韓国生活

【韓国語で相づちを打つ】「えっと」「ねえ」「そう」「どうしよう」「なるほど」…【ペラペラに見える】

こんにちは!たびなすびのちかです。

語学を勉強してるといつも感じる、それは

 

「私の会話って自然じゃない…?」

 

ってこと!

 

ネイティブじゃない日本語を想像すると、わかりやすいかな。

教科書通り話してるから、間違いではないんです。

なんだけど…、なんか不自然…ってことがある。

 

例えば、

「知ってる?」

「何?」

「隣の佐藤さん、来月引っ越すらしいよ。」

「そうなの?急だね。」

「私も昨日知ったんだけど、ご主人の転勤だって。」

「そうなんだ。」

この会話、一言一句違わず話したらなんかリアルじゃない…。

ドラマ…?

 

普通はこんな感じかな?

ねえねえ、知ってる?」

え、何?」

あのね、隣の佐藤さん、来月引っ越すらしいよ。」

えー、そうなの?急だね。」

そうそう、私も昨日知ったんだけど、ご主人の転勤だって。」

へー、そうなんだ。」

じゃない!?

最初のだって間違ってない、でも二番目のほうが流暢さっていうか、こなれ感がありますね!

 

実は私、10年以上も韓国に住んでましたが、韓国語はかなり微妙…。

2〜3年の滞在と思ってる韓国人からは「上手だねー」とか言われますが、

「いや、10年住んでた」っていうと、「もっと頑張れよ!」(真顔)ってなる…。

 

そんな私が、頑張らずに「あ、この人韓国語まあまあできるのかも…」と思わせてたテクニック、それが、

 
相づちのみでネイティブっぽく話す。
 

せこっ…。

だけどこれが効果絶大でね!

「あ、結構できますね!」

と勘違いされること多数!

 

…まあ、これで本当にいいかどうかはわかりませんが、即効性という点ではピカイチです。

これで立ち話程度なら煙に巻けるので、皆さんも是非習得してくれ!

 

今回紹介する相づち一覧(クリックでジャンプできます)

 

韓国語で相づちを打ってみよう!【基本編】

「えーっと」=「クー(그…)」

まだ私が韓国で生活し始めたばかりのとき、受け持った日本語クラスの韓国人の会話にやたら登場。

 

「先生!クー、私昨日、クー、キムチをクー作ったんですけどね、クー」

 

みたいな。

特に初級のクラスだとクークー連発なので、私の頭の中は「???」

 

「あの、皆さんクークー言ってますけど、なんですかそれ?」

 

とたまらず聞いたよね。

でも初級クラスなので日本語での説明も大変!

 

「あのね、クー、単語が日本語で、クー出ないときに、クー考える時間」

 

コントかよ!みたいになりましたが、皆で力を合わせて解説してくれて理解できました。ありがとう…。

日本語のクラスなので、

 

「それは日本語で『えっと』ですよ!思い出すのに時間がかかるときは『えーーーーっと』とか『えーーー』って言えばいい!」

 

と先生らしく説明。

その後のクラスの日本語の聞きやすさと言ったら!

 

「先生!えー、私昨日、えっと、キムチを作ったんですけどね、えー」

 

「クー」と「えっと」じゃぜんぜん違うでしょ!

 

新しい言語を学ぶときに単語が思い出せない!ということはよくあります。

そんなときは母語であいづちを発するより、その言語であいづちを打ったほうが、聞き手は百倍聞きやすくなります!

 

韓国語を勉強している皆さん、とりあえず間は「クー」で埋めましょう…。

※イーの口でクーと発音する気持ちで

 

「ねえ」=「ヤー(야)」「オイ(어이)」、「あの」=「チョギ(저기)」

これはちょっとやみくもに使ったら危ない相づちなんですが…。

韓国人は連発するので重要語彙ではあります。

 

「ねえ」も「あの」も呼びかける言葉で、相手の注意を促しますね。

ただ、日本語もそうであるように、相手によって使い分けなければなりません。

 

簡単には、

「ねえ」=「ヤー」「オイ」【タメ口

「あの…」=「チョギ…」【敬語】

です。

 

「チョギ…」は丁寧だから100%安全な言葉なので、どこで使っても構いません。

が!

