マレーシア生活

【実録デング熱①】マレーシア2年めで感染!発症から血液検査の陽性が出るまで

こんにちは!たびなすびのちかです。

他の記事やSNSでちょいちょい発言してるので、もう知ってる方も多いかもしれませんが、

マレーシアのペナン島在住2年、

とうとう、

 

デング熱に感染しちゃいました!!!

 

よし(夫)がね。

超可哀想だった!!!

 

1月末くらいだから、1ヶ月以上前の話か。

結局発症から完治宣言までは2週間、しかしその後後遺症(軽いやつね)が、って感じで今過ごしてます。

南国特有の病気なので、引っ越しを考えてる方などは

 

「うわ〜〜っ!デング熱ってやばくない?ってか罹ったら人間どうなっちゃうわけ!?」

 

と興味津々だと思うので(私ならそうだね)、「実録っ!よしの体験談!」を

 

なぜか私目線でお届けします。

 

長いので、3ページに分けてお送りします!

ヨロピク!

【目次】

 

デング熱発症まで

その日はランチ、夕食共に予定が入っていました。

 

ランチでは楽しく会食し、私は一旦家へ、よしは、写真を撮りたいとのことで、街中へ行くと。

夕食の約束まで何回かLINEで、

「ちょっと疲れたから休む…」

と(ん?)と思う箇所もあったんだけど、あまり気にしませんでした。

 

が…

夕食の待ち合わせに現れたよし、なんか浮かない顔。

 

私「どうしたの?」

夫「んー、なんか超疲れてて、ゲストハウスのドミトリー1泊分払って昼寝してきた。」

よし
よし
ちなみに、家からゲストハウスまでは車で15分の距離。15分間、車に揺られるのすら耐えられそうになかったので、目の前にあったゲストハウスに駆け込みました。夕食の約束もあったので、ゲストハウスでは数時間の仮眠だけをとり、宿泊せずにチェックアウトしたんですが・・・そしたら、ゲストハウスオーナーに『なんでそんなもったいないことするんだ〜!お金がもったいないじゃないか〜』と怒られ、『よ〜し、もう君はいつでもフリーシャワーだ。ジョージタウン歩いていて、暑くてシャワー浴びたくなったら、いつでもおいで。タイルは無料で貸すから』と言ってくれました。

私「ええ、大丈夫!?」

夫「わかんない」

私「わかんない!?!?よしが!?」

 

なぜこんなに驚いてるかというと、よしって結構辛さに強いんですよ。

だってね、

 

胆石の発作ですら顔をしかめただけ

 

っていう…。

 

こういう場面では、一旦「大丈夫」と言いがちなよしが、「わかんない」とは相当悪いんじゃ…心配…。

と気になったもの、友達とのおしゃべりが始まると夢中になる私。

 

そして1時間ほどが過ぎた頃…

 

夫「やっぱやばいかも、俺帰るわ。」

 

よしがやばいって言った…。レアケース…。

 

私「ええええええええ、それマジなやつ」

夫「そうだよ…」

私「大丈夫!?帰ろう帰ろう!」

 

試しにおでこと首を触ってみたら、

 

アッツアツ!!!

 

お湯沸かした後のケトル並みっ!(それ死ぬレベル)

多分今考えると40度近くあったと思いますね。

 

その日はまっすぐに家に帰り、よし全体を冷やしながら寝てもらいました。

よし
よし
寝たいのに、身体中痛くて、寝返りすら打てないというツラさ・・・。

 

この時点で、私は絶対にインフルだと思ったんだよね。

だから、心配しつつも

「うつったらやばっ…」

と息の調節とか密かにしてたんだ…。

 

クリニックでデング熱と判明

翌朝。

「よしー、どうー?」

と話しかけるも、

「同じ…」

と蚊の鳴くような声。

 

…はっ!!

『蚊の鳴くような声』とは!!!

ここから蚊の猛威が奮ってたのか!?(こじつけ)

 

私はここでもインフルだと思ってるので、診察してもらってタミフル的なものを飲んだほうがよい、と提案。

しんどいよしに異論があるわけもなく、クリニックへ向かう…。

 

↓ちなみに行ったのはここ

 

名前を呼ばれ、診察室に。

 

夫「実は昨日から高熱があって、全然下がらないんです」

医「そうですね、今計ったら39度以上あります…、あれ…?」

夫「…?」

医「それはいつも出てます?」

夫「それとは?」

 

医「腕の、赤い掻き傷のようなもの」

 

夫「あっ、いえ…いつもはありません。」

よし
よし
高熱で身体が痒くなり、ボリボリ掻いていたので、そのせいかと思っていました。

医「そうですか…もしかすると…

 

デング熱かもしれませんね。」

 

夫「えっ」

私「えっ」

医「はい」

私「えええええええ!先生、インフルじゃないんですか?」

医「その可能性は少ないです、高熱以外、全く症状がないですし」

夫「デング…」

医「血液検査をしてみることをお勧めしますが、よしさんの判断です。どうしますか?」

夫「それはもう、お願いします。」

医「但し、検査は病院に出すので、結果が出るまで数時間かかります。電話でお知らせするので自宅で待機してください。」

夫「わかりました…」

 

…え、デング熱!?

全く考えもしなかったけど、ええええ!

 

「もし、デング熱だった場合、紹介状を出すので病院に行って詳しく検査してくださいね。実はデング熱は特効薬がないので家で静養する人もいるんですけど、病院に行ったほうが悪化したときに対処してくれます。

もしデング熱じゃなかったら、風邪薬を出しますので戻ってきてくださいね。」

 

と先生。

まあ、今となってはこの意味が心にしみるけど、このときはまだ「ん?特効薬がない?病院行かない人もいる?ん?」とよく飲み込めなかったんだよなー。

でも、まさかデング熱ではないだろうと、なぜか思ってて、半分聞き流してたら…、

 

ー4時間後ー

トゥルルルル

 

夫「はい、はい、よしです。」

 

かかってきた!!

 

夫「はい…、あ、はい…、じゃあ、どうすれば…あ、はい、わかりました。ありがとうございます…」

 

カチャ(切る)

 

私「どどどどどうだった?!」

 

夫「デング陽性ーーーー」

 

私「NOーーーーー!!!」

 

今ここで、デング熱に決定しました!!!

マジか。

とりあえず紹介状を取りに行かなければならないので、私だけクリニックへ。

 

私「先生〜〜」

医「OH…、デング熱だったね」(あちゃー顔)

私「先生、病院に行っても薬ないっていいましたけど、今日行ったほうがいいんですかね(もう夕方)、それとも明日でもいい?」

医「今日行ったら?保険は入ってる?」

私「はい、一応」

医「じゃあ、行きなさい。早いほうがいいから。」

私「わかりましたー。」

医「政府に報告しておくからね!」(デング熱は報告義務あり)

 

ということで、家に帰り一応の入院準備をして病院へ向かうことに。

そして、すり足レベルでしか歩けないよし…。

 

大丈夫かーーーーー!!!!

 

②につづく