こんにちは!たびなすびのちかです。
インドの旅行には様々な関門が次々と訪れます。
散歩していれば、突然手を握られ手の平をモミモミし始め、
「はい、マッサージしたから10ドル頂戴」
とか、
朝5時に朝焼けを見ようとゲストハウスの門を出た瞬間に、
「ボート乗るでしょ、15ドルでOKね?さあ、レッツゴー!」
とか。
すっごく邪魔。
『インドの歩き方』と気の持ちようでストレス半減
『インドの歩き方』をさんざん読み込んだし(インドの歩き方の大半はほぼ旅の注意点で占められている)、ネットにあげられている壮絶インド体験記も頭に入れていたこともあり、覚悟は決めていました。
その甲斐あって、インド人に対して憤りを感じることは2回くらいしかなく、それを助けてくれたのも実はインド人!
プラマイゼロどころか、驚きのあまりクイズ番組の最終問題は100万点です!くらいの大逆転プラスでした。
1回目→インドのカレー屋でぼられた話
インドでは詐欺やぼったくりは横行していますが、詐欺に関しては歩き方を見れば回避方法は載っており、ちまちましたぼったくりは破格の値段でなければインドに税金を納めているようなものだと割り切ってしまうと気が楽です。
実際に1.5倍の値段をふっかけられちょっと言い合いになったことがありますが、よくよく考えたら日本円で50円程度の差でした。
このくらいの金額ならば、言い合いの時間と労力を考えると、さっさと払ってしまったほうが得策でしょう。
話せばわかる人間と、話してもわからない動物
人間相手であれば対面してしまっても対策は取れるのですが、インドで一番怖いのは、
動物との遭遇。
インドの映像をテレビやネットで視覚的にとらえることは可能ですが、もっとリアル体験を楽しみたい方は、その映像に動物園のニオイをプラスしてみてください。
そう、あのニオイの中、あなたは家の近所のインドカレー屋のオーナー200人に囲まれている…。
それがまさにインドです。
牛、豚、ヤギ、羊、ニワトリ、その他鳥、馬、ロバ、猿各種、猫各種、犬各種
この動物たちは普通に街中をうろついており、路上生活者と同レベルの生活をしています。
もう…、人間って何…。動物って何…。
と若い子が考え込んでしまうのもうなずけるカオス。
そこの若者よ…
インドの人間と動物の決定的な違いはな…
噛み付くかどうかだよ!!!
そう、インドの動物、特に野犬と野猿は超凶暴なのです!
インドに行くには狂犬病の予防接種は絶対です!
本気モードのインドの野犬と野猿は恐ろしい
インド野犬の解説
ワンワンワン!じゃないです、インドの野犬の吠え方は。
ガオガオガオーーン!!
ほぼ狼。
狼ほど賢いとは思えないから間抜けな狼もどきです。こわいー。
野犬は群れを成して縄張りを作り、陣地に入ってきた人間には異常なほど吠える。
ぎりぎりまで近づいたら多分噛み付かれます。
遠くのほうでの出来事ならいいんですけどね、この野犬、観光地にも結構いるんです。
観光ついでに路地を入ったり、丘を登ったところで全速力で私を目掛けて駆け下りてくる野犬…。
逃げられればいいのですが、通り道だった場合はガオガオというBGMの中、不自然にそっと何事も無い振りをしながら歩き続けるしかありません。もうドッキドキ。
インド野猿の解説
更にたちの悪いのが野猿。
鳴き方は、
ギェエーーーーギェエエーーー
気色悪いよ。
進化した手を使って人間のものを奪い取ったり引っかいたりします。
ホテルのテラスから洗濯物を取っていったり、観光地周辺の電線で待機し、お菓子を持った人間に狙いを定め一気に襲ったりなど悪行の限りをつくすのです。
インドの猿はラングールという種類で、身体が大きく(60~70センチ)尻尾も長い(1メートル以上)にもなるので、すばやく近づいてきたときの迫力といったら!
この恐怖によって、DS『どうぶつの森』で住人「さるお」が近所に越してきた日には、自分が即引っ越すほどトラウマとなっているのです…。
3DSでは「デリー」という猿系住人が登場!(デリーの画像)
これ絶対ラングールでしょ!インドのデリーにかけてるでしょ!
…おそろしや。
対処法は、逃げない威嚇しない騒がない
とにかく遠くでヤツらを見かけたら、それ以上近づかないこと!
これが一番の対策ですが、万が一接近してしまったら、
・逃げない…突然全力で走り出すとびっくりして追いかけてくる恐れ有り
・威嚇しない…インド人男性がよく石を投げたりしているが、戦闘能力を掻き立てるだけで逆効果。虐待にもなっちゃう
・騒がない…応戦していると思われ、彼らの脳裏で「ファイッ!」とゴングが鳴る
そおーーーっと、そおーーーっと通りすぎてください。
くれぐれもお気をつけの上、面白インドリアル動物園をご堪能あれ!
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