問題は、

 

「ヤー」と「オイ」

 

日本語の「ねえ」の呼びかけの範疇には収まりきらない、ダイナミック&アグレッシブな言葉なんです…。

なんて言えばいいか…

 
ねえ!+おい!+コラ!
 

かな。

危険…。

 

ねえねえ、のつもりで、ヤーヤー!とオイ!って言ったら人によってはキレるのでお気をつけを…。

響き的にもなんか抵抗感あるよね、「ヤー!」とか「オイ!」って言うの。

 

基本的には超仲いい友達か、部下、後輩、子供に使う言葉です。

それでも言い方には注意したほうが無難。

 

「オイ!」は女性は使わない、という意見もありますが、60代の女性教授は学生を呼び止めるときにめっちゃ使ってたよ。

子供や孫レベルならいいのかも。

間違っても仲いいからって年上の人には使わないようにしましょう。

自己防衛のために…。

 

でも、韓国語ネイティブはガンガン使ってくるので、ちょっと心乱れるときもある…。

まだまだ修行が足りないな。

 

「うん」=「ウン(응)」「オン(엉)」、「はい」=「ネー(네)」「イェー(예)」

海外に住んで感じたのは、日本語を話すときって相づちに終始しまくりってこと!

 

友「この前旅行に行ったときにね…」

私「うんうんうんうん」(首を縦にふる)

友「ハンバーガーを食べたんだけど」

私「うんうんうんうん」(首を縦にふる)

友「大きくて食べきれなかったのー」

私「わかるわーうんうんうんうん私もね…」

 

みたいになるーーー!

でもこれは日本語会話としては必要なんですよね、コミュニケーションとして。

 

一方の韓国語は、日本語に似てる割にこういった相づちは少ないです。

なので、基本的には「うんうん」攻撃をするとちょっとウザい感じがするよう。

どうしても相づちを打ちたければ、首を縦に振る動作のみすればいいと思う!

 

ちなみに私はずっとうなずく動作を止められず、逆に「めっちゃ韓国語分かる人」と誤解を受けたので、良し悪し!

(実際は半分もわかってない)

 

これも

「うん」=「ウン」「オン」【タメ口

「はい」=「ネー」「イェー」【敬語

として使えばよくて、ウンやオンはそれほどぞんざいに聞こえないので、友達同士なら問題なし。

「ウン」より「ン」、「オン」より「オ」に聞こえるので、はっきり発音しないほうがよりネイティブ感が出るでしょう。

 

敬語の場合は「ネー」より「イェー」のほうがかしこまって聞こえる。

仕事とか客商売とかは「イェー」が多いかな。

 

「そう!」=「クレ(그래)」「マジャ(맞아)」「クロニカ(그러니까)」

「そうなのよね〜〜〜わかる〜〜〜」

みたいな共感は会話を盛り上げますね!

是非とも韓国語でも共感の相づちを打ちたいところ。

 

「クレ」も「マジャ」も「クロニカ」も「そうなんだよね〜」という意味の言葉ですが、

この意味の相づちはよく使うので、数種類知ってたほうがいいですね!

じゃないと、「クレクレクレクレ…」ばっかりになっちゃって耳障りになっちゃう…。

 

厳密にいえば

「クレ」=「そう」

「クレクレ」=「そうそう」

「マジャ」=「その通り」

「クロニカ(クニカ)」=「だからね、そうだよね」

※「クロニカ(그러니까)」は会話では「クニカ(그니까)」と短縮されることも

と微妙な違いはありますが、「クレクレ言い過ぎたから、次はマジャって言おう…」とかでいいと思うよ。

バランス的な問題ね…。

 

その他使える韓国語の相づち【ちょっと背伸び編】

上記では超基本の相づちを紹介しましたが、その他にも使える、または私が気に入って頻発させている相づちをご紹介!

