こんにちは!たびなすびのちかです。
結婚して実家への帰省頻度が上がりました。
夫がいることで、家族同士が優しく振る舞う…。
私がいつものようにドジを踏むと、
「ちょっと!あんたさーー!何やってんのよ、何回目?信じらんないわー」
といっていた母が、
夫がいた場合、同じドジを見ても、
「あら、お姉ちゃん、大丈夫?ちょっとうっかりしちゃった?」
だって。ぷぷぷ。
抑止力効果絶大!
結婚後、ザ・田舎に帰省して「道の駅」に初めて遭遇した夫
そんな夫を含め訪れたのは、山形県。
一度の帰省で、必ず一度は温泉旅館を訪れるのが最近の楽しみ。
今回は父オススメの温泉に行くことになったのです。
結婚するまでの30年間、東北とは全く縁の生活を送っていた夫は、知識がまるでありません。
しかも結婚当初は運転免許もなかったため、なんと「道の駅」も知らない!
夫「道の駅って何」
私「えっ」
父「えっ」
母「えっ」
夫「…?」
私「…嘘でしょ、知らないの?!道にある駅だよ。」
夫「何線が通ってるの?」
私「何線とかじゃなくて!道だよ、道。国道とか。」
夫「じゃあ何で道の駅なの?」
私「何か駅っぽいからだよ、休憩所みたいな。」
夫「パーキングエリアみたいな?」
私「そうそう、それ。名産品とか売ってる。」
今振り返ると私の説明の酷さが際立ちますけど、道の駅知らないってさあ!
夫を擁護するならば、思春期をほぼ都内ど真ん中で過ごし、大学卒業と同時に海外生活。
私達の大学時代は「道の駅」がそれほどなかったですからね。
仕方ないか…。
夫よ、君はまださくらんぼの実力を知らないのだ…
道中、父が
「ヨッシー(夫のあだ名、私方の家族のみが使用)はさくらんぼは好き?」
と夫にたずねました。
私は心の中で、
(さくらんぼが嫌いな人がこの世にいるのかーーーー!)
と思っていましたが、道の駅の質問でイライラしていたので黙っていました。
すると夫は、
「さくらんぼですか…。ええ、まあ好きです。」
と言うではありませんか!
たまらず、
「ちょっと、今の『まあ好きです』の『まあ』って何!?ベスト3に入らないわけ?」
と話に加わってしまいました。
「まあ、ベスト3には入らないかな。嫌いじゃないけど、とりたててさくらんぼを意識したこともないし。」
なんということでしょう…。
あ り え な い
田舎に帰省で驚く夫パート2、山形のさくらんぼ
ここはさくらんぼの名産地、山形。
山形県に入り、ちょっと休憩をということで寄った道の駅で見つけたのが、
佐藤錦の直売!!
初夏ということで旬は過ぎてしまいましたが、現在住んでいる韓国ではなかなか食べられないのでテンションがあがるう!!
パクッ…
ひとくち食べた夫。
「うま!!!!なにこれ!!!超うま!!!!」
普段クールぶってる夫が突然叫ぶっ…。
「ねえ、これがさくらんぼ!?甘すぎない!?超うまいんだけど!!!!」
一人で興奮している夫。
そんなに!?
まあ、甘いしとてもおいしい。
そりゃ佐藤錦だからさ、当然っちゃ当然…。
母「…そんなに?まあ、気に入ってもらえてよかったわ。」
夫「僕、こんなさくらんぼは初めてです!」(力説っ)
私「じゃあ、どんなさくらんぼを食べてたの」
夫「なんか…、もっと、甘くないヤツ…」
夫いわく、さくらんぼでこんなに甘くてジューシーなのは初。
いままではもっと硬くて甘くないと思っていた、と。
そして衝撃の一言。
さくらんぼの王様はアメリカンチェリーだと思っていた。
ないーーーーー。
ないない。
いや、アメリカンチェリー、美味しいよ!
だけどさ…。ねえ?
アメリカンチェリーのくだりは、両親と3人で「ないわー」と連呼。
まあでもそんなに喜んでくれるなら、と夫に残りのさくらんぼを全てあげました。
さくらんぼを堪能した夫、
「フルーツランキングベスト1はさくらんぼだな!」
と満面の笑みで掌返し!!
ほらね!
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