2019年3月
こんにちは!たびなすびのちかです。
「マレーシアのペナン島に住み始めてまる2年…。病気一つせず、元気もりもりで毎日暮らしてますよ!!」…と言いたいところですが、結構、病院行ってます。
年の頃は夫婦揃ってアラフォー。まあ、若くはないけどさ、高齢でもない…。
これでも2年で何度かは病院(クリニック)にお世話になったので、退職後の方や、お子さんをお持ちの方はもっと気になるんじゃないですか、マレーシアの病院事情!
とはいえ、マレーシアの医療事情専門家でもなく、システムもよくわかってません。なので、「私たちが経験した範囲内で、こんな病院(クリニック)はこうだったよ」という体験談をまとめてみます!
私達が行ったクリニック・病院・歯医者は全て私立

私…耳鼻科・皮膚科・歯医者(2ヶ所)
夫…内科・総合病院・歯医者(2ヶ所)
に行きましたが、全て私立(プライベート)です。
マレーシアには公立(パブリック)のクリニックや総合病院もあり、マレーシア人は無料、外国人も私立より安い値段で診察が受けられるそう。
マレーシア人に聞いても、パブリックだからといって、腕が悪いわけではないし、評判の良いお医者さんもいるとのこと。
「じゃあ、なんでわざわざ私立に行くのか?」
といえば、公立病院は・・・超混んでるらしいから。早朝(6時とか)に行って整理券をもらうために並ばないと、まずその日に診察が受けられるか怪しいと…。
また、マレーシアには外国人労働者がめちゃくちゃ多く、その人たちも公立の病院を目指すため、ものすごい混雑するのは想像できます。(彼らの仕事は危ないことが多いから)
そもそも病気のときにそんな気力はないし、周りが皆私立にしか行かないので、必然的に私立だけになっちゃいました。
もし公立の病院についてもっと知りたければ、実際に行ったことがある方に聞いたほうがいいです!(もしかして私の又聞き情報も間違ってるかもしれないし)
ということで、以下はマレーシアの私立病院の費用!
マレーシアのクリニックの費用
耳鼻科
@Minden Ear Nose & Throat Clinic & Advanced Hearing Care Centre(地図)
170リンギット(約4500円)
ダイビング中に耳から空気が出る、という摩訶不思議な事が起こり、訪れたペナンの耳鼻科。雰囲気は昭和の町医者。私立といえども、ペナンのクリニックはみんなこんな感じです。
インド系のお医者さんで、診察内容は、問診→肉眼で診察→顕微鏡で診察→点耳薬を処方
ペナンではいつも病院(クリニック)内で薬ももらえて、支払いは一緒。
詳しい診察記事はこちら!
【ダイビング中に耳抜き失敗】マレーシアの耳鼻科クリニックに行ってみたよ!【ペナン島】
皮膚科
@Lim Skin Specialist Clinic(地図)
260リンギット(約7100円)
グーグルマップでは評判が二つに分かれてたので、最初別の皮膚科に行ったものの閉まってて、近いし…と来院。そしたら、めっっっっちゃ混んでる!狭い院内に50人くらい待ってた…。相当有名みたいですね。
「超待ちそうだなー、どうしようかなー」と思ったものの、他の皮膚科を探すのも面倒なので、一日潰れたと思って受付しました。でも、2時間弱で全て終了。意外と回転早いみたいね〜。
私は家事洗剤などの化学薬品のせいで、万年手が荒れてるんですが、悪化したため薬をもらいに来ました。プラス、運動でよく汗をかくせいか、身体や首、顎などの肌荒れも目立つように。
先生は馴れたもんで、「手と体の方はウイルスが別、手は完治することがないからゴム製品にはなるべく触らないようにね〜」と、塗り薬2種と、悪化した際の飲み薬を処方してくれました。
ただ、ここは支払いは現金のみで、私の財布には280リンギットしかないっ!!!「どのくらいかかるんだろう…」と、皆の支払いをチラチラ見てたら、300リンギット、400リンギット、500リンギット⋯。
「めっちゃ高いじゃん…」と、戦々恐々としてた…。
ま、結局、私は、260リンギットで持っていた現金でギリギリ払えたと…。
で、手荒れの方なんだけど、すっごい調子いいっっ!!!高くて待つけどこんなに良くなるなら、再訪決定。