 

「なるほどー」=「クロックナー(그렇구나)」

「クロックナー(그렇구나)」【タメ口

「クロックンニョ(그렇군요)」敬語

なるほどー、とか、そうなんだー、そうなんですねー、と言いたいときに使えばOK。

 

「そうだよね!」=「クロッチ(그렇지)」

「クロッチ(그렇지)」=「そうだよね」【タメ口】

「クロッチョ(그렇죠)」=「そうですよね」敬語

そうだよね!という意味なんだけど、他にも「あなたの言う通りです」と完全同意のときにもよく相づちで使う。

クロッチ?というと、「でしょ?」と確認の意味に。

だけど、なぜか日本語のでしょ?より圧力が強めな気がするのは気のせい…?

 

「そうかな?」=「クロンガ?(그런가)」

「クロンガ(그런가)」=「そうかな?」【タメ口】

「クロンガヨ(그런가요)」=「そうですかね?」敬語

 

「さあね…」=「クルセ…(글쎄)」

「クルセ(글쎄)」=「さあね…」【タメ口】

「クルセヨ(글쎄요)」=「さあどうですかね…」敬語

よくわからないときはこれを使えばOK!

クルセ…で一応対話の義務は果たしましたからね、誰かが発言するのを待ちましょう。

 

「ほんと、そう」=「クロゲ(그러게)」

「クロゲ(그러게)」=「ほんと、そう」【タメ口】

「クロゲヨ(그러게요)」=「本当にそうですよね」敬語

「そうだよねー、うんうん、本当にねー」と噛みしめるようなときに使う。

「そうそう!!」と盛り上がりがあるときはクロッチ、だけど「ほんとにねー、そうよねー」みたいな改めて感じる、みたいなときはこっち。

 

 

といくつか使える相づちを紹介しましたが、

 
ク(그)から始まるの多すぎ!!
 

だから韓国人が言葉に詰まると「クー」って言っちゃうのかもね、このどれかを言おうと思って。

 

相づちでも独り言でも使える!韓国語会話の頻出単語

まだまだあってキリがないのでこれで最後!

相づちとしても、感嘆詞としても使えるのはこちら。

 

「どうしよう!」=「オットケー!(어떻게)」

韓国ドラマとか見てたら一番に覚えそうな単語、「オットケー!」

「どうしよう!」という問題に直面したときに使ったり、

「何でこんなことに!?」という場面に遭遇したときに使う。

相づちとしては、相手の話が予想外だったり、大変な問題に巻き込まれてたりしたら発する。

 

「先週iPhoneX買ったばっかりなのに、失くしちゃった…」

「オットケー!!」

 

みたいな感じ。

オットケ(어떻게)の元々の意味は「どのように」、だから「どうしてそんなことに!」って意味なんでしょうね。

女性がよく使う(叫ぶ)印象。

なんで?いつもビックリしてるから?

 

「オーマイガー!」=「アイゴー(아이고)」

「アイゴ」は、どんな状況場面にも使える便利ワード。

韓国語を代表的する単語にもなるんじゃないかな、韓国語のソウルワードといっても過言ではない!

 

日本語にするといろんな意味になるけど、一番は英語でいう「オーマイガー」みたいなもんですね。

ただ、英語のように「GODを意味するので頻繁に使わないほうがいい…」とかそういう制約はありません。

景気づけにみんな多様してるね、感情が揺さぶられるときは特に!

 

「彼女、親戚に不幸があって…」

「アイゴー、可哀相に」

 

「韓国が金メダル10個だって!」

「アイゴー!すごいね!」

 

「ここから10キロ歩かなきゃならないよ」

「アイゴー、無理だよ」

 

こんな感じ。

独り言でも「よいしょ」「やれやれ」「あらら」「ひゃー」みたいなのは全部「アイゴー」でOK。

 

でもなんか韓国人のDNAを表す言葉って感じがするので、私が「アイゴー」とかいうと、ちょっと面白いって言ってた。

かなり流暢じゃないと文章に溶け込まないのかも…。

 

韓国語の相づちまとめ!キリがない…

いろいろ思いついた順に紹介しましたが、

 
キリがない!!!
 

他にもまだまだありますよ、でも信じられないくらい記事が長くなりそうなので一旦終わる…。

 

まだまだ韓国語でペラペラ会話するのは難しい…それは痛いほどよくわかる!

でも会話にあった相づちを打つことだけだったら、意外と難しくないので、ぜひお試しあれ!

 

ただ、相手の気分が良くなって会話が終わらない可能性もあるけどね…。

 

 

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