
2016年5月某日
こんにちは!たびなすびのちかです。
韓国のゴールデンウィークに釜山から北上ドライブ|静けさを求めて穴場ビーチ巡り旅
韓国の黄金連休を利用し、釜山から北上してきた私たちが最終的にたどり着いたのは、韓国最北のコソン(高城)にあるミョンパ(明波)海水浴場。
近い!近いでしょ!?何が近いって、あそこですよ、あそこ、北朝鮮。

これじゃ楽しめない!?物々しすぎるビーチ
いつもは呑気に生活していますが、韓国は実は休戦中の国家なのです。
男の子は満18歳になったら(30歳になるまでに)軍隊に行かなければならないし、毎日ニュースで金正恩を見ない日はありません。最近では『さあ、会いに行きましょう!』という脱北してきた女性たちがひな壇でおしゃべりする番組まで!
しかし、一般の韓国人はあまり北朝鮮に関心はなく、ほぼ私たちと同じような気持ちで北朝鮮を見ています。しかも、私は釜山に住んでいるため、日常生活でそのことを意識する場面にはほとんど出くわしません。
釜山からは距離で言えば対馬とか、福岡のほうが断然近いですからね。
海沿いをドライブし、ここが最北端のビーチね!なんて降り立ってみたら、張り巡らされる有刺鉄線・・・北朝鮮軍の爆弾への注意書き・・・有事の際の避難指示・・・こんなところで水着になんて、心もとない…。

毎週末ヘウンデビーチ(釜山の有名ビーチ)で呑気にビールを飲んでいた私には、衝撃ビーチナンバーワンでした。
サクッと行けない統一展望台
衝撃ビーチを後にし、これ以上北上することがなくどこへ行こうか迷っていると、前方に「『統一展望台』この先左折」という標識を発見。
北朝鮮意識が高くなっている私たちは、「行こう行こう」と盛り上がり、ナビを設定。
ここから7キロほど離れているようですが、道をまっすぐ行けばいいみたいです。ナビ通りに直進していると、突然バリケードがしかれ行き止まりになり、その横に「統一展望台こちら」と矢印がありました。
矢印の方向に車を走らせると、真新しい高架道路に出て、そこが展望台へとつながっているようです。
となんの緊張感もない会話をしながら進んでいくと、料金所が見えてきました。
と、話しながら近づいていくと、軍人だらけの検問所!
そして止められるマイカー。
ここでなんだコイツらと思われ、いぶかしげに見られる。
====ここから軍人同士の会話====
「おい!外国人だ!」
「え!外国人!おれ英語だめだ!」←韓国語で話してたのに…
「だれか、中国語できるか!」←!!!
「中国語もここにはいない!」←日本人だから!
「どうしよう!英語も中国語もだめ!」
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◎△$×¥●とは統一展望台に入る申告書みたいなものだったらしいです。
なるほどね!すぐ横のビーチから来たから知らなかったよー。

検問所をUターンさせてもらい、軍人さんにお礼を言って逆方向へと戻っていきました。その道中、ネットで調べると入場時間は16:20まで。
現在16:20・・・終了しました。
ということで、結局展望台に行かなかったのでありました!
テレビで十分!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?