内科
@Klinik Permai(地図)
130リンギット(約3550円)
よし(夫)のデング熱が判明する血液検査をしてくれたクリニック。
問診→血液検査→数時間後の結果連絡→紹介状という流れ。結局、デング熱で入院したので、この費用は保険で賄われました。
詳しい診察記事はこちら!
▶実録デング熱①|マレーシア在住2年目に突然の高熱!デング熱の初期症状と診断までの記録
マレーシアの歯医者費用
2年で2軒の歯医者さんに行きました。
@SmileBay Dental Surgery /Tanjung Tokong(地図)
私…230リンギット(約6300円)
- スケーリング&研磨:100リンギット
- 治療 :130リンギット
夫…280リンギット(約7700円)
- スケーリング&研磨 :100リンギット
- ステイン除去 :60リンギット
- 治療:120リンギット
@Wong & Sim Dental Clinic (Pulau Tikus)(地図)
私…200リンギット(約5500円)
- 詰め物直し:110リンギット
- スケーリング&研磨:90リンギット
夫⋯3万円ぐらい(記憶曖昧)
- 根管治療
私は『Wong & Sim Dental Clinic』のほうがしっくり来たかな。『SmileBay Dental Surgery』は奥歯を治療したんですが、その後治療した箇所で硬いものを噛むと違和感があり…。
もうちょっとしっかり詰めなきゃいけなかったんじゃ?(素人考えだけど)
もう一度診てもらっても「うーん問題ないけど?」と言われたので、しばらく様子をみることにしたんだけど…。
『Wong & Sim Dental Clinic』はよしが先に通ってて「いいよ」というので、詰め物が取れたときに行ってみました。
治療後も奥歯のような違和感はないので、何かあったらこっちにしようかなと思ってます。
でも、担当の歯科医によって違うかも。少し期間をおいて、同じ歯医者に行くと、先生が変わっていたり、前にいた先生はもういなかったり⋯するので、注意してください。

一軒目の歯医者さんのレビュー記事はこちら!
▶【マレーシア生活】ペナンで初歯医者に行ってきた!スケーリング&治療で約6000円だったよ
マレーシアの総合病院費用
入院費用
@LohGuanLye Specialists Centre(地図)
3,075リンギット(約84,000円)
よしのデング熱5泊6日の費用。但し、病院食は食べなかった(持参可だった)ので、ちょっと安くなってるはず。
ツインルームで一日のベッド代が120リンギットでした。入院費用は民間保険に入ってたので、全額適用。
通院費用
126リンギット(約3400円)
これも同じくローガンライ病院。デング熱で退院後の血液検査費用。
退院時に「月曜日の午前中に来てね」と指示されたにもかかわらず、4時間待ち…。この日が特別だったかもしれないけど、私立でこうだから公立だったら…。日が暮れそう。
ちなみにこれもデング熱関連なので、保険適用で無料に。
デング熱に関する費用の詳細記事はこちら!
▶マレーシアでデング熱入院!総額はいくら?実体験から保険の重要性も解説
マレーシア・ペナン生活での医療費まとめ
マレーシアと一括りに言っても、住んでいる場所によっても違うと思います!
あとは、私立病院は「病院」で選ぶというよりも、「ドクター」で選ぶ人が多いような気がしました。「(病名)なら、どこどこのDr.◯◯がいい」そんな話をマレーシア人の友人たちはよく話しています。
なので、ここでは私たちが通院した病院やクリニックを挙げましたが、どこのどのドクターがいいのかをよく調べてから行ったほうがいいかも。
とりあえず、かかった医療費の紹介として、私たちの2年のペナン生活ではこんな感じだったよ、というまとめでした。
同じ症状でも「病院に行く」「行かない」は人によってだいぶ違いますね〜。
私は比較的『すぐ行く派』です。日本で育ったので、医療費を気にせずに子供の頃から病院に通ってたし(アトピーとか鼻炎などの持病もあった)、マレーシアに来る前に10年以上住んでた韓国はもっとすごくて、「同じ症状でずっと生活してると怒られる」という雰囲気だったから、調子が悪くなったら即効で皆病院へ行く!!!
どういうことか、というと、風邪とかって自然治癒するから一週間くらいほっとくとするじゃん?
すると「早く病院行って注射か点滴打ってこい!行かないからいつまでも風邪引いてるんだ!!」と言われる。あ、でも怒るだけじゃなくて、「さあ!乗れ!!」と、ちゃんと真っ昼間でも車で病院に送ってくれたりと優しいんですよ。(さり気なくフォロー)
韓国ドラマ思い出してみて…、強引な人優しさの人、多いでしょ…。
しかも、韓国も国民皆保険で、初診料もないので医療費メチャ安なんです。だからコンビニに行くように病院へ行ってた、と…。
マレーシアに来たからっていきなり我慢できない!!ということで、結構病院へ行きがちな私たち、これからも随時更新してきます〜。
でも、高いんだよな⋯本当に。なので、病院に頼らなくてもいいように健康管理しっかりしなきゃです。海外在住者はビザの次にそれが一番重要かも。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?