
2018年9月
こんにちは!たびなすびのちかです。
ドリアン…果物の王様とか言われてるけど、これまでの人生であまり関わりのなかった彼。
だけど最近、ホワン…、ホワホワン(匂い)、日本のコンビニレベルで遭遇するんです、ペナン島に住んでるもので。
マレーシアは常夏の南国ですからね、そういったトロピカル系がいっぱい。対極の女王と呼ばれるマンゴスチンもたらふく食べてるし、マンゴー、パパイヤ、ランブータンとかね、よく買ってる。美味しいからね!
なのに、なぜかドリアンには全く手が伸びない不思議⋯色んな意見を聞きますからね、彼に関しては。
- 匂いは地獄、味は天国
- 罰ゲームでも食べたくない
- ドリアン食べるためにペナンに里帰りしてるようなもん
とか賛否両論の極みみたいに!
まあ、でもホワホワン…の匂いで「別に無理に食べなくても良い」と判断したので、うまくかわして一年が過ぎていったのですが…。
マレーシアではペナン島がドリアンの名産地
ある日のこと。友人と夕食会。
という神の思し召し(ノリの良い友人のおかげ)で、ドリアンツアーに行くことになったのです…。
全然気乗りしませんでしたが、結果、友人には感謝ですよ。相手が乗り気じゃないイベントを「新しい体験だぜイエイ!」とノリノリで車まで出して連れてってくれたのですから…。しかも、友人は今年5回目とか言ってた…。
ペナンで美味しいドリアンが食べられる場所
今回、友人が連れて行ってくれたのが、バリプラウ(島の西側)の道路沿いにあるお店。屋台みたいな感じ。

トロピカルフルーツファームの看板があったから、その近くかな?友人が店主のおじさんの電話番号を持っていて、「今日やってる?」とか聞くらしい。雨がひどいと店を閉めたりするから。
【バリプラウ(Balik Pulau)】ペナン西側でのどかな田舎の東南アジア感を満喫しよう!
友人は「ペナンではここが一番!」と言ってたけど、人それぞれ行きつけのお店があるみたいです。ここ(島の西側)まで行かなくても、旬の時期にはペナン島中のいたるところに簡易ドリアン屋台ができ、どこでも手に入れることが可能。
ただ、タクシーやバス、ホテルは持ち込み禁止だったり、そうじゃなくても嫌がられたりするので、自分の車や家じゃない場合はその場で食べちゃったほうがいいでしょう…。
すました顔で乗ろうとしても、「ん?ドリアン持ってるでしょう!?」一瞬でバレる。皆、匂いで分かるって!そうだと思う。たまにコンドミニアムの廊下からも物凄い匂いが漂ってくるもん。
※ 旬は5〜7月とか言われますが、その年によって長くなったり短くなったりするみたい。私たちが訪れたのは6月末。
その日のドリアンの注文方法
とうとう着いてしまった…。ドリアン屋台に…。当たり前なんですけど、本当にドリアンしか無いわ、この屋台。

張り切る友人を見て、なんか私も楽しくなってきた!
グループ構成は、私達夫婦、友人夫婦、友人Bの5人。
友人の奥さん曰く、「銘柄を指定するより、今日のおすすめを聞いて食べたほうが良い」とのこと。
で⋯来たよ。おすすめドリアン!!
ドリアンの匂いは玉ねぎのような…?
目の前に差し出され、口に入れなきゃならない状態にっ!覚悟を決めて、パクっ…。玉ねぎ!?ん?うん!マジで玉ねぎだわ。いろんな例えを聞いてきたけど、もはや生の玉ねぎにしか感じられない。

またも差し出された、ドリアン…。パクっ。はい、玉ねぎ。
Oh、強めの玉ねぎ臭…
ところが!!
バクバク。パクパク。友人Bがドリアンにドハマリ。
夫とほぼ同時に叫んだんですけど⋯Bの意見が採用されました。
ガーン、いらないいらないいらない…友人の奥さん、私へのワンコドリアンがすごい。でも、きっとそれも彼女なりのおもてなし…。
もう口の前にあるから食べざるを得ない。
パクっ…食べた!偉い私。褒めたい。でも、飲み込めない…でもここで吐き出すわけには行かない、ああ、涙出てきた…でも、これがラストドリアン、頑張れ私、ゴクリ…飲んだ⋯
そして、ドリアンツアーが幕を閉じたのであった…
ドリアンは美味しいのかまずいのか
この日食べたドリアンは、
- Centiped
- Kunyit
- Conpu
- 604

5人でドリアン4個、一人あたり約1個弱。多くない?私頑張ったよね?
最後の方は玉ねぎ臭で倒れそうになりながらも、友人夫婦と友人Bがドリアン大好きなので、頑張って大否定はしないように…。私には種類の違いは、味の濃さに感じられました。
濃さっていうか、玉ねぎがディープに発酵してるか、ソフトに発酵してるか、その違いみたいな。(例えです)一番最初のCentipedと604が、食べやすかったかな。ねっとり系はちょっと無理。
他の友人にも聞いてみたら、高価なものほど味が強いから、初心者はわざわざ高いの食べないほうがいいと言ってた。
ドリアンの価格
4種=4個丸ごとで、105リンギット(約2800円)でした!マレーシアの物価で考えれば結構高価なフルーツだけど、ペナン外からくるとお得なんだって!
ドリアン食後はビールと飲んじゃダメらしい
「都市伝説だよー」という人もいますが、ドリアンはアルコールと胃の中で混ざると発酵するので、食べた当日のお酒はやめたほうがいいです。
普段は呑気なマレーシア人だけど、誰に聞いても、「絶対やめたほうがいい」と真顔で言ってたので信用します。
たまに、「死ぬよ…」と、いう人もいるので、試してみるとかそういう気持ちにはまるでなれない!
やめましょう!!
再びドリアンを食べたいかと言われたら
進んでは食べたくないかなー。一欠片なら食べられなくはない、でも、うーん、って感じ。「うわ!見るのも嗅ぐのも嫌!」ってほどじゃないですが、人生になくても全然構わないかもね。
ちょっと似てる気持ちとしては、薬味とかってちょっと食べればいいじゃない?でも、ボウル山盛りだと気持ち悪くなったりするものもありますね。その気持に似てる。
ただ、旬の時期はペナンのあちこちに「ドリアン食べ放題!」というのぼりも出てるのでね、好きな人はボウル何倍でもイケるんでしょうね。すごい⋯。
ということで、ドリアン初体験をさせてくれた友人夫婦に大感謝ということは、偽りない事実です!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?