
出汁のいい匂いっ!
モワ~ンとした湯気っ!

Beefnoodle_klPhotography by yOsHi

風上を振り返ると、開放されたガラス張りのドアに店名が。

『新九如』
牛肉粉、BEEF NOODLE

ドアのすぐ横には屋台風の調理場があり、若い男の人がチャキチャキと麺を茹で上げています。

空腹で思考能力が落ちていた私たち夫婦は、そのテンポのよさにしばし見とれていると、

 

「ライライライ!!」

 

とオバサン店員に呼ばれると同時に空いていた椅子へと促され、気がつくと座っていました。(中華系飲食店あるある)

 

メニューは

 

・鮮牛肉(FRESH BEEF NOODLES)

・牛肉丸(BEEF BALL NOODLES)

・牛雑肉丸(BEEF MIX NOODLES)

 

のみっ!

『新九如』の鮮牛肉(FRESH BEEF NOODLES)

私「どれにする?」

夫「やっぱりフレッシュがいいんじゃない」

私「そうだね、ボールよりはフレッシュがいいね」

 

ということで「鮮牛肉」を二つ注文。

 

「スープ有り?無し?」

と聞かれたので、湯気に惹かれたこともありスープありを選択。

「麺はどうする?」

よくわからないので、調理台まで行ってみると、

 

黄色い生ラーメンのような麺

春雨

うどんのような麺

 

の三種類があり、黄色い麺をオーダー。

見た目の如く、イエローミーって言うんだって。ミーは麺です。

 

「なんかすっと入っちゃったね。」

「でもひっきりなしにお客さんが入っているし、ほぼマレーシア人だから期待できるね」

 

そんな世間話も一往復程度で「へいおまち!」ともう登場!

 

フレッシュビーフヌードルは…

 

半生牛肉切り落とし!

 

私「ピ、ピンクだ!」

夫「本当だ、ミディアムレアだ!」

私「大丈夫かな。」

夫「牛肉だからね、大丈夫だよ。牛肉一本でやってる店だし。」

 

と夫は勢い良く牛肉を食べ始めました。

 

「うっま!」

 

あ、夫の本当においしいときのやつだ…。

※おいしくないとき ⇒「おいしいー」

 

安心して私も一口目。

 

「うっま!」

 

私も本当においしいときのやつ…。夫婦似てきた…。

 

牛肉は茹ですぎていないため非常に柔らかく、かといって生肉を食べている感覚は全くありません。

スープは牛テールスープのお出汁のしっかりしたパワーアップバージョン。

イエローミーはラーメンのような食感で、日本人としてはうれしい限り。

地元の人はドライ(スープなし)多数

無言で貪り食うふたり。ものの数分でペロリと平らげると、どちらともなくニヤニヤし始めました。

 

「見つけちゃったね」

「偶然だと喜びもひとしおだよ」

「こりゃ再訪決定だね」

 

ぐるりと周りを見渡すと、

 
7割がスープ無しを注文…
えっ…。

 

スープ無しとはいっても、麺とスープが別々に来るスタイルで、麺はソースと混ぜ、付け合せのようにスープが牛肉入りでついてくるシステムです。

beaf_noodlePhotography by yOsHi

 

「次はスープ無し決定っ!」

 

店を出ると、すごい行列

ざっと30人はいる!!

 

超人気店だったのに偶然入っちゃった私の鼻を褒めて…。

 

その後1年ごとに再訪してはピンク牛肉を堪能している私たち。

夕方はしまっていたりイエローミーが売り切れだったりと、人気店ならではのガッカリもありますが、近くを訪れた際には是非オススメです!